今を全力で

今日は仙台へ。
SHOさんが２日前に来られたことを彼のブログで知り、WEBで入場券をゲット。
おかげさんで入場はスイスイと。
ところが夏休み。こんなに人がいるのかと思うくらい入場者であふれかえっている。
とわちゃんにiPadを貸したら見えるものはすべてパシャパシャとシャッターを押してゆく。

そのうちの一枚。
それにしても暑い暑い３５℃らしい。

無精ヒゲ

　昨夜、久しぶりにとわちゃんとわかちゃんと一緒の所に遊びに行った。
　この頃、ボクは夏休みなのでヒゲを剃るのが面倒で１週間ほどそのままにしていた。つまり、無精ヒゲである。この年代になるとほとんどのヒゲが白っぽくなって自分じゃあ渋いと思っているのだが・・・・。

とわ「ジジッ、ヒゲが何か変な色！」
ジジ「ウーム」
とわ「それだとホントのお爺さんになるよ」
とわのお父さん「ただのジジイダヨ。ホントの」
とわ「何か変だよ」

　これまでとわちゃんは「ホントのお爺さん」に見ていなかったのだろうか。おそらく彼女の「ホントのお爺さん」とは絵本や昔話に出てくる白いヒゲを長くしている爺さんなんだろう。
　これじゃあ、ボクはホントのジジイであるがホントのお爺さんになってしまう。あわててヒゲを剃ることにしよう。

　こんなことを話していたらわかちゃんが小さな紙に黄色でグニャグニャと色を塗り始めてボクに見せた。
ジジ「何？」
わか「かみなり」
ジジ「かみなり？」
わか「ピカピカの」
何だよ。オレの頭を見ての話じゃないだろうと思ったが、どうも本物の稲光を書いたようだ。
　それを見て、とわちゃんが雨を書いてあげると言う。そして、ジジも書いてあげる。と、言うことでできたのがこれ↓

頭に髪の毛はないし、無精ヒゲはそのままだし、左手には傘まで持っている。

とわ「これ、家に持っていっていいよ」
わか「どこかに、はっておいて」

そんなわけで、わかちゃんの稲光ととわちゃんの雨とジジの像の絵をとりあえずブログに貼って、本物はコンピュータの前に貼り付けました。


本日はこれから少し遠出に。かなり早めのブログアップです。所々でブログアップするかも・・・。

オリエンタルリリー

　家人がプランターに植えた大ぶりな百合の花が咲いている。

百合の花が咲くと夏から秋への気持ちになってくるのだが・・・・。今日も暑かった。



この動画は見る価値あり

　いつも楽しく読ませてもらっている車正吉さんのブログ「車　正吉・桜が歩む　～日本から世界へ～」に自民党の広報に対するパロディ版が大人気だということでユーチューブの紹介があった。
それがこれです。


　早速、視聴してみたら何ということでしょう。自民党で今回の戦争法案成立をめざしている立役者とも言える「ヒゲの隊長」に対して「あかりちゃん」が徹底的にツッコミをいれているのである。内容が、まったくこの通りだからヒゲの隊長はぐうの音も出ない内容になっている。
　そんなことを思っていたら今朝（２０１５．７．３０付）魁新報にもこの動画のことが紹介されている。

　記事の中では動画の内容を一部紹介している。例えば少し引用します。
『多くの学者が法案を「違憲」と指摘していることを念頭に「ちょー大変だよ、この時代に立憲主義の否定なんて、どこの独裁国家って感じ」と批判。佐藤氏（ヒゲの隊長）は日本人の安全を守るための法案だと力説するが「テロって戦争に参加するから狙われるんだけど、あんたたちは戦争に参加できるようにしたいんだよね。自分の入ってることが矛盾しているのが分かってる？」と手厳しい』
　８分ほどの動画ですがぜひ、一度見てください。あかりちゃん、結構早口なのだがツッコミが鋭くなるほどと思わせてくれる。

　ついでに腹立ち紛れに書いておきますが、こんな飲み方なんか止めろよ！

　戦争法案を衆議院で強行採決した日の夜に案の定と言いますか、安倍晋三氏は財界のメンバーと懇談会をもったとか。つまり酒飲みだ。なんぼか叱咤激励されたことか・・・。
　そして、昨夜のニュースを見ていたら法的安定性なんか関係ない発言の首相補佐官の男と安倍晋三は懇談をしたとのこと。つまり、酒飲み。補佐官殿は真っ赤な顔をして「法的安定性関係ない発言」にはまったく言及されなかったとニタニタと話していた。まったくなんてこっただ。
　政権の中枢と財界との酒飲み。政権のトップと問題児との酒飲み。良い方向にゆくはずがない。そんな酒飲みは酒飲みの風上にもおけない。止めてしまえ。

