継続は力なり


友川カズキコンサートにて

 まず、彼のドキュメンタリー映画。一人の真摯な男友川カズキを追いかけている。フランス人の監督が撮ったらしい。購入したパンフレットをまだしっかり読んでいない。後で読んでみよう。常に移動するカメラワークのためか画像の揺れが見てるボクを疲れさせる。ちょっと酔わせる感じだった。
 フォークシンガーであり競輪狂のギャンブラーであり書評家であるなど多彩な活躍の場が彼の演奏を紹介しながら展開される。とても人間らしさを見せてくれる。
でも、映画は友川の時々見せる素顔を切り取っていた。だから、見終わったあとに不思議な共感が生まれていた。途中、一回寝てしまった。ごめんなさい。

 演奏会。最初お客さんの数を予想していた。おそらく50人前後かと・・・。ところがボクの野鳥を数える鋭い目は一瞬にして聴衆を500人前後とはききだした。
彼がコンサートの運営をしてくれた人たちに謝意を話した時に
「いつもなら5~6人しかはいらない」と話していた。半分ギャグ半分は本音だったのだろう。

 彼の歌はドキュメンタリー映画で本人が話していたように「ガンガン歌うか静かに歌うかしかない。生き方と同じように中韓はないんです」の通りだ。35年前とまったく変わらない。

 トークが良かった。友川カズキが苦労してきた歴史を思わせた。秋田を想い秋田から離れたい願いがあったような気がする。

お客さん(この客たちが悪い)が妙に悪ノリをする。ステージの彼に声をかけた。

「秋田弁でしゃべってもエード」

彼の目は一瞬マジになった。

「オレが新宿のゴールデン街を歩いていた時、向こうから来た男に声かげられだ」
「オメ友川ダベ、俺も秋田出身だ」
「イッパツぶん殴ってやりました」

話が実話でも作り話でもいい。友川は秋田を引きずっていない。もっとよく見てくれと言いたかったのだろう。

 会場ではワンドリンクが有料で提供されていた。呑んで酔っ払っていたのか客席がざわついている。特に一人のつぶやき声がうるさい。

「ジッコ、ウルセ!金払えばエエワゲデネベ」

と、一言言って演奏になった。その通りだと心から思った。

 また、何と言うことでしょう(`へ´)凸。後ろに座っているオバサンがステージで話す友川の内容に大声で笑う。声をかける。これ見よがしに相槌をうつ。過剰反応ダベと苦々しかった。中国に泣き女と言う人たちがいるらしい。あのオバサンはウナズキ女だ。まったく・・・。

 コンサート後にDVDやCDを購入した人たちに本人がサインをしてくれた。もちろん買った。サインをしてもらった時に
「35年ほど前に能代で旅立ちコンサートに行ったんシ」
と、言ったら
「忘れてください」
と、言われた。それが上の写真です。

 さらに読書家の彼が先日芥川賞を受賞した西村賢太を熱く語った。芥川賞を受ける前に西村賢太の文庫本に友川カズキは解説を書いている。それだけの交流があったのである。本(小説)を見極める目の鋭さに感銘した。その文庫本は一冊ゲットした。

 一つのスタイルで歌を歌い続ける。競輪で負け続ける(勝つこともあるんでしょうが)。本を読み続ける。継続は力になるのだと良いコンサートだったと思う。



 その後の一杯が美味くて飲みすぎてしまった。最後にはシクシクとお腹が痛くなった。朝、早く某ホテルの部屋の鏡に自分を映して腹痛から回復気味の自画像を撮影。
 そして、仙台に向かった。


これにて本日のブログは終了。

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