東京五輪はコンパクトに

月は東に日は西に

 夕方、わかちゃんを送って行く時の景色である。西の空には太陽が沈むところである。
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一条の光が真上に向かっている。
 そして、東の空にはほぼ満月の月が上がった。その月を横切って一本の飛行機雲が向かっている。
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午後7時ちょっと前。


昨日(6月29日)の朝日歌壇に載った短歌から

  三人の憲法学者がNOと言う積木のごとく崩るる予感
                        名古屋市 諏訪兼位さん
  竹槍で藁人形を突きていしB29が来たるその日も
                        所沢市 風谷 蛍さん
  70年「戦後」と呼んで来た月日ずうっとずっと「戦後」がいいよ
                        つくば市 土井桂子さん
  粛粛とお上のお達しこの後は政府批判の歌は載せるな
                        市川市 渋谷雅子さん
選者の永田和宏さんが「安保法案への強い危機感。最後のブラックジョークが朝日歌壇の現実にならないことを!」と「評」を寄せている。
 その通りですね。このままだと、いずれ自己規制があり公の検閲が厳しくなり言論の自由はなくなる可能性がある。そんな「風」が吹いている。

    権力を握る与党が「言論の自由」と言うは弾圧の意味か



正気の沙汰ではない

 なんとまぁ正気の沙汰ではないことが続くことか。まずは自民党の議員たちによるマスコミ弾圧発言。
 もしも、彼らが私人ならばボクがここに書くようにある程度は好き勝手言っていいかもしれない。しかし、少なくても権力側にいる人間が「新聞社をつぶす」とか「広告を出さないようにすればいい」などと言ってはダメだろう。先日も書いたが、そんな与党政治家はアウトだ。と、思っていたら今日もその当事者が同じことを言って反論したらしい。まったくなぁ。

 今回は正気の沙汰ではないもう一つのこと。東京五輪の国立競技場について書いておきたい。
 昨日、決定したと言う東京五輪新国立競技場建設費が2520億円だって。それは誰が出すのか。国民の税金と博打の売り上げから出そうとしているようだ。
 先日のラジオで、どなただったか忘れたが東京五輪の新国立競技場の建設問題は正気の沙汰ではないと怒りのコメントを話していた。
 そして、2500億とか3000億などは自分たちの想像もできないくらいの巨額の金額である。だからスケールダウンして一つの家庭内での話に置き換えて考えてみようと言うことで次のように話していた。話の内容のあらましを書いてみる。

題して「ある家庭のサッカーシューズ問題」

 ある家庭のサッカー少年が16万円のサッカーシューズを欲しいと言い始めた。ところがその家にはサッカー小僧の高額なシューズを買うような余裕はない。
 でも、サッカー小僧はお母さんから5万円をもらう約束をしているから買えるだろうと言うのだ。
 そこでお父さんがお母さんに
「5万円を出すのか?」
と、聞いたら
「知らない」
それじゃあ16万円の靴は買えない。サッカー小僧は困ってしまった。
 その話を聞いた近所の人がアドバイスをした。
「少し古いがとても良い靴があるだろう。それを修理しながら使えば充分パフォーマンスできるだろう」
と、言ったらサッカー小僧は
「もう捨ててしまったよ」
と、言う。よほど新しいシューズか欲しいらしい。
 すると、小僧はあろうことかシューズに金ぴかの靴紐をつけたいと言い始めた。そうすると30万円になるのだが何としても欲しいと駄々をこねる。
 しかし、周りにそりゃあいくらなんでもダメだろうということを言われた小僧は、それじゃあと妥協して少し小さいが20万円の靴にすると言い始めた。
 そんな家庭内のゴタゴタが続いているうちに時間はどんどん経過していった。ところが16万円のサッカーシューズは値段がつり上がり金ぴかの靴ひもをつけなくても25万2千円になってしまった。
 家には相変わらず余裕がない。お母さんもさっぱり協力してくれない。でも、25万2千円のシューズは欲しい。

 そのシューズを買っても試合が終わったら使い道がないことはわかっている。修理費や保存費用はとんでもないくらいの高額になる。まして捨てるにも棄てようがない。

 そんなところにジャイアンが、その靴が欲しいという噂が飛び込んできた。このいじめっ子は何だか最近さえない。その原因がどうも靴に原因があり疲れが来てうまく動けない。その高いシューズだったら疲れもなく、しかも中古で安く譲り受けて使おうという魂胆かもしれない。
 そんな噂話を聞いたお父さんはそのシューズを買ってあげるけれど、試合が終わったら息子から別の人に渡そうかなぁと思っているようでもある。責任感がまったく感じられない人任せの話だ。
 いずれにしてもサッカーシューズ問題でシッチャカメッチャカの家庭状態である。

