晴れの日のとわ


晴天に

 この写真は大曲のジャスコから西山(出羽丘陵側)を見た方向である。とても好い天気になった。

 昨夜から孫娘とわが来訪。一緒にジャスコに行く。振るとチャランチャランと鳴るボールを買ってあげることにした。まったく、なんて可愛いんだろう。と、内心思っているのだがすでに帰ってしまった。

  五か月の孫の名前はとわという時々会えるうれしさ永久に

ただのジジバカですね。でも、さすがに寂しくなりました。


『勝ち負け、すべてではない』

 大相撲のことはもう書かないと思っていた。しかし、昨日(2011.2.19付)の朝日新聞に音楽評論家の吉田秀和さんが『ああ相撲!勝ち負け、すべてではない』という内容で長文のコラムを書いていた。この内容が「音楽展望」というコーナーに書かれていることに驚く。
 この内容を読みながらもう一度相撲について書いておきたいと思った。

 吉田秀和さんは1913年(大正2年)生まれと書いている。今は亡きボクの父と同じ年の生まれだ。年齢98歳。すごいなぁ。
 東京日本橋界隈で生まれ育った吉田さんたちが子供のころのスポーツの話題はもっぱら相撲だった。小学校に上がる前の正月に、吉田さんの家に年賀のあいさつにきた大工の棟梁の持つ相撲のレクチャーの思い出話を書いている。

『相撲は勝ち負けがすべてではない。鍛えに鍛えて艶光りする肉体同士が全力をあげて゛てぶつかる時、そこに生まれる何か快いもの、美しく燃えるもの。瞬時にして相手の巨体を一転さす技の冴え、剛力無双相手をぐいぐい土俵の外に持ってゆく力業。そういった一切を味わうのが相撲の醍醐味。それに花道の奥から現れ、土俵下にどっかと座り、腕組みして自分の取組を待つ姿から土俵上の格闘を経て、また花道をさがってゆく。その間の立居振舞の一切が全部大事なのだ』

 吉田さんも当然相撲のめざすところは勝利にある。と、いう。そのためには日常の精進と土俵上の奮闘が必要。要するに、美しさと力強さの両立が理想である。吉田さんの幼いころの相撲はむしろ歌舞伎につらなる興業だった。現に相撲は歌舞伎の演目にも組み入れられた。さらに寛政の大力士谷風が貧しい親孝行の力士のため星を譲ってやるという講談の人情話の種にもなった。

 そして、大相撲はいろいろな変遷をたどって今にいたった。ある場所の柏戸と大鵬の対戦を石原慎太郎が「八百長だ」と声をあげたこと。
 さらにはある年の大阪春場所で貴ノ花と北の湖の一戦についての思い出も書いている。当時の北の湖は「憎らしいほど強い」と言われていた。
 この時の対戦を見た時の吉田さんの感慨と最後の言葉を読んだときにボクは思わず涙がこぼれそうになった。その部分を引用したい。

『北の湖の大太刀に対して細身の剣のような貴ノ花ような感があり、貴ノ花が勝つのはどうかと思われた。それがまた観衆の判官びいきの熱を一層高める。そんな中で、かなり長い攻防の末、勝ち名乗りを受けたのは貴ノ花だった。その時の満場の歓呼、歓喜の沸騰の凄まじさ!あれはもう喜びの陶酔、祭典だった。あとで北の湖は「四方八方、耳に入るのはみんな相手への声援ばかり」といっていたが、私はTVを前に「北の湖、よく負けた」とつぶやいた。
 今相撲は非難の大合唱の前に立ちすくみ、存亡の淵に立つ。救いは当事者の渾身の努力と世論の支持にしかない。あなたはまだ相撲を見たいと思ってますか』

 ボクがある農業高校に勤めていたころクラスに二人の相撲部員がいた。とても良い奴らだった。その練習風景を見に行ったときにボクは目を瞠った。ガツーンとぶつかり合う迫力。お互いの攻防の繰り返し。そして、練習によって鍛えた体の張り。そのどれにも感動をおぼえた。彼らはインターハイにも出場し今では素晴らしい社会人になっている。
 それらのことが吉田さんの文章を読みながらよみがえってきた。この内容が音楽展望に掲載された意味も分かったような気がする。相撲も芸術の一つなのだ。さすがに父の年代の記憶と考え方は参考になる。そして、ボクはこれからも相撲を見たいと思っている。



わが職場のK君がしみじみと言う。

「最近、メンタルが弱いんです」
「何っ??」
「欲しいモノがあるとすぐにポチッてしまいます」
「うーむ」
「我慢ができない弱い心があるんです」

なるほど。ポチッとクラブ準会員のボクとしてはドンドンポチリなさいとアドバイスすることにしたい。メンタルは簡単に強化できないのである。継続的に取り組む必要があるのだ。だから、まずは物欲地獄の底を見てからメンタル強化は始まると思うのだ。フフフフフ。これにて本日のブログは終了です。

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