　結局は戦争法案は廃案って事になる。



毎朝、わかちゃんを迎えに行く場所にはひっそりと何だかオシャレな電話ボックスがある。


使われているかなぁと思って中を覗いたら電話機も電話帳も日にさらされて白っぽくなっている。

電話機は使えるのかと思い受話器を上げたらツーーーーと発信音が鳴る。これは通話できるのかなぁと自分の携帯電話に電話してみようとゼロ発信してみたらピタッと音が止まりピポパが聞こえない。通話できない。
もしかしたら１１０番と１１９番専用の電話かもしれないなぁと思っていたら、わかちゃんが到着した。
次に行った時に試してみたいが１１９番と１１０番に電話したらイタズラで御用になるかもしれないので止めますけれどね。
何となく気になる電話ボックスではある。

　　　オッいいね電話ボックス発見し十円入れてピポパポピポパ

本日のブログはＹＧとＤｅＮＡの結果を見ずにこれにて終了。まったく・・・・。

秋田も梅雨明け

　感じとして今日あたりは梅雨明け宣言が出るだろうなぁと思っていた。夕方のニュースで東北北部も梅雨明けとのことが報じられていたので素人予報も当たったと言えよう。
　今日は、わかちゃんとＤＩＹ店に行って家庭用の子どもプールを購入して早速水をはってわかちゃんは水遊び。


　水遊びを見ているうちに「そうだ」とジジバカはひらめいたのであります。それは以前、友人からもらっていた滑り台である。それをプールに取り付けたらプールのスライダーになるぞと・・・・。すぐに持ってきて設置する。

ヒューッと滑ってきてジャポーンとプールに入って大喜び。
　ウーム。良かった良かった。いよいよ梅雨明けである。


国民は理解できていない？

　安倍晋三首相は衆議院で強行採決した後で「国民は法案を理解していないかもしれない」ようなことを話していた。しかし、最近は違う考え方が出されているようだ。
　それは「国民は法案を理解している」ということだ。つまり、安保法案は戦争法案としてわけのわからない「もの」として理解しているというのである。
　安倍政権や自民党がわかりやすく話そうとすればするほど「ダメだ」と理解されるという構図になっているのだ。ボクもそう思う。
　今日、参議院の特別委員会テレビ中継をチラチラと見ていたがまったくお話にならない。質疑の内容を聞いていると完全に戦争に参加することになるのだが安倍も中谷も「そうではない」とその場しのぎで強弁するだけである。こんなに危ない話を平気で答える神経がわからない。
　だから国民は「こんなにダメな法案はない」と理解しているってことなのだろう。廃案しかない。


昨日、東京五輪の新国立競技場問題で文科相の責任者が辞任した（させられた）。これはトカゲのしっぽ切りそのもの。辞めるべきは下村文科相であり、森ナンタラカンタラ元首相である。
そして、法的安定性は関係ないと話した総理補佐官も更迭すべきである。それにしても法的安定性は関係ない。違憲でもなんでも戦争法案は通してしまえというのが政権の共通した考えなのだ。

それにしてもＤｅＮＡよがんばってくれよ。社会人野球の決勝の方がよっぽど素晴らしいぞ。アーァ、またまた我が社のＫ君の高笑いが聞こえてくる。


これにて本日のブログは終了です。

本日の虫眼鏡レンズ

まずはこれ。害虫のテントウムシですね。

あまりにに動き回るのでピンぼけ・・・。

次にこれ。

虫に食われたキュウリの葉っぱ。葉っぱの小さな毛が見える。そして、この孔が地図にある島のように見える。

そしてハエ。

羽根が偏光グラスのように微妙に輝いて見えるが惜しくもピンぼけ。このハエは３～４㎜。

最後は名前の知らないクモ。

下の青色は窓ガラスの明かり。何だか宇宙空間に浮かんでいるように見えるのはボクばかりかも・・・。このクモの大きさは１～２㎜くらい。


合憲だと言い張るのは詭弁に過ぎない

　今日から参議院の安保法案特別委員会で質疑が始まった。今日は自民党と民主党の質疑だったが当然自民党はなあなあでお話にならない。民主党議員の質問に『法的安定性』があった。
　ところが安倍首相をはじめとして政権側はまったく答にならない。そこで、昨夜の報道ステーションで憲法学者の木村草太さんがコメントしていた内容がとても参考になったことを思い出した。
　番組の内容をまとめてみたい。

