堅香子とは
二日酔いの空
昨夜は観音様の祭礼。子安観音と言うことがわかった。調子に乗って焼酎をどんどん飲んだ。
写真に写っているのは昨夜お互いに焼酎を飲み合った仲間たち。まったくどうしよもないヨッパライどもだ。左端がもっともダメ雄。
しかし、崖から落ちた時に助けてくれた良いヤツらでもある。ちなみに後にいる男性はボクのHPの最初に出てくる子どもたちの写真で右端に写ってる坊やだ。右側二人はあの当時は赤ちゃんだったので古い写真には残念ながら写っていない。
自宅に着いた途端に酔いつぶれてしまったらしく、ハッと気がついたら午前3時。何と酒には弱くなったことか・・・。それから布団にもぐり込んだがすぐに朝になってしまった。
ところが起きたら酒臭い。あれだけ飲んだら当然だろうなぁ。自分で感じるくらいだから相当なもの。
これじゃあとても運転できない。酒気帯び運転などで摘発されるのはまっぴらである。だから申し訳ないが練習に出るのはキャンセルさせてもらった。
そして、午前中は家の中で番茶を飲みながらゴロゴロとしていた。10時頃になってこれじゃあただの老害ジジイだと一念発起。風は強いけれど天気は良い。
そこで裏山に酒を抜くことも兼ねて出かけてみることにした。突然「はつらつジジイ」に大変身。
南外村では近くの裏山に2~3卍戮了矯擦鮑遒辰拭この道のりを歩いたら酒は抜けるだろうと健気にもボクは考えた。
カメラと双眼鏡と携帯とラジオをガムテープバッグに放り込んで長靴を履いて出発。長靴をズルッズルと引きづりながら歩き始めた。長靴の音に驚いたホオジロが足下から飛び立つ。
散策道路の標識を発見。ところが標識はあるのだが道はないのだ。冬の雪で倒された杉の木があちこちに転がっている。とても歩きにくい。まったく整備していないのだろう。山の入り口で気持ちはめげてしまった。それでも気持ちを取り直して道なき道を分け入ってみた。
すると枯れた杉の葉の間からカタクリが顔を出して咲いている。久しぶりに見るカタクリの花だ。
先日の新聞に「堅香子」という漢字が出てきて読めなかった。調べてみたら「かたかご」と読みカタクリのこととあった。そうかぁ、南外でカタクリのことを「かたご」と言う。これは古くから言われてきた「堅香子」が訛ったんだろう。秋田弁は由緒ある古語の訛った方言が多い。はずだけど・・。
それはともかくとして周りを見るとキクザキイチゲ(だと思う)がたくさん咲いている。そして、紫の花をつけたエンレイソウ(かな?)があったのでそれらを撮影した。そしてギョウジャニンニク(山ニラとも呼ばれているかもしれない。昨夜の飲み会でも名前が出ていた)もパチリと。
杉林の中で写真を撮っているうちに山登り散歩の熱は冷めてしまった。またまたダメダメ妥協ジジイになった。
まぁ、気持ちがのらなくなったので帰ることした。ついでに久しぶりに旧自宅の更地に寄ってみたらコブシの花が咲いている。
だから本日は二日酔いのコブシの空と言うことにしておこう。
【ワイルド・メモ】ホオジロ、カワラヒワ、トビ
今日は外に出たのだが、あまり鳥は見なかったなぁ。これにて本日のブログは終わりです。ようやく酒が抜けてきたようです。