またまた特定秘密保護法案について


福島レポート(2)を書くつもりだったが「特定秘密保護法案」の危険性についてどうしても書きたくてレポートは明日にまわします。


 特定秘密保護法案が今週中に衆院を通過する勢いらしい。維新の会とか自民党Bのみんなの党が修正案を出しているが本質的なところには触れていない。
 そんな中でも新聞各紙は法案に対しての反対意見や懸念を表明するケースが目立ってきた。特に今朝(2013.11.19付)の日刊スポーツ紙『フラッシュアップ 大谷昭宏 「取材の自由」条文化しないワケ』と題するコラムは鋭い。
 その内容をざっくり言えば審議中の委員会で不当な取材にあたるかどうか個々の事例について「それは大丈夫」と森という歌手のような名前の大臣が大盤振る舞い答弁をしていると言うのだ。で、もう少し詳しくまとめと次の通り。


『例えば「伏せられて放置している紙を裏返して閲覧して写真を撮る」「スリープ状態になっているパソコンを起動させて閲覧する」これらは不当な取材でないと森担当大臣は答弁している。
 このような「大丈夫論」は法案にある条文「国民の知る権利には十分に配慮する」「政府は違法または著しく不当な方法でない限り正当な業務とする」のような曖昧で危うい文言をどうしても残しておきたいからだと大谷氏は分析する』

そうかぁ、一見するとボクのような甘ちゃんは「その通りかもしれない」と思ってしまう。続けてまとめてみると。

『だが、本当に必要な「国民の知る権利はこれを保証する」「報道、取材の自由には、この法律は適用されない」と条文に明記しないのはおかしいと言う。20年後、30年後に記者が特定秘密をスクープして逮捕され、弁護団が今の国会で答弁している森まさこ大臣の話した議事録を引っ張り出しても検察や裁判所が「そんなやりとりと法律は関係ない」と一蹴されたらそれで終わりである。
彼等はあくまでも法律の条文にのみ沿って判断するからだ。今、森まさこ大臣が大丈夫と言っているようなパソコンの画面を開いて見たことが「著しく不当な行為」と断じられたら、法律的にはなんの抵抗もできないことになる。
 こんな危ない法律が今週中にも衆院で可決されようとしている。先週、田原俊太郎さんやジャーナリスト8人がこの法律を通してはならないと、反対の共同声明を出した。だが、巨大与党を前に、その力はまことに弱い。
 今度は新聞、雑誌の記者にも呼びかけて明日20日に都内で改めて集会を開いて法案即時撤回を求める声明を採択、その足で国会に要請書を提出することにしている。
 20年、30年後、あのときジャーナリストは、いや、あのとき、日本国民は一体何をしていたんだと言われないために』


 「そんな非道いことをするわけがないでしょう」猫なで声でこの法案を進めたい人たちは話しているとしか見えない。
 だが、これらは議事録にあってもあくまで会話である。そんなことはいつか消えてしまう。忘れてしまう。話した人は知らんふりをする。もしかしたら特定秘密に指定されるかも知れない。あくまでも条文に書いていることが動き出す。そしてその運用は恣意的に・・・。
 戦前戦後を通してこんなことの繰り返しで非道い歴史を経験してきたはずなのに。
 
 先日この拙いブログに「後日あの時がとなる日が近々来るような気がする」とのコメントを寄せていただいた
 「その時」が迫りつつある気がしてならない。ボクはこの大谷さんのコラムの内容を全面的に支持したい。そして憲法が吹っ飛ぶようなこの法案は廃案しかないと考えている。



 日本はどんどん変な方向になってゆきそうだ。教科書の検定問題も原発再稼働もTPPもすべて巨大与党のやりたい放題になっている。
 そう言えばTPPについてアメリカはすべての品目(コメなど農産物も含めて)関税撤廃を迫っている。
 TPPではコメや牛肉など五品目なども関税撤廃を迫られることは当然わかっていた。それを聖域だなどと誤魔化して当選した自民党議員の何と多いことか。

 やはり日刊スポーツの政界地獄耳では特定秘密保護法の先取りでマスコミはこれらのことを報道しないように自主規制しているのではないかと皮肉っていた。
 こうなると今一番まともなことを報じているのはスポーツ新聞ということになりそうだが・・・。


 と、言うわけで本日は国会のあまりの非道さにあきれてのブログアップです。

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