まず番組では昨日の参議院の総括質疑で民主党北澤俊美議員の質問を報じている。その内容は
「（去年の衆議院選挙で）自民党の選挙公約は姑息にも閣議決定の引用でごまかし、集団的自衛権という言葉を使いませんでした。これで集団的自衛権も選挙で認められたと強弁するあなた（安倍晋三）は〈眼中人無し〉であります」
それに対して安倍晋三首相は
「平和安全法制が総選挙での主要な論点の一つであったことは明らかであり、総選挙において国民の皆様から強い支持をいただいたと考えております。したがって〈眼中人無し〉との指摘はあたりません」

　ボクはこの質疑を聞きながら前回の総選挙は「消費税１０％を１年半先送り、アベノミクスで経済再生」をテーマにして集団的自衛権はおくびにも出さなかったではないかとテレビの前で毒づいた。
　そして、ここから集団的自衛権〈戦争法案〉について法的安定性についての話題になった。この中で総選挙の公約についても触れている。

古舘キャスター「法律が安定していると言うことはどういうことなのか」
木村草太さん「法の内容がきちんと明確に安定しているということではあるんですけれど、いろんな意味がありましてさらに国家権力が憲法や法律の解釈の限界の中で行動するであろうという信頼が保てているというのが、法的安定性が保てていると言うことですね。
もちろん憲法の解釈がいろんな事情で議論の積み重ねや時代の変化で変わりうることはあり得るんですけれども憲法解釈の限界というのがどうしてもあるわけです。それを越えて権力者が自分の都合で変えてしまうと、これはもう法の支配とは言えない。人の支配になってしまうと言うことになってしまう
古舘「つまり、法的安定性ががたがたに揺れていると言うことですね」
木村「そういうことですね。法を無視して行動すると言う状況ですから、それは法が意味をもって動いているという状況では無いと言うことですね。
例えば緑色の服を着なくてはいけないという法律があった時に、ここに黄緑が入りますよという解釈をしても、それはまだ理論的限界の中にあるので法的安定性は保たれていると言えるかもしれない。
しかし、緑の服って書いてあるところで赤い服もＯＫですという解釈を言いだしたら、これはおそらく国家権力が法律の枠内で行動するだろうという信頼性は確保できないわけですね。
日本国憲法、今の例でいいますと個別的自衛権は黄緑色なので、違憲という人もいるけれども理論的にはそれも入るよと言う解釈の可能性もあったと。
しかし、集団的自衛権になると完全に赤色の服になるわけですから、それをしたければ国民の支持を得て改憲しないかぎり、これは法的安定性を保ってそれを認めることはできませんよということになるわけですね。
それに安倍首相は、総選挙でどうのこうのという話がありましたけれど憲法違反の法律を作りますという公約をしているわけではないわけですから、法的安定性を保って憲法違反でない枠の中で作らなければいけないことは当然のことだと思います」
古館「緑・黄緑・赤の話はわかりやすいですね。だから集団的自衛権というのは信号カラーのように緑という個別的自衛権とか重要影響事態法とかいろいろあって最終的にはこの赤も信号カラーは一つだと言われているようなもんですね」
木村「もう、どんどんどんどんなし崩しということになってしまいます。また、法的安定性が欠けると言うのはなし崩しになってしまうというのもあるんですが、逆の方から見ると、何時「憲法違反」といわれてもおかしくないということです。
今回の法律は最悪の場合自衛隊が派遣中に違憲判決が出ます。そうすると派遣された自衛隊員の方には大変な迷惑になりますし、一緒に行動している外国の部隊にもご迷惑をおかけすることになるわけですね。
そういうことで法的安定性が欠けるというのは、実際には作っても使いようがない法案ということになるのですから、それでもいいんだというのはむしろこの法律に対する本気じゃなさも感じる。そういう発言でもあると思いますよ」

　これを聞いてボクはそうなんだぁと、納得した。政権側の重鎮〈かな？〉が法的安定性なんかどうでもいいと言ったことは今回の戦争法案に対して本気じゃないってことなのか。という、木村さんの皮肉は伝わらないだろうなぁと思った。