 ここまで書いて突然現実に戻ってギリシャの借金額を思い出した2500億円と言っていたようだ。つまり、建設しようとしている新国立競技場の費用があればギリシャは、もしかして救うことができるのかなぁと思った。それだけの高い高い金額を一つの施設にかけようとしている。
 正気の沙汰ではないと言える金額を投入するのだ。こうなったら安倍首相がウソを言ってオリンピックは誘致したのでやりませんと返上するか、もし実施するならばコンパクトな大会にすべきだ。見栄をはる必要は無いのである。
 でも、栄誉欲を満足させるために一握りのMORIとかABEとかSIMOnantokaと言う人たちは巨額の金を投じるだろう。東京五輪が終わったら後は野となれ山となれの知らんふりを決め込むことは間違いない。と、思う。


広島がYGに逆転負けしちゃった。黒田を見殺しにしたような気がしてならない。まったく、我が社のK君の高笑いを聞きたくないなぁ。明日は会社を休もうかな。
そうも言ってられない。今日もブチブチと書いてしまったが本日のブログはこれにて終了です。

奇蹟の甲子園球児

野菜をいただく

 新しい勤務先の近くに友人のSHOさんがいる。SHOさんは野菜作り名人をめざして研鑽の日々である。何しろ小型のトラクターを導入して本格的に畑作りにトライするくらいだ。そのトラクターが搬入された時にボクはたまたま彼と会って話をしていた。底に届いたのである。彼はニコニコと
「秘密兵器ですよ」
と、一言。野菜にかける情熱が伝わる。なお、彼の野菜作りのブログは「野菜作りに挑戦」です。野菜とのふれあいが伝わってきます。

本日、その成果の野菜をたくさんいただいた。
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 写真はいただいた野菜の一部です。写真を撮ろうと思って玄関に置いて、わかちゃんのバイクの組み立てをしていたら(後段にに記載しています)家人が調理をすると言うことで持ち去ったのであります。
 ゴチになります。


『甲子園100年物語 輝いた東北の男たち 苦難乗り越え編』

 日刊スポーツの東北版に『甲子園100年物語』として東北地区で活躍した高校球児たちの物語が掲載されている。
 2015.6.26日付には連載56回目として『修学旅行の列車から転落意識不明の重体から数ヶ月』1963年のセンバツに出場した大曲農業高校投手高橋茂君の記事が載った。
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 大農は秋の東北大会で優勝してから修学旅行に出かけた。その帰り道。浜名湖の鉄橋上で茂君は汽車のデッキから落ちてしまったのである。頭蓋骨骨折、脳内出血などなど・・・瀕死の重傷、いや重体だった。その彼が数ヶ月後には甲子園のマウンドに立ったのである。

 高橋茂君とは中学のクラスメート。もちろん今でも親友である。今までもブログに書いたことがあると思うが彼から学んだことは一つは誠実であれということだ。
 もう一つはレギュラーになれないかもしれない下積みの部員たちをしっかり見てくれ。と、言うことだった。彼はそんな下積みの可能性があった選手だった(可能性がある)。
 そんな彼を当時の指導者がレギュラーばかりではなく多くの部員たちに目を配り機会あるごとに練習試合などで使ってくれたと話してくれた。その時のために練習に一生懸命に取り組んでしたら次第に力がついてきたというのだ。彼から聞いたこの2点はボクが野球部(野球部以外でも)に関係した時の指導の際に大きなヒントになったのである。

 新聞記事を読みながら人柄って大切だよなぁとつくづく思った。なぁ、茂。


ジジバカは我が家のわかちゃんのためにストライダーバイクをポチってやった。本日、届いて早速組み立てて試乗してもらった。これまでよりも一回り大きく、もう少し成長すればペダルなどがついて普通の小さな自転車に変身する優れものだ。
実はとわちゃんがこれと同じタイプで今はスイスイと自転車を乗り回している。
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ブレーキもついているので両脚でストップしなくても結構楽に止まることができる。身長がもう五㎝伸びたらペダルをつけることができるとジジバカは思っている。

本日のブログはこれにて終了です。

   漢検で「あせる」の書き取りど忘れし「汗る?」「あ・せ・る」と焦ってもダメ

映画『愛を積むひと』

 今日はちょいと頼まれて秋田市にぎわい交流館AU(これで「あう」と読むらしい。エーユーでいいとおもうが・・・)で開催された会議のスライドショーの映写技師(?)として出かけた。
 iPadやプロジェクターを動かしてボクの実働時間は約30分。帰りの午後3時までの約3時間半は自由時間。秋田市内で自由時間を与えられてもやることがない。パチンコは嫌だし、かと言って秋田市内で読書も面倒だ。結局は駅前のアルヴェの映画館にテクテク歩いて行くことにした。散歩にもちょうど良い距離だ。

