古酒?を呑む

こんな景色が妙に好き

 今朝、雄物川町を通って目的地へ向かった。その途中で西山(出羽丘陵)方面を見たら低い山に雲がかかってその下に雨の合間をぬった弱い朝日が照らしていた。
PB090120.jpg
このような微妙な景色が妙に良いなぁと思うのであります。


日本酒ブーム

 今日の午後7時半からNHKクローズアップ現代で日本酒が最近ブームになってきているという放送を見た。 
 その放映の中でどこの産の日本酒だったか忘れたが美味しい酒としてビンの中で2年間熟成したのが美味いということのレポートがあった。
 ムムッ。樽ではなくビンですかぁ。と、思いながら
「そうだっ、我が家にもビンの中で熟成してる日本酒がある」
ことを思い出した。確か、玄関先の棚の上に10年以上放置(いや熟成)していたはずだ。早速、玄関先に探しに行ったらありましたありました。埃にまみれているが内容量はほとんど減っていない。
 何しろ我が家の玄関先で夏は40℃を超える気温にさらされ冬場はマイナス10℃の気温も体験した強者のワンカップである。
それがこれ。
PB090122.jpg
「TURU CUP」と呼ばれるカップ酒。懐かしいですねぇ。
家人が言う。
「なんぼ、いやしいんだ!まさが、呑まねーべ!」
標準語に直せば、飲み意地が張って何でもかんでも呑んでしまうって意味です。
「いや、これは熟成された最高の酒になっているはずだ」
「だから」
「呑むっ!」
 キャップを見ると製造元の住所が市町村合併前になっているから十年以上は熟成されているはずだ。で、慎重にキャップのアルミを外してみると・・・・。
PB090123.jpg
こんな感じで琥珀色になっていて十分な色づきである。フフフフ。まて待てよ見方を変えれば尿検査でちょっと体調の悪い時のオシッコ色とも言えるなぁ。毎日のようにわかちゃんと観ている「まんが日本むかし話」に出てくる狸か狐がダマして呑ませる酒もこんな感じかもしれないと一瞬考えた。でも、ちがうのです。やはり芳醇な琥珀色なのだ。
 とりあえず香りを・・・・。ムムッ少し焼けた匂いがする。しょんべんの臭いじゃない。これはこれでいいですねぇ。一口、含んでみると何となく酸化して焦げたような微妙な味がなかなかに良い。何年か前だったら
「これは古ぐて腐ってるかもしれねーナ」
と、ためらいもなく捨てたかもしれない。
 しかし、これを独特の味だとすればこれはこれでとても美味い。いや、結構「はまる」味かも知れないのだ。しかも、180㎖つまり一合を飲む間このフレーバーと言いますか風味が持続している。古酒おそろべし。
 これはこれでなかなかいけましたねぇ。
エッ?アルコールは抜けていなかったって?
全く問題ありません。普通に酔っ払っていますから・・・。
 おそらく、どこかで呑もうと思い買ってきたワンカップ。すっかり忘れて玄関先に置きっぱなしになっていた。そいつが十年の時を経て楽しませてくれたのであります。
 やっぱり「いやしいっ」てが・・・・。ウーム。


と、言うわけで本日のブログはこれにて終了です。

   忘れてた十年前のワンカップ琥珀に変色チビチビと呑む
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