　また、少しぐちゃぐちゃと長くなってしまったが、安倍晋三氏が合憲だと言い張っているが詭弁に過ぎない。今回の戦争法案は廃案しかないことが明らかになったってことだ。


と、ここまで書いてＹＧの結果がわかった。ＹＧはついている。調子が絶不調のＤｅＮＡでなぜかＹＧファンの絶好調男の監督が相手だった。まったくなぁ。１１－３とは・・・・。弱すぎるぜ。
これで余計な酒が一杯増えてしまった。我が社のＫ君の高笑いを聞きたくないぞ。
本日のブログはこれにて終了です。

　　　　虫眼鏡二ミリのハエが視野に入り虹色の翅いのち輝き

　今日は久しぶりにノンビリとわかちゃんと一緒に遊んでいた。あまり暑くならないうちに何かを話しながら、一人遊びしているのを見ていると、やはり女の子だなぁと思う。


　暑くなってきたので二人で雄物川町農協まで名産のスイカを買いに出かけた。お土産も含めて２個購入してきた。あとはわかちゃんと二人でガチャポンをやって帰ってきた。

　夕方、彼女はストライダーに乗りボクは徒歩で近くの散歩へ。空には十二夜の月が白く見えている。わかちゃんは見上げて
「アッ、月が割れてる」
ウーム、その表現はいただきだよなぁ。と、思いながら汗だくになって帰宅した。

　　　十二夜の月を見上げて三歳は「月が割れてる」欠けるじゃないんだ


わかちゃんが昼寝をしている間にＮＨＫで中継していた参議院の代表質問を見ていた。どう贔屓目に聞いても安倍晋三首相の答弁はまったくダメだ。まずは違憲の戦争法案を砂川判決で合憲だと言いくるめようとしている所から問題なのだ。砂川判決で法的安定性が確保できるなどとも言ってる。でも、自分の仲間が「法的安定性なんか関係ない」などと発言している。話にならない。
憲法を守らなければいけない政治家がこれじゃあ戦争法案そのものと言わざるを得ない。
いずれにしても戦争法案は参議院で廃案になるような状況になることを願いながら反対してゆきたい。

我が家ではオレンジ色のカンゾウ（かな？）が咲いている。

３０℃を越える気温が続く。
これにて本日のブログは終了です。

　昨夜は３Ｌと呼ばれたクラスの同級会。集まったメンバーは少なかったが楽しかったなぁ。


久しぶりに二次会まで行ってしまった。我が家まで送ってもらって着いたのが日が変わる１２時頃だったらしい。
　３Ｌというのは某農業高校の畜産科の名前である。畜産とは牛・豚・鶏を中心に飼育管理する内容を勉強した仲間たちだ。まぁ、勉強と書いたのだがほとんどヤンキー達だったよなぁ。
　そんな彼ら彼女たち（女子は二人だけだった）４４人が入学して来た時から３年間担任だった。そして、紆余曲折いろいろとあったが４４人全員が卒業していった。
　ある意味で教育の原点を教えてもらった。そんな４４人をボクは誇りに思っている。

　おかげで本日は強烈な二日酔い。いまだにフラフラしている感じ・・・・。また、会おうゼ。


本日は生存証明です。

　歴史分野は（も）とても弱い。まして中国の歴史の話なんて・・・無理無理。
　そんな中で１９８２年３月～１９８４年１０月までおよそ１年半毎週土曜日の夕方ＮＨＫで放映されていた『人形劇　三国志』のレンタルビデオ落ち全２２巻がヤフオクで売られていた。
　調べてみるとデジタルリマスターされたＤＶＤ全１７巻が売りに出されている。その値段を確認したら高いのなんの・・・Ａｍａｚｏｎの中古でさえ２０万円なんですねぇ。

　結果としてレンタルビデオ落ちの全２２巻をゲット。そして、ヒマな時間を見て少しずつデジタル化していた。ここまでは１年ほど前のこと。

　ここ２～３日少し時間があったのでデジタル化したデータをＤＶＤ化した。
それがこれ↓


１枚に約４３分が３話ずつ入り全２２枚。全６８話分を収めて１冊のＤＶＤブックにした。コンプリートですね。ハイ



　オープニングでは現在芸能界にいない島田紳助と今は亡き松本竜介の若かりし頃の紳助・竜介が解説や狂言回しをやって人気番組だったという。そう言えば、あの当時同僚のＦさんの娘さんが高校生の頃に三国志をテレビで見ると言って一目散に学校から帰っていたとあきれ顔で語っていたことを思い出す。