 映画館に着いて上映中の映画をチェック。結局『愛を積むひと』を見ることにしてチケット購入。
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シニア料金で入場できるとのことだったので年齢を言ったら証明するものがありますか?と訪ねる。ンッ?この顔と頭でわかるんじゃないのとカウンターのお姉ちゃんに訊いたら一応決まりですからと言う。それじゃあと免許証を出す。で、1100円の入場料である。
 上映時間まで30分ほどあったのでラーメンでも食って腹ごしらえをしよう。と、ラーメン屋に入った。カウンターに座ってメニューを見てネギラーメンだなぁと思い店員さんに
「ネギラーメン」
と、注文したら
「あたたかいのですか冷たいのですか」
なるほど冷やしもあるのかと思い
「冷たいので」
これが大失敗だったのである。
 ハイ、お待ちどおさま。届いたネギがたっぷりの冷やしネギラーメンを見てウームとうなった。ネギラーメンは熱いものならばトッピングされた大量のネギが軽く生煮え状態になって甘みが出る。ところがである。冷やの場合はネギは生そのものだから辛いの辛くないの・・・・。
 ラーメンを味わうなんて楽しみはない。大量のネギとの戦いであった。なんとまぁ。

 映画『愛を積むひと』である。普段のボクなら「愛」がつくような背中がかゆくなるようなタイトルの映画は観ないだろう。でも、今日は行き当たりばったりの映画鑑賞。見終わった後には「良い映画を観たなぁ」と思ったのである。淀川長治さんではないが「映画って本当にいいものです」を実感した。

 東京から北海道に移り住んだ夫婦の物語。新しい家に移り住んだ二人は家の周囲に「石塀」を作り始める。この「石を積む」ことが人生を積み重ねること。人と人のふれあいを積み重ねることにつながってゆく。
 石塀は違う形の石がたくさん組み合わされてできあがる。その大きさも形もバラバラな石がお互いを支えて完成される。どんな石でも役割がある、人と人とのつながりを表しているというのが石を「積む」愛を「積む」ということになるんだろう。正直に言えば映画の中で何度か涙を流してしまった。
 北海道の大自然を舞台に家族、地域、仲間、上下関係そして生きるとことの大切さが伝えられる。監督は『釣りバカ日誌』を何本か作った朝原雄三とのこと。「釣りバカ」では父親の三國連太郎、「愛を積むひと」では息子の佐藤浩市を起用して奥深い映画を提供してくれたと思う。
 そうそう挿入歌でナット・キング・コールの「スマイル」が流れた。主人公の佐藤浩市がナット・キング・コールのレコードをターンテーブルに置きスーッとカートリッジを置く。パチポチと微かなノイズとともに歌が聞こえてくる。アナログ感が何とも言えない。このレコードがなぜかけられたのかの由来もなかなかに洒落ている。

 と、言うわけで今回の日曜日は少し豊かな気持ちになったのであります。なお映画情報はこちら「愛を積むひと」をどうぞ。


昨夜は雄物川町の「酒呑童子」という居酒屋で文化祭の打ち上げ。飲んだなぁ。本物の酒呑童子になる始末。さらにボクが担当していた野球部2年生の保護者の方々も酒呑童子で会合をしていた。ついつい酒呑童子化していたボクは乱入してしまった。迷惑をかけてしまったなぁ。

