父の日の天声人語
梅雨入りに
昨日のブログで「梅雨入りしたような」と書いたのだが実際に気象台では東北地方の梅雨入り宣言をしたらしい。
今日も晴れたり曇ったり雨が降ったりと何とまぁにぎやかに天候が変異した。そんな中で晴れた時に空を見上げた写真を一枚。
こんな青空がすぐに曇り空になり小雨がぱらついてくる。梅雨だよなぁと感心してしまう。
今日、ホトトギスが吾が家の周辺でよく鳴いていた。
ホトトギスは漢字で書くと「不如帰、時鳥、杜鵑、子規」となるようだ。
雨が降っていないときの鳴き声はこの時期になれば「時」を忘れずに渡ってくる「時鳥」だなぁと思う。
雨が降ってくると「帰らなくっちゃあ」と思うような「不如帰」と感じる。
そして、「てっぺんかけたか」との聞きなしをすれば「杜鵑(とけん)」と思えてしまう。ただし、「子規」はピンときませんが・・・。
だから今日のホトトギスは「不如帰」だった。
それにしても東京五輪ひどいなぁ。昨日、ウガンダの選手団が来日した。9人の中に1人COVID-19感染者がいたとのことで入国を拒否されたとのこと。しかし、残りの8人は大阪の宿舎に着いたとのこと。
エーッ???!感染者が出たら全員が「濃厚接触者」だろう。濃厚接触者だったら少なくても何日間かは隔離すべき対象のはず。それが五輪出場だからと言って特別扱いだ。
結局、日本のCOVID-19に対する水際対策は「ザル」であることを見事にあらわしている。
東京五輪は中止しかない。それが一番のCOVID-19対策だ。
寺内タケシさんが亡くなった。勤務している高校の体育館で素晴らしい演奏をしてくれたことを思い出す。サインももらっていたが引っ越しで紛失しちゃったなぁ。『エレキの若大将』の出前持ちの役柄で目をしばたかせながら「エレキギター好きなんですよぉ」と言いながら加山雄三と話していた。そして、弾いたら何と言う事でしょう。凄まじいテクニックで加山雄三のヒット曲を演奏するのである。津軽三味線も「運命」も忘れがたい。残念なり。
今朝(2020.6.20)の朝日新聞の天声人語よかったなぁ。
宮地伸一さんという方の娘さんが朝日新聞の「天声人語氏」として父の日のことを書いている。
かつて宮地伸一さんはボクの所属する歌林の会に所属していて継続的に出詠していたと書かれている。
歌林の会の馬場あき子さん(ボクの大師匠ということにしますが・・)の次の内容に「ンダよなぁ」と納得。
『「父親って、娘が小さいときはあこがれの人なのに、だんだんうっとうしくなる。不器用で本音を言わないから、言葉を介してつながれる間柄ではないかもしれません』
ボクに娘はいません。息子たちだけですが馬場さんのおっしゃる通りだと思う。ボクはうっとうしい存在なのです。
宮地伸一さんは65歳で逝去されたという。没後に家族が父のために歌集を自費出版してくれたとのこと。その中の一首
転勤の娘(こ)の背に春の陽は徹る良き友を得よ良き上司を得よ
も、引用されている。
昭和一ケタ生まれというので、もし生存されていたら85歳前後か。父の日にこのように娘さんに偲ばれるっていいなぁと心から思った次第。
それにしても引用のトップにあった
世の娘半分は父を嫌ふとぞ猫を撫でつつ答へむとせず
フフフフフですね。
ボクの所属する『かりん』いいなぁ。ハイ
この天声人語は何よりも父の日のプレゼントでした。
本日のアマチュア無線
ADXAのオンエアミーティングで声を出した。今日は皆さんの声が聞こえてエガッタナァ。
10メガ フォークランド諸島
7メガ アルゼンチン、チリ
デジタルの未交信は聞こえたり見えたりしているのだが相手にされませんでした。ウーム
不如帰東京特許許可局と緑雨の森で存在感を