春風亭勢朝独演会でした


独演会三席

 昨夜はアルヴェで春風亭勢朝師匠の落語独演会があった。真打ち出演で入場料が無料なのが何よりもすごい。お客さんは100人くらい集まっていたかなぁ。せっかく無料の落語会がもったいないと落語ファンのボクは思ったのであります。
 勢朝師匠は今は亡き春風亭柳朝師匠の弟子で師匠なき後は小朝の一門に属しているとのことだった。群馬県伊勢崎市出身で地名の「勢」をつけてもらったと話していた。

 演目は3席。まずは定番とも言える「子ほめ」。友だちのところに生まれたばかりの子どもを褒めて一杯ごちそうになろうとする男の物語。
 2席目はこれまで聴いたことのない演目だった。豊臣秀吉の死後にその臣下の大名たちが6人(加藤清正、池田・・・そして福島正則)茶会に招かれた。その6人の大名は茶会の作法などを知らない。
 そこで加藤清正が最初にお茶を飲むのでその真似をすることになる。6人目がへそ曲がりの福島正則になった。
 お茶の回しのみ時に加藤清正の長いひげがお茶の中に入ってしまう。その汚いこと・・・。清正の後の大名たちが真似をしようにもあまりにも汚くて一度飲み込んだお茶を吐き出してしまう始末。つまり誰も飲まない。最初に出されたお茶よりも吐き出した分量で増えてしまっている。ところが最後にお茶の器が回っていった福島正則が近くにあるお菓子とともに一気の飲み干してしまう・・・・。ウーム何ともかんとも汚いなぁ。
 勢朝師匠も話していたがもともとは講談で演じられていた内容を落語にした噺とのこと。落語家は一席演じた後で通常演目を言わない。そこで家に帰ってから調べたら「荒茶」と呼ばれるネタだった。勢朝師匠の十八番の噺らしい。勉強になりました。
 そして、3席目は『子別れ』。大工の熊さん。腕の良い大工だが酒を呑んだらハチャメチャ。かみさんと息子亀吉(だったかなぁ)がいるにもかかわらず吉原から女を連れ込んで女房子どもを追い出して女と暮らす始末。しかし、女はもともと花魁。うまくゆくはずがない。ずくに別れてしまった。それから熊さんは心を入れ替え職人として腕を磨いた。
 2年後。木場で世話になっている番頭さんの機転で息子の亀とばったり再会した熊さん。いろいろなことがあり、元のおかみさんと「より」を戻す噺です。
 「子はかすがい」と言います。この噺は大工の使う「げんのう(金槌)」と「かすがい」がキーワードになる。でも「げんのう」とか「かすがい」はごく一部の言葉になってしまったんだろうなぁ。

 ギャグをたっぷりと盛り込んだ古典落語が3席。楽しませてくれたなぁ。前にも書いたがこれで無料(ただ)とはありがたいですね。
 帰りに呑んだビールと酒っこが美味いこと旨いこと・・・。電車で降りる駅を乗り越すことなく帰ってきました。


写真は、このところギターを持って伴奏をする機会があった一枚。写真をもらったのだがどうもボクは楽しんでいませんね。必死になってコードを追っている。これじゃあ「音楽」ではないです。「音我苦」かも・・・。でも楽しいんですけれどね。
子ども向けの『例解学習類語辞典 小学館』をぱらぱらと見ていたら「アナクロニズム」という言葉にぶつかった。ヘェーッ今時の小学生はボクも知らないこんな言葉も調べたりするんだと感心した。日本語で「時代錯誤」という意味とのことフーム。その例文に次のように書かれている。
『情報公開が求められる時代にすべて非公開とはアナクロニズムもいいところだ』
素晴らしいっ!その通りだ。四年前に発行された辞書である。先日の特定保護法案をすでに予言していると思った。監修の深谷圭助先生の見識がいいなぁ。この辞典、パッと開いて適当に読んでいてもおもしろいです。
そうそう有馬記念。見事に外しました。これにて本日のブログは終了です。

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