　で、こんなのを作って何時観るの？と言われるのだが。まぁ、そのうちと答えるしかありませんね。

　雨の日は『三国志』ということですかねぇ。違うか。

　　　　　

これから卒業生たちのクラス会に呼ばれているので参加して軽く呑んできます。と、言うわけで本日のブログはこれにて早めにアップして終了です。

　　　　「白い空になると雨になるよね」と三歳わかちゃん深刻な顔


　

秋田県高校野球選手権秋田商が甲子園に

　秋田県高校野球は秋田商業が秋田南に４－０で勝利し２年ぶりの甲子園出場を決めた。
　この試合をテレビで見ながら２０年ほど前のことを思い出した。その頃の秋田商業には現在ヤクルトスワローズに在籍しているいる石川雅規投手のことだ。
　石川投手は２年生時に甲子園出場ができずに苦労したと思う。それが２年から３年になる冬場のトレーニングで生まれ変わった。そして、夏は甲子園出場。甲子園でも浜田高校と対戦して１勝をあげている。この試合は浜田の和田投手（現在ＭＬＢにいる）がサヨナラ暴投をするという劇的な幕切れだった。
　それはともかくとして石川投手と今回秋田商の投手の成田君が妙に重なるのである。甲子園での活躍を期待したい。



高田渡から学ぶ

　戦争法案に反対なのはもちろんだ。
　テレビでは自衛隊の訓練についての特集を組んだりしている。結構、シビアな内容が報じられている。これじゃあ自衛隊を希望する高校生はいなくなるなぁと感じられる内容もある。おそらく今年度はかなり減少するのではないだろうか？

　その自衛隊の訓練のレポート画像を見ながら思い出したのが若くして亡くなったフォークシンガー高田渡である。晩年は酒ばかり呑んでいた印象だったのだが・・・。
　なぜ、高田渡を思い出したのかと言えばデビュー当時に歌った『自衛隊に入ろう』だった。歌詞の１番は次の通り。　

　♪みなさん方の中に
　　自衛隊に入りたい人はいませんか
　　ひとはたあげたい人はいませんか
　　自衛隊じゃ人材もとめてます
　　自衛隊に入ろう　入ろう　入ろう
　　自衛隊に入ればこの世は天国
　　男の中の男はみんな
　　自衛隊に入って花と散る

高田渡の自伝的エッセイ『バーボン・ストリート・ブルース』には次のように書いている。


　この歌が出た時に自衛隊から隊員募集で使わせてくれとオファーがあった。ところがこの曲の「皮肉」に気づきすぐに断ってきたとのこと。その後、この歌は放送禁止になった。しばらく、あちこちのコンサートで歌っていたが、彼はこの歌を封印して歌うことはなくなったという。

　ところで放送禁止歌と言ってもどうして放送禁止になるのか基準がないらしいのだ。
　例えばボクは名曲だと思っている美輪明宏『ヨイトマケの唄』、憂歌団『おそうじオバちゃん』、高倉健『網走番外地』、岡林信康『手紙』『チューリップのアップリケ』、三上寛『夢は夜ひらく』、忌野清志郎『君が代』・・・・数え切れないほどある。
　Wikipediaを見るとＣＣＲの『雨を見たかい』やジョンレノンの『イマジン』も入っている。日本じゃ英語が通じないから普通にかかっている。ＤＪが雨が降った時に「雨の歌と言えばＣＣＲの〈雨を見たかい〉ですねぇ」と普通にラジオから流れてくる。
　要するに反戦歌、卑猥な歌、反社会的な差別の歌などが放送禁止になるようだ。でも、別にどうってことのない歌も多くあるのですけれど・・・。もちろん放送はされないが売り出されている歌も多くある。
　『自衛隊に入ろう』は反体制の歌として放送局が自己規制したのだろうとボクは思う。


