『歌集 探してます』
我が地区「湯ノ又自治会だより」を作って配布に出かけた。途中でヨシヒロ君家に咲いている白いキキョウの花を1枚。
何だか八重咲きのようで本当にキキョウなのかわからないが紫の普通のキキョウもあるので多分そうでしょう。
今日のアマチュア無線
何ヶ月ぶりだろうJARL(日本アマチュア無線連盟)からQSLカードが50枚ほど届いた。ほとんどが日本からのもの。
でも、その中に数枚海外からのものもある。2022年1月21日の朝に160mで交信したドイツのカードも入っていた。
ここに書かれている
「I love HAM Radio」
がいいなぁ。ボクも答えたい。
「ボクもそうです」
と。
今朝、10MHzで1A0Cマルタ騎士団が良く見えていた。でも、たくさん呼ぶ人がいる。一応、参加してみようと30分ほど呼んだがダメ。あきらめました。
その後、5Z4VJケニアが見えていたので交信できた。バンドニューなのでラッキーである。
『今日の短歌 WEB版』
戦争法許せぬなれど強行採決この議員(ちんぴら)らを選んだのはわれら
田村広志『歌集 探してます』より
ボクが所属する短歌結社『かりん』の大先達田村広志さんの歌集から。
この歌集は田村さんのお父さんが沖縄の喜屋武岬で戦死した父の遺骨を探し続けていることを中心として編まれた一冊。
今日の短歌は2015年に詠まれた一首である。議員に(ちんぴら)とルビをふっているのは故岩田正さんの話していたことのようだ。まさに言い得て妙の表現。
われらは戦争法案に賛成するような候補者には投票しなかった。でも、結果として選ばれているのが(ちんぴら)のような議員たちである。
この短歌が詠まれてから8年。このような人たちによって「やがて戦争への道」が開かれる可能性が高いのだ。議員の質がどんどん劣化している。
そう言えば今日届いた『かりん 8月号』に田村広志さんは次のような短歌を載せている。
きみらが反対しなかったから先制攻撃体制成ったと言われたくない
軍拡の九条を飲みこみかねない危うさの五月三日歯痛に負けて治療に
田村広志『かりん 2023.8月号』
まったく、その通り。ダメはダメと言い続ける。近くでデモがあれば出かける。そのくらいの意思表示をボクもしたい。でも、歯痛ならばいかんともしがたいですね。
ちなみにボクはこの号で猫の歌とか電気代が高いとかイチョウにかぶれたとかの歌の中に次の一首が掲載されている。
「国民が政府に対して命令す」わかる?政治屋それが憲法
伊藤寛雄『かりん 2023.8月号』
政治屋ってつまり(ちんぴら)のことです。かなり皮肉って書いたつもりだが・・・通じないかもしれないなぁ。
今、キシダメは沖縄の辺野古基地(軟弱地盤で絶対にできっこない。もし、完成しても使用に耐えないと言われている)を作ろうとして遺骨混じりの土砂を投げ込もうとしている。
しかし、何十年もかけて父の遺骨を探しつづけている人がいる。人間のやることか。
いずれ、またこの歌集から引用するかもしれません。
そうそう、田村さんは1941年(昭和16年)戦争が始まった年の生まれの方です。機会があればぜひとも一度、お会いしたい人だ。
セロリー日記
以前も書いたかもしれないがセロリーは百均で売っている滑り止めのゴムサックが大好きである。もしかしたらマタタビよりも好きかもしれない(試したことはありませんが)。
ガリッガリッとかじりついてボロボロにする。
そして、ボクに自慢げに持ってきて得意顔をしている。
満足するとこんな感じですね。
本日はこれにて
戦争が終わった次の年生まれ 戦争を見て死んでゆくのか?