これにて本日のブログは終了です。

    脳漿を極限一杯揺らしつつ期末テストの答よ出てこい

頭の中身

 自民党の安倍親衛隊や百田何とかと言う人のことは今朝の新聞などで結構たたかれている。それで済ませてはダメだと思う。でも、本日は話題を変えて・・・・。

 文化祭があった。缶バッジを作って販売するというコーナーを依頼されたので出かけた。秋田は今朝から本当に久しぶりの雨。これはこれで良かったのである。何しろ、南外ダムの貯水量が1%だと昨夜の地元のテレビニュースで流れていた。水不足は深刻な状態になっている。
 しかし、人が集まるような文化祭などは雨の影響は大きい。と、思いながら出発。それほど大雨にもならず小降り傾向。まぁまぁの人出かなぁ。でも、例年ほどお客さんも来ない。
 よしっ展示ブースを一回りしてみよう。一生懸命に子どもたちが展示したブースを見て歩いた。
 図書委員会の古本市にゆく。岩波(ジュニア)新書に興味深い内容のタイトルがたくさな並んでいる。特に気になった新書を手に取った時の気持ちを書いておきたい。
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『疑似科学入門』
 だいたい人はエセ科学に騙されてしまう。もちろんボクも騙されやすい。今の安倍政権などはエセ社会科学なのかもしれない。エセ民主主義で軍国主義をひたかくそうとしている。エセに騙されてはいけないと思っている。
『人権読本』
 今の日本は人権が守られているだろうか。自民党の改憲案の漫画を見ると人権なんか考えていないように見える。どうなんだろう。まして、老人から高額の税金や介護保険をバンバン徴収しようとしているのだ。
『いかそう日本国憲法』
 政権は憲法違反の戦争法案を平然と通そうとしている。今、最も憲法を守らなければいけない首相たちが・・・・。日本国憲法が死にかけていると言ってもいいかもしれない。
『憲法読本』
 当然、安倍さんたちは読んでいるよなぁ。政権に文句を言うマスコミには広告を出さないように経団連に告げ口してよ。と、いう代議士たちは読んでいないだろうなぁ。もしかして安倍さんもポツダム宣言のように・・・。
『原発を考える50話』
 何が何でも原発再稼働を画策する政権。原発のリスクをもっと考えてくれよな。
『南方熊楠』
 粘菌の研究者という南方さん。どんな人だろう。
『写真は心で撮ろう』
 写真は難しい。うまく撮るなんで絶対に無理だ。「心」があればうまく撮れるんだろうか。
『悪役レスラーは笑う』
 すぐに思い出したのがグレート東郷、ブッチャー、(歯)ブラッシー・・・。必見の一冊である。
『悪あがきのすすめ』
 毎日毎日、安倍政権や自民党のゴリ押し政策に対して変だなぁ、ダメだなぁと考えている。ダメだダメだと悪あがきしている。でも、これを読めば悪あがきも悪くないかもしれない。もしかして悪あがきの例が違うかもしれないが・・・。調べてみよう。
『ミジンコはすごい』
 ミジンコと言えばジャズ界のスーパースター。ボクの好きな坂田明である。でもこの新書の著者は違う。花里さんと言う人だ。ミジンコはどのようにすごいのだろう。そう言えば大森町のジャズフェスティバルで坂田明を聴いたぞ。
『釣りに行こう』
 仲人と言えば親も同然のボク。仲人をしたUXNは最近さっぱり「釣りに行きませんか」と電話をよこさない。どうしたUXN元気かなぁ。
『1941年12月8日』
 太平洋戦争はここから始まった。奇襲攻撃というらしいが避けられなかったのか。今の日本はその頃に似ていると良く言われる。現在は少しはものが言える時代だ。でも、いつ言論統制があるかもしれない。軍靴の音が響かないうちに反対の声をあげなければ。
『四季のことば100話』
 語彙の少ないボク。素敵な言葉が安直に手に入るかもしれないなぁ。絶対に無理だが・・・。
 以上13冊ゲット。お値段650円也。

 結局は本のタイトルを見ているだけで頭の中身が見えてくるだなぁ。やはり文化祭ですね。

と、言うわけで本日のブログは終了です。一杯、飲みに出かけます。

   一夜漬け必死で詰めたはずなのに浮かんでこないタラリ冷や汗

言論とマスコミ弾圧だよなぁ

最後のステージ?

 この姿が学校祭で歌う最後の姿かもしれない。
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長い間、学校祭の時にステージで下手くそなギターをかきならして歌ったと言うよりも義太夫のようにうなっていた。
 落語の「寝床」を思い出す。

 義太夫が趣味の旦那。お店の従業員や長屋の住民に料理や酒付きで義太夫を聴かせようとするが、あまりのひどさに皆が逃げてしまう。それに怒った旦那は従業員は全員をクビに、長屋の住民には出てってくれと言い出す始末。
 その仲裁に番頭が出てきて何とか従業員や長屋の住民を集める。そして、いよいよ旦那の義太夫が始まる。酒肴をご馳走になって義太夫はさっぱり聴かずに酔っ払って皆が寝込んでしまう。
 それに気づいた旦那が怒り出すが、一人だけ従業員の小僧が涙を流している。
「オーオー、オレの義太夫の内容に感動しているのか」
とご機嫌に。すると小僧が
「旦那の義太夫をやっている床の間が私の寝床です」