　そこで、高田渡に興味がわいてＤＶＤやら詩集を購入した。彼の没後に発行された『高田渡読本』まで・・・。


『タカダワタル的』は彼のライブや彼の生活を追ったドキュメンタリー映画。

息子のスチールペダル奏者の漣君と共演している姿がとてもいい。

『個人的理由』はよほど個人的に好きな人でなければ購入しないだろうなぁ。

１９６９年にデビュー当時に書きためていた詩をまとめた私家版をまとめた一冊。復刻版がでたので早速注文して届いた。

『バーボン・ストリート・ブルース』は彼の真面目さがたんたんと書かれている。
彼のお父さんが元共産党員で詩人であり貧乏のどん底を味わったことも書いている。そこには暗さがないのである。まるで、古今亭志ん生が「ナメクジ長屋」で過ごしている風情を感じてしまう。

そして『高田渡読本』。

彼の友人知人の追悼文がたくさんある。ボクが知っている名前をあげると・・・。小室等、高田漣、豊田勇造、シバ、柄本明、遠藤賢司、加川良、坂崎幸之助、なぎら健壱が彼の想い出を執筆している。

　こうやって高田渡の『自衛隊に入ろう』を思い出してＹｏｕＴｕｂｅでこの曲を聴きながら、もしも戦争法案が通ったら自衛隊員のリスクは飛躍的に増すだろうなぁ。
　その意味でも新安保法案・戦争法案は廃案しかないと考えるのである。


広島よ。なんてこった。何度もあるチャンスをものにできずにエースマエケンを見殺しにしてしまった。ＹＧの高笑いが聞こえてきて嫌だなぁ。ビールでお祓いだ。本日のブログはこれにて終了です。

　　　　雨蛙早く逃げろよとわちゃんがきみを狙って抜き足差し足

久しぶりの雨

　高校野球関係者には申し訳ないが、朝から降った今日の雨はありがたかった。


　昨夜のテレビ朝日系列の報道ステーションで日本では大雨の地域と干ばつの地域の二極化が起きていると報じていた。その干ばつ地域の代表例として、何ということでしょう。我が南外村の南外ダムが紹介されていた。
　貯水量が１％台ということでダムの底が見えていることが画面で現れているのが痛々しい。そして、雨が降った今日の夕方には同じテレビ朝日系列地元局でビフォー・アフターのようにテレビ画面にダムの底を映し出していた。その報道によると１％台から１０％近くに水量は回復したがまったく水不足の解消にはならなかったと言う。
　だから今日の降雨もまだまだ不足気味の雨量と言うことになる。明日から天候は回復気味だから、これからも天を仰いで水ごりをする日々が続くだろう。
　ビールは呑んでも水飲むな。これがボクの合い言葉かな？それじゃあダメじゃん。ちゃんと水分補給しなけりゃ年寄りは熱中症がヤバいですね。



　今日、何気なくタレントで元ほっしゃんと言う人のブログを見ていたら、東京新聞の切り抜きが貼り付けられていた。


　これを読んで、今の日本の状況そのものだなぁとつくづく感じた。そして今ほど愛国者・売国奴・近隣諸国への備えなどなど悩ましい言葉が氾濫している時もないと思った。
　とても危険な状況になってきている。
　そうそう、突然政府が発表した日本海における中国のガス田開発なんか、なりふり構わず、アメリカに約束した戦争法案を通すための誘導なんだろう。
　今晩のＮＨＫニュースで鹿児島の自衛隊訓練についてレポートしていた。戦闘訓練で実際に流血の場面を想定した訓練もおこなっている。もしも、これを見たら間違いなく自衛隊入隊希望者は減少するだろう。そして、その先は安倍政権がデマだと強調している徴兵制になるのは誰だったわかるだろうなぁとテレビ画面にブツブツと語りかけてしまった。


雨の中で全体が黄色になっている部分がある。何だろうと思って望遠レンズを向けてみたら、おそらくカボチャの花だろう。きれいに咲いている。違うかもしれない。


　　　　何よりも雨が効きます雨がいいすべて潤す干天の慈雨


東京五輪。森元首相がイライラしているようだ。その彼が東京五輪では２兆円はかかるだろうと言っている。先日のたった２５００億円発言も呆れるが、こんな超巨額の金額をペロッと言うのもすごい。日本が１０００兆円を越える赤字国家の原因は結局はこんな金銭感覚で湯水のごとくハコモノ、公共事業に大金を使ったことに原因があるはずだ。そして、それを肥やしに自分の議席を確保する。要するに自民党政権に問題があるってことになるんだ。
東京五輪なんかやめてしまえ、今からでもいいから返上しろとボクは言いたい。
と、いうわけ本日のブログはこれにて終了です。