沼館の八幡神社(納豆八幡)


勝手に雄物川町Hi-Rock観光協会(1)

 何回か雄物川の町中を歩いて町の紹介のようなことを書いている。そこでタイトルをみうらじゅんが出しているCD「勝手にご当地ソング47+1」にならって「勝手に雄物川町Hi-Rock観光協会」とした。

 スタルヒンのお墓、首塚神社と続いて今日は雄物川町八幡神社に行ってみた。実は友人から「雄物川町は【納豆神社】のある町の印象があるのだが」とメールをいただいた。
 何も知らないボクはそんなことがあるのか。と、早速自転車を組み立てて出かけた。

 雄物川の八幡神社は写真のように大きな木立が境内にある。午後3時近くに行ったのだが、周りではうるさいくらいにヒグラシが鳴きかわしている。ところがヒグラシの鳴き声の中に何だかクビを締め付けられているような叫び声のような音も上空から聞こえてくる。
 なんだろうと思い、高い木の上をジーッと眺めていたら大きな鳥の影がサーッと飛んでいった。すると、その叫び声がひときわ大きくなった。ムムムッ、アオサギのようだ。境内の「佐助」と刻まれた敷石の上には鳥の羽が落ちている。色からしておそらくアオサギだろう。つまり、この木立の頂き付近ではアオサギが営巣しているはずだ。

 看板には八幡神社の見所として次のように書いている。

『後三年の合戦で配送する源氏軍の馬の背で発酵した大豆が納豆の起こりといわれ「納豆八幡」とも呼ばれます。祭典の宵祭りには縁起物として参道で「納豆」が売られます』

 なるほど。まぁ、歴史や由来はいろいろあるようだ。煮た大豆を藁のようなもので包んでいなければ発酵しそうにないのだが、言い伝えだから良しとしよう。

  ヒグラシの声がしみいる境内は緑陰涼し納豆八幡


桑田真澄氏(6)

 桑田氏の「野球を好きになる七つの道」は最終回になる。

7.その大声、無駄では?

 桑田氏は大声を出す理由は二つあるという。一つは練習中のノックの順番を待っている時。二つ目は試合で相手をヤジっている時。

 試合中や練習中にただ闇雲に声を張り上げていれば良いわけではないのだが、チームメートに対してしっかりと意思表示をするためには大声も必要である。と、ボクは考えている。
 ここでは相手をヤジる無駄な大声を無くすことには大賛成である。桑田氏はヤジについて次のように書いている。

『ヤジは日本に野球が伝来してから100年たってもなくならない欠点の一つです。明治時代の一高と米国人チームとの対戦でも、ヤジのひどさを批判して「もう一高と試合をするのはやめるべきだ」と英字紙が論じたそうです。そんなものを続けるよりも対戦相手や仲間にリスペクトの気持ちを表現したほうが、スポーツマンらしくかっこいいと思いませんか』

 ヤジについては色々なことを思い出す。まず、大会要項に明確に規定されている「対戦相手を尊重するように」ということがある。つまり、ヤジったりしないで正々堂々と試合をしようという規定だ。ところが・・・2007年5月21日の魁新報に『真剣勝負に飛び交うやじ』として次のような記事が掲載された。

『(5月)14日までこまちスタジアムなどて開かれていた高校野球の春季中央地区大会。一冬を越した球児が繰り広げる熱戦は,十分に観客を引きつける内容だった。ただ、スタンドの応援団からプレー中の選手に数多くのやじが飛んだことが気にかかった。やじには相手へのプレッシャーの意味もあるのだろうが、聞いていて決して気持ちのいいものではない。中には選手の身体的特徴をあげつらう声もあった』

 このコラムはスタンドのヤジを書いている。しかし、このようなチームはベンチ内からもヤジが飛んでいる可能性大だ。
 だいぶ前のことになるが秋田県内の某強豪校と言われるチームと対戦した時のヤジはハンパでなかった。こんなチームが甲子園に出場するのかと愕然としたものだ。

 桑田氏が言うように味方を鼓舞する。そして、対戦相手を尊敬していればヤジなど飛ぶはずがない。そんな指導を前の監督と徹底したことも貴重な思い出である。

 桑田氏は「新しい野球道」の根幹にスポーツマンシップを置きたいという。そして、野球を通じて人間性を磨き、技術だけでなく精神的にも自分自身を成長させていく。そして何よりも野球が楽しくないといけないと言う。
 
 心から納得できる内容だった。


【本日のワイルド・メモ】アオサギ・スズメ・ツバメ・ヒヨドリ・キジバト


今日は久しぶりに古巣大曲工業高校に行ってみた。理由はコロコロと車を回して距離を測定するメジャー(と、言うのかな)が壊れた。そこで何でも修理してくれる我らがONOさん(ONO工務店工務店社長と呼んでいる)に直してもらうことにした。手近な部品を利用して十二分に使用に耐える修理をしてもらった。感謝感謝である。久しぶりに行った懐かしの校舎の玄関横の池には蓮の花がひっそりと咲いていた。
これにて本日のブログは終了。

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