同じだよなぁ。誰も聴きたくないボクの「うなり」を無理矢理聴かせる。
 ま、いいか。でも良かったなぁ。



傲慢自民党

 とうとう、ここまで来た。マスコミなどの弾圧発言が飛び出した。
 安倍晋三首相の応援団のような組織「憲法改正を推進する勉強会『文化芸術懇話会』」に招かれた百田尚樹氏が次のような発言をしたとのこと。
「沖縄の二つの新聞はつぶさないといけない。あってはいけないことだが、沖縄のどこかの島が中国に取られれば目を覚ますはずだ」
百田尚樹氏の弁解によれば「冗談だった」と言っているらしい。
 安倍首相の肝いりでNHKの経営委員だか何とかに就任した人がこんな思想であったことは知っていたが、ここまでバカなことを平気で言うとは・・・・。まぁ、百田氏は一般人だから口が滑ったとしても国会議員がこの発言に悪のりして次のような発言したとのこと。
「マスコミをこらしめるには広告料収入をなくせばいい。文化人が経団連に働き掛けてほしい」
「悪影響を与えている番組を発表し、そのスポンサーを列挙すればいい」
「(沖縄は)左翼勢力に完全に乗っ取られている。沖縄の世論のゆがみ方を正しい方向に持っていく」
報道や言論の自由に対する暴言そのものだ。まさに言論統制だ。完全にアウトだと思う。

 安倍晋三首相の応援団(かな)の自民党議員たちの考えていることは、ご本尊様の思考回路とほぼ同じと考えてもいいのではないだろうか。

 まったく戦前の状況になりつつあると言える。反対勢力で気にくわないものは難癖をつけて引っ張る。そして、抹殺する。そんな空気が漂ってきた。
 私的な会合での話題だったで済む問題ではない。フランスをはじめとして世界中のマスコミでは日本の危険なナショナリズムの台頭が報じられているという。
 強権的な思想や発言に日本の国民は結構敏感だと思う。そして、そんなにバカじゃない。今の傲慢な自民党の状態をしっかり見ている。これは間違いないことだ。

 それにしても今の自民党政権によるリベラルな人たちの抑え込み。リベラルなテーマの集会を開催させない。さらに言えば自民党内でのリベラルなグループの会合さえも中止せざるを得ない状態らしい。これじゃあ中国を笑うことはできない。アメリカ追随の自民党はまったく中国化しているのかもしれない。と、見えるのだが・・・・。
 また、自民党の議員たちは金さえ出せば記事の内容はいかようにも書き換えられると考えていることも露呈したような気がする。

 でも、百田発言から自民党のマスコミそして言論の弾圧発言。再度、書くが完全にアウトだなぁ。


我が社のK君。
「ブログのアップは野球の試合が終わってからでしょう」
と、言う。
「ンダ。YGファンの傷口に塩を塗り込むようなもんだべ」
「弱ってるすよ」
と、言うわけで本日はプロ野球が終わらないうちに(もしかしたら中止?)アップします。

信頼の度合い

病金魚

 我が家に訪ねてくる人が金魚の水槽をみると驚いて言う。
「この金魚の腹は大きいですね」
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おそらく病気である。でも、とても元気で泳ぎ回って餌もバンバン食う。気の毒で捨てることもできないのでしばらく飼うことにした。


安保国会を揺さぶる声

 今朝(2015.6.25付)の朝日新聞に『座標軸 安保国会を揺さぶる声』のコラムが掲載された。今回のブログは引用がほとんどだが、とても3校になる内容だった。

 国会は大幅な会期延長を余儀なくされた。圧倒的多数を握る政権にも安保関連法案は簡単に通せない。
 簡単に通せないように安保国会を揺さぶる声は議員たちの論戦だけではないと指摘している。デモや集会。学者たちの発言。地方の公聴会などなどから出る声だという。このような声をカウンターデモクラシーと呼ぶそうだ。選挙以外の回路を経た異議申し立ての声が影響を与えていると分析する。
 そして、とても興味深い大阪商業大学の研究所が集めたデータを引用している。それは職種によって信頼しているかどうかの割合である。
 「とても」あるいは「少し」信頼している度合いを次のように書いている。
 国会議員 25%弱
 学者・研究者 約65%
 自衛隊 70%
 裁判所 70%
 警察 70%
この割合は、あまり変動していなくて海外での調査も似たような傾向が見られるという。国会や政党はしばしば信頼度が最も低い部類に入ると指摘する。
 つまり、人々は自分が選んだ政治家より直接選んでいない専門家をもっと信頼している。その理由は党派制に染まっていない人たちの方が公正な判断や行動ができると思うからではないだろうか。と、分析している。
 そう言えば秋田県民が選んだ自民党議員はどんなふうに考えてるんだろう。まったく声が届いてこない。ボクは信頼するかどうかを尋ねられたら「NO」と言うだろうなぁ。

 コラムではさらに、政治家(政府や与党)は自分たちの信頼度の低さをわかっているのではないか。だから参考人や有識者として大学人を国会に呼んで議論に加えて党派制を薄めようとしたと述べる。
 ところが自分たちが呼んだ学者にさえ「違憲」と断じられた。で、政府や与党は大慌ての構図になった。
そこで出た発言が
「学者の意見に従って戦後の行政、政治がおこなわれていたら、日本はとんでもないことになっていた」と、学者を愚者扱いにしたという。さらに与党内では参考人の「人選ミス」が問題になる。

