『風鳴りやまず』を探そう

たいしたことがなければ良いが・・・

 テレビでは爆弾低気圧のことを報じている。
PC250286.jpg
南外村でも今朝から風が強くなってきている。しかし、山間なので気になるほどの強さではない。
 夕方からは強風の中に雪が混じりはじめている。いよいよ爆弾低気圧が襲ってきたのかなぁとちょっと身構えている。とは言っても何もやることがないので酒ッこを呑んでいるだけですが・・・。
 明朝の積雪が心配である。


『風鳴りやまず』

 今日、強風の中を孫たちの引率で協和の図書館に行った。二人を預けると何もすることがないので図書館内をいろいろと探索してみた。
 すると郷土の本コーナーで下の一冊が見つかった。
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元衆議院議員の中川利三郎さんの短歌集である。
 中川さんは1920年生まれ。共産党から秋田一区で立候補して3回当選した人である。その後、秋田県知事選に出たが残念ながら落選。1997年に逝去された。
 戦時中は従軍して身体に銃弾を浴びて九死に一生を得た人だと聞く。
 そして中川さんは昭和24年頃から秋田市立高校定時制で教員をやっていた。やがて定時制を辞職し政党活動に入った。実際に会ったことはないのだがボクは夜間定時制で長い間勤めたのでとても親近感がわくのである。
 『風鳴りやまず』は歌集である。パラパラとめくって読んでみると教員としては国漢の授業をしていたらしい。国語の先生ですね。だから短歌はお手の物だったのかもしれない。定時制の様子を詠んだ一首。

   夜の教師いずれも似たる服を着てカバン下げくる姿おもしろ  中川利三郎

 当時の教師たちは貧しかったと思う。いや、貧しかった。さらに夜間定時制の教師たちは似たような背広を着ていてカバンもさえない。そんな姿が妙におもしろいなぁと感じているのだろう。フフフと思えるのだが中味はとても悲しい現実である。
 いわゆる教育の原点にいた中川さんの気持ちがあらわれていると感じた。日常を切り取る一つのツールとしての短歌。その一面を見た思いがした。
 この一冊が欲しいなぁと思い、帰宅してからネットで古本を探したが見つからない。じっくりと探してみよう。その楽しみも増えたのであります。


と、言うわけで本日のブログは終了です。

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