天にツバしたら・・・

体育の日

 10月10日。目の記念日らしいが1964年の東京五輪を記念してしばらくは10月10日が体育の日として制定された。それが何年か前にハッピーマンデーに体育の日が移動することになり制定された10月10日になったのは久しぶりのことだと思う。まぁ、調べたわけではありませんが・・・
 今朝、午前1時過ぎに寝つけなかったので本を読んでいた。すると上空から多くの白鳥がクワーックワーッと鳴きながら飛んでいった。そうなんだぁ、今ごろのシーズンは冬鳥が渡ってくる季節になったんだぁと思い寝付くことができた。

     深夜二時コーコーコーと白鳥は我が家の上を南に向かう

 夕方になったら小雨の中に高い虹がかかった。
PA100285.jpg
日がかなり傾いてからの虹だから垂直に近い角度で立ち上がっている。何だか久しぶりに見る虹で車をちょっと停めてながめたのであります。


これはこれは

 正直言って、目をむいた。YG対DeNAのクライマックス・ファーストステージ。1勝1敗でYGは勝つか引き分けでセカンドステージに出場する。
 3-3で延長にもつれこむ接戦である。YGの中心打者の村田と阿部慎之助がホームランを打って重量打線だなぁと思わせた。
 そして、延長11回表DeNAが1点リードして迎えた11回裏である。一死後、YGのくせ者坂本がヒットで走者に出ると二番橋本はバント失敗で2アウト。ところが代打堂上が四球を選び二死一・二塁。ここでYGは四番の阿部慎之助。
 YGファンには一打同点かあるいは逆転サヨナラのたまらない場面である。ここでボクはYGの四番の立ち居振る舞いにバカヤローと叫んでしまった。
 場面はカウントが2-2になった時のことだ。阿部慎之助は、その時にグラウンドにツバをしたのである。ここでボクは目をむいたのである。
 その瞬間、こんな男が四番を打っているチームは勝ってはダメだ勝つ資格はないと思った。結果はセンターフライでゲームセットになったのだが、ちょっとした瞬間に人間性が見事に出てくるなぁと思わせる一瞬だった。
 阿部慎之助はグラウンドにツバをしたのだが、それって天にツバすることだったとボクには思えて仕方がない。自分に返ってくるゼ、と。そんなわけでDeNAのセカンドステージ進出は正しいことだと野球の神様は言っているような気がするのです。

本日のブログはこれにて終了です。

   手続きの一つ一つを終えてゆく弟〈きみ〉は次第に遠くの人に
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