 このようなことが、あぶりだしたのは「政治を独占しようとする今の政権の姿勢」だと分析する。学者の意見もデモの声も沖縄県民大会の声もちゃんと受け止めない。一票の不平等の是正を求める司法にも耳を傾けない。

 たしかに選挙の洗礼は受けている。「だが、代表制民主主義とは、何年かに一度投票所に行ったら、あとはおうちに帰っておとなしくしている、という制度ではない」とのフランスの学者の声をひいている。さらに「選挙以外での声は代表制のもう一つの構成要素。代表する者たちは、代表される人たちに完全にとって代わることはできない。選挙と選挙の間のデモや請願の声は騒音ではない」
 選挙以外の声の価値をおとしめても、議会や政府の権威は高まりはしない。むしろ人々の政治不信がさらに深まるだろう。と、結んでいる。

 とても納得のできる内容だった。そして、必ずデモあるいは集会に行って声を出そうとあらためて勇気をおぼえる内容だった。


介護保険の未収問題

 274億円が未収とのこと。高齢の滞納者にペナルティーとして自己負担3倍を課すという。ひどい話だ。ボクは高額な介護保険料を強制的に収めさせられている。あまりの高額に目まいがするくらい金額が高い。
 バカヤローと言いたい。いや、言っている。
 東京五輪の新国立競技場に2500億も使うという。いや、3000億に膨らむという予想もある。そんなことに金を使うなら介護保険料に使え。

 今日わかったことだが(以前からわかっていたことなんですが)国会でフクシマ原発事故の放射線の影響が東京でもあったと発言があったとのこと。それを安倍晋三首相が「フクシマは完全にアンダーコントロール」だとか「東京はまったく問題がありません」だとかの大嘘をこいて東京五輪を誘致したことになる。
 一部の何人かの政治家の自己満足のために巨額の税金を投入する東京五輪。こんな構図が見え見えだ。今からでもいい。返上しろと言いたい。そして、将来にわたって運営などに赤字経営が間違いない国立競技場なんか要らない。
 介護保険料高すぎるぞ。税金の使うべきところが違うぞ。弱い者いじめをするな。と、書いておく。


まったく我が家の病金魚のような政権の状況だと思えて仕方がない。そのうちパンクするんだろう。我が家の金魚は気の毒だ。でも政権がパンクしたらボクらの税金が湯水のように使われる。そして、戦争への道。
想像するだけで嫌になってしまう。
まぁ、あきらめることをあきらめないで声を上げて行くことだろう。

このブログのカウンターが250000になりそうです。こんな数値になるとは思いませんでした。ひっそりと通過するんだろうなぁ。
ここまで書いて、わけのわからないことを書くボクの信頼度は政治家よりも低いのかもしれないとハタと思ったのであります。
と、言うわけで本日のブログはこれにて終了です。

   自分らの選んだ人を悪し様に人選ミスと言うな与党よ

ホタルを見に

夏はホタルで

 そろそろ出てくる頃だ。と、思い先ほどまで地元の岩倉温泉近くの川にホタルを見に行ってきた。見えるはずの場所に着いて車のエンジンを切って暗い中を外に出てみるとカジカガエルの澄んだ声が聞こえている。
 周りを見渡すと、いましたいました。最初は数匹のホタルが確認された。目が慣れてくると数え切れないくらいのホタルが飛んでいるのが見渡せる。
 カメラはオートで何とかシャッターをおろしてみたら画質はノイズ一杯であるがホタルは何とか写っている。
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写真の下に写っている白っぽいところが川面になる。
 この場所を見てからもう少し距離のある場所に行ってみたが数匹しか確認できなかった。まだ、少し時期が早いのかもしれない。今月末にもう一度行ってみようと思っている。


日米地位協定

 昨日の沖縄戦没者追悼式をうけてテレビ朝日系列のニュースステーションでは「日米地位協定」について特集を組んでいた。この「日米地位協定」が最悪だと言うことがわかった。
 日本の憲法よりも上位の協定であることが明確であるってこと報告されていた。例えば日本国内で米軍が何か不祥事や事故を起こしても日本の警察や裁判所の権限は全く及ばないということ。例えば基地や米軍の施設住宅などは汚染物質なども処理しなくてもよい。さらに東京を中心として200キロくらいの県内は米軍が制空権を持っている。つまり、米軍の飛行機が優先的に飛んでいる。おまけに米軍の飛行機は日本の低空であろうが市街地であろうが文教地区であろうが「どこ」を飛んでも文句は言えない。万が一事故が起きても米軍は責任は問われないし日本に調査権もない。
 などなど、とにかく最悪なのである。

