言葉にならず
今日は宮城の塩釜に救援物資を持って向かった。
東北道は大型車や普通車でも多くの荷物を積んだ車で混んでいる。皆が被災地に向かっているのだろう。それでも超混んでいるわけではなく流れはスムーズ。
塩釜に着いてすぐに津波に遭った東松島市の野蒜に向かった。
途中、塩釜市の状況を見て唖然とする。多くの商店街が津波に飲み込まれている。
そして、観光地松島。ここも多くの商店街が津波にやられている。被害が比較的少ないと言われるが甚大な状況だ。観光地として復活するのは簡単なことではないと思う。
そして、東松島の野蒜に向かった。
酷いの一言。そのテレビの画面だけで見ているのはバーチャルな感覚。実際にはあまりの惨状に言葉を失ってしまった。
瓦礫の山。もしかすればその中に被害者がまだいるのではないかと一緒に行ってくれた被災者のCさんがため息混じりにつぶやく。
写真を何枚か写してきたが惨状を伝える力の無さを痛感した。
写真は野蒜近くの仙石線の「東名駅」だが完璧に津波にさらわれている
。実は昨日からこの場所なども含めて自衛隊などの捜索隊が行方不明者の捜索を懸命にしている。宮城に到着した時のニュースでこの場所を中心にして30名を超える遺体が発見されたとのこと。合掌。
と、言うわけで本日は宮城にいます。本日はとりあえずの生存証明です。