老化防止の方法として
夕日の前に
日中は抜けるような秋の青空が広がっていた。夕方になって少し薄雲がかかってきた。それでも西の山際に沈む太陽は木々の間から夕焼けの色を届けてくれる。
ギター
音波の話が出てきたのでギターを引っ張り出した。ハーモニクスなどを説明するためにはとても便利である。
基本的にはアコースティックギターが便利なので、ちょいと図体がでかいのであるがそれを見せる。そして弦を1本ビーンと弾く。だがそれでは全然おもしろくないようだ。
「レット・イト・ビーを演れますか」
「スカバロー・フェアを弾けますか」
「エレキギターを持ってるんすか」
などと聞かれる。彼らもボクの年齢に気を使って古い曲ができるかを聞いてくるらしい。もっともボクも年齢を44歳ダゼ???と言っているのだが彼らにはお見通しかもしれない。当たり前ですけどね。教員生活をやって44年目にはなると言う意味なのだが・・・・
それはともかくとして「スカバロー・フェア」懐かしいなぁ。以前はアルペジオでなんとかポロンポロンと弾けたのだが今では妙に指が動かない。
アリャリャこんなはずじゃなかったのに・・・。慌ててギターを抱え直して練習してみた。指使いをなかなか思い出せない。いや、すっかり忘れてしまった部分もある。ヤバイっこれじゃあ完全に老化現象だ。
思い出すために間違ってもいいから少し早弾きで指を動かしてみたら何とか思い出してきた。近いうちに彼らに披露しよう。
まぁ、ギターも老化防止にはなるかもしれない。でも、久しぶりに触ったら指先が痛い。それでも少し頑張ってみよう。
夕方の帰りの山道は真っ暗闇だ。山道の真ん中のセンターライン付近に2匹の生まれたばかりの子猫を発見。誰かが捨てたのか。本物の野良猫の子どもなのか。スピードを落としてひきつぶさないように静かに通り過ぎた。拾ってこようかなぁと一瞬心が動いた。でも、飼えるわけがない。と、思い通り過ぎてからスピードをあげた。鬼の心で・・・
捨て猫は人の生きざまあらわして子猫寒々心しんしん
本日はこれにてブログ終了。少し疲れ気味です。