 日本と同じ敗戦国であるイタリアとドイツとの比較もされている。イタリアにもドイツにも米軍基地はあるという。しかし、両国の米軍基地は粘り強い交渉の末にイタリア、ドイツの国内法で制御されているというのだ。
 ところが日本はお話にならない。政府は米軍の言いなりでアメリカと交渉する気持ちは皆無。これじゃあ日本は主権国家ではなく属国であるという内容だった。

 アメリカにとって日本は51番目の州でもなく「都合のいい」属国にすぎないのかもしれない。それに唯々諾々とアメリカのためにと地球の裏側まで自衛隊は戦争のために行くんだゼと見得を切っている安倍政権。どこか間違っていませんかではなく、間違っている。

 ニュースステーションは録画されているのでもう一度しっかりと見直したいと思っている。


我が社のK君の元気がない。今日、職場に行ったら
「オレ、元気ねーす」
「ン?どうした?」
まぁ、なぜ元気のない理由はわかっているのだがYG命のK君にボクは追い打ちをかける。
「まぁ、2勝11敗だからなぁ」
すると負けず嫌いの彼は
「DeNAは3週間も勝てなかったすからねぇ」
ムムッ反撃してくる。
「1勝12敗と2勝11敗はほとんど差ねーな」
と、ボク。すると近くで2人の話を聞いていたボクが公式戦初の監督の時に臨時部長をしてくださったKUさんが
「セリーグは今おもしれーすな。どのカードも首位攻防戦だからすな」
これで話はまとまった。さすがKUさんである。
ところで今日もYGは負けたようだ。これでYGもDeNAも最近の勝敗は2勝12敗。我が社のK君は明日も元気ネーベな。フフフフ。


と、言うわけで本日のブログは終了です。

   ためらいとくすぐったさと痛さとがないまぜだった十六は春

沖縄全戦没者追悼式の日に

夏至

 暦では昨日が夏至だった。今日も午後7時になってもまだ外は明るい。西の空を見ると上弦の月がもうすぐ沈む準備をしている。
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アカヤマボウシの花はもうすぐ花の時期が終わりそうだ。


沖縄の心

 今日は沖縄全戦没者追悼式だった。安倍晋三首相やアメリカのケネディーの娘さんも出席して式典がおこなわれた。午後7時のNHKニュースでは安倍晋三首相が普通に挨拶する場面を映していた。
 しかし、職場からの帰り道で聴いていたラジオ番組では
「安倍晋三首相のご挨拶をいただきます」
と、司会者が話すと会場の式典に出席した人の間から
「帰れっ、帰れッ、何しに来たっ!」
の大きな声が何回もかけられた。いわゆる「帰れコール」である。

 そのニュースを聴きながら、ボクは安倍首相得意の「シーッ」でもやったらよかったのにとツッコミを入れた。でも、いくら幼児性の強い首相でもそれは恥ずかしいと思ったかもしれない。それなら、「ヤガマシネ」と得意のヤジでも言えば良かったのに。もっとも、この「ヤガマシネ」は方言だから通じないかもしれないが・・・・。
 そんな得意のパフォーマンスもなく辺野古基地に言及するでもなく、当たり障りのないことを言って首相は挨拶を終えた。

 そのラジオ番組でコメンテーターが次のような話をした。沖縄県民の4人に1人が死んだという沖縄戦の最後の時に、先頭に立っていた大田実少尉が大本営にあてた電報を紹介したのである。その内容は次のようなものだったという。
「沖縄県民は老若男女問わず、日本の陸海軍の部隊が沖縄に進駐して以来、終始一貫して勤労奉仕や物資節約を強要されたにもかかわらず、ただひたすら日本人としての奉公の念を胸に抱いて協力した。そしてついに沖縄は焦土と化した」
そして、最後に次の文を打電した。
「沖縄県民斯ク戦ヘリ県民ニ対シ後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ」
「沖縄県民はこのように戦い抜いた。県民に対し、後程、特別のご配慮を頂きたくお願いする」
詳しいことはウィキペディア大田実に詳しい。

 このようにして献身的な貢献をした沖縄に対して、辺野古基地移転について全く聞く耳を持たないこと以外に安倍晋三首相は何をしたのか。
 米軍が沖縄の占領を合法化した4月28日。この日を沖縄は「屈辱の日」としている。ところが安倍晋三首相は4月28日に「主権回復の日」として記念式典を実施した。
 安倍政権は沖縄をアメリカのために差し出している。だから辺野古基地移転に関して強引に推し進める。そして、日本全体をアメリカの属国としようとしているような気もする。
 以前も書いたことがあるが「沖縄の日本化、日本の沖縄化」これが安倍政権のめざす日本の姿だろう。だから憲法違反の戦争法案もメクラメッポウ通そうとしてるのだ。

そうそう、今日の朝日新聞の世論調査では安倍政権の支持率が低くなったことを報じている。
内閣支持率   39%
内閣不支持率 37%
新安保法制賛成 29%
新安保法制反対 53%
新安保法案憲法違反の指摘を支持  50%
安倍政権が憲法違反じゃないと言っていることを支持する 17%

 先日の魁新報の世論調査も今回の朝日新聞の場合も戦争法案の危険さが着実に国民に浸透してきているようだ。けっしてあきらめることはないということなんだろう。そして、沖縄の心を私たちも共有する必要があると思う。

本日のブログはこれにて終了です。

   黒を白白を黒などオセロじゃない黒は黒です安保法制

『まんが日本昔ばなし』

夏至ですね

 今日も雨は降らずにカンカン照りに。この時期になればタチアオイがぐんぐんと咲き始める。
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太陽に向かってのびる勢いに圧倒される。

   太陽に向かってのびる立葵深紅の口開け空に吠えたり



懐かしのビデオ

♪坊やよい子だねんねしな
 今も昔も変わりなく
 母のめぐみの子守唄
 遠い昔の物語

 『まんが日本昔ばなし』のオープニングのテーマである。新聞休刊日になるとテレ番のページに一面でドーンと広告が掲載される中に『まんが日本昔ばなし』も掲載される。その値段が高いこと高いこと。
 全巻そろえると10万円は軽く超える額になる。まぁ、昔ばなしの分量も多いのだが・・・まず手は出ない。
 ビデオテープで売っていないかなぁとヤフオクを探すことにした。ビデオテープだといくらか安くオークションに出されている。そこで見つけたのがこの60巻。
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 1巻に2話ずつ入ってるので都合120話の昔話が収録されている。ビデオテープ一本に30分番組の2話分が収録されている。正味の時間は25分である。それにしても1巻に2話は少ない。でも、それが販売戦略だから仕方がないんだろうなぁ。それでも当時の値段はこんな感じだ。
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 何ということでしょう。当時(1995年当時20年前だ)全60巻を揃えるとなれば16万8千円也である。なんとまぁ高価なことか。ビデオテープでも全60巻揃いというのは魅力だ。そこでオークションに参入。ラッキーなのか「不ラッキー?」なのかわからないがボクに落札された。

 先日、届いたので暇な時間を見ながらデータ化に取り組んだ。とうとうデータ化の終了。そして、おそらく日本に一つだけの『自家版まんが日本昔ばなしDVD BOX 全12枚組』の完成である。
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 データ化している時に、わかちゃんが
「ジジ何やってる?」
とディスプレーをのぞき込む。
「これかぁ、昔々あるところにじいさんとばあさんがエダド」
と話をしながら二人で見入ってもいた。
 このDVD BOXはとわちゃんとわかちゃんにプレゼントである。二人とも時々「こわいよぉ」と言いながらもこの「まんが昔ばなし」がとても気に入っている。
 そうそう、エンディングの「人間っていいな」もわかちゃんお気に入りの曲です。 ウーム。ジジバカ大活躍なのであります。



今日、通常国会を95日延長することを決めるとのこと。その理由が「安保法案を確実に成立させるため」と言っている。本来ならば、こんなに審議が遅れたことは違憲である法案を提出したことに原因がある。だから今回は廃案にして次の国会に再度検討してから提出すべきことだと思う。まぁ戦争法案は提出することを止めた方がいいのだが・・・。
それを95日間も延長して確実に成立させるとは何ということだろう。どんどんボロが出てきて二進も三進もゆかなくなると思うのだが。それとも長い期間があるので反対勢力の気持ちが途切れるとでも思っているのだろうか。
今朝の魁新報に掲載された世論調査でも「違憲」と考えている人が56%。戦争法案に反対しているのが58%と前回よりも増加している。内容が明らかになればなるほど世論の反対の数は増加する。いずれにしても憲法違反の戦争法案であることは間違いない。

本日のブログはこれにて終了です。

旧友たちとの食事会

 家族もそろって久しぶりに昔の仲間たちが集合。
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食事をしながら近況などについて皆で歓談。

 と、言うわけで本日は二日酔い状態であった。遠来のチームの練習試合もあるとのことだったが下手に車で出かけるとアルコール問題が出るかもしれない。ウロウロしていたらとわちゃんとわかちゃんが来たので彼女たちに一日つきあっていた。

週末は楽しく過ごせた。本日も生存証明です。
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