映画「アンヴィル」
大雪続く
相変わらず降り続いている。今日も20センチほどの積雪があった。職場の4階から角館の町の方向を見ての雪景色を撮影してみた。
アンヴィル~夢を諦めきれない男たち~
なぜか涙が出てしまった。映画のラストシーンだった。
昨日、仙台駅前にいたのは映画を観ることが目的だった。その映画は仙台の駅前の「チネ・ラヴィータ」で上映されている「アンヴィル~夢を諦めきれない男たち~」である。
「アンヴィル」とはヘヴィメタルバンドのグループ名だ。まったく知らなかったが30年前来日したときには有名なバンドの一つだったらしい。しかし、同時に来日した「ボン・ジョビ」は有名バンドになったのだが「アンヴィル」は全然ダメだったようだ。
リーダーのリップスやドラマーのロブは地元でアルバイトのようなしがない仕事をしながらバンドを続けて夢を追い続けていた。二人はまったくうだつのあがらない日常生活を送っている。だが、ギャラを支払われないなど苦境に立たされても楽観的に現実を乗り越えようとしている姿に感動する。
さらに子供の頃から育んできたりリップスとロブの友情と絆、そして半ば愛想をつかしながらも見守っている家族やファンの姿・・・が映像として流れるキュメンタリー映画である。30年間、夢を諦めなかった男たちの夢と友情を描いている。
映画を観てからパンフレットを一部購入。ついでにCDを買おうと思い映画館のカウンターで在庫があるか聞いた。すると映画館では置いていないとのこと。しかし、駅の反対側(つまり仙台駅西口)にパルコがあり、そこの8階のタワーレコードと提携してCDを販売していると親切に教えてくれた。
早速、タワーレコードへ直行。彼らがデビュー当時の傑作と言われた「メタル・オン・メタル」とこの映画の主題でもあるCDの「ジス・イズ・サーティーン」をゲット。
パンフによると、あのダスンティン・ホフマンはこの映画を観て次のように語ったという。
「この映画を観るまでヘヴイメタが大嫌いだった。しかしこれは、今まで観た中でもっとも心か揺さぶられた映画だ!」
ボクもヘヴィメタは「筋肉少女帯」くらいしか聴いたことがない。CDを聴いてがんばってるなぁと感じた。ヘヴィメタも悪くないかもしれない・・・。
そして、先日「わたしの中のあなた」でお母さん役をやったキアヌ・リーブスは
(お詫び)m(。≧Д≦。)mスマーン!!
ここまでは昨日書いたブログ。今朝、元キアヌ・リーブスファンからメールをいただいた。「キアヌは男性です」。そうかぁキャメロン・ディアスとゴチャゴチャになっていたボクに問題があったのです。キアヌもキャメロンも認識できていなかったのです。まったく・・・。と、言うわけで反省のために間違った文章をそのまま掲載しておきます。 <22日午前11時反省の弁 それでは、以下に先ほどの文章の続きキアヌの感想を・・・・>
「可笑しくて、美しくて、感動的!これは信じ難いほど素晴らしい友情の物語だ」
と感想を述べている。
アンヴィルは新CDのキャンペーンが功を奏して30年ぶりに東京公演に呼ばれた。幕張メッセが会場。彼らの不遇時代は20000人収容の会場で一桁の観客でも演奏してきた。
いよいよ幕張メッセでの演奏が始まった。その時にボクの目から涙があふれたのだ。
「どんなことがあっても投げ出さないで明るく生きることはなんて素敵なんだ。人生捨てたもんじゃない」
と、ボクは思った。
かっこ悪いアンヴィルなぜかかっこ良く笑い笑ってつい男泣き
今年はローリング・ストーンズの「シャイン・ア・ライト」、マイケル・ジャクソンの「THIS IS IT」そして、この「アンヴィル」とロック系?ドキュメントを三本観た。ローリング・ストーンズとマイケル・ジャクソンはスパースター。アンヴィルは知っている人しか知らない無名のバンド。三本ともミュージシャンの心の動きが見えてとても良かった。
ところで本編が始まる前にマイケル・ジャクソンの「THIS IS IT」の予告編が上映された。たまたまこの「チネ・ラヴィータ」で再上映するので予告編をやったのだ。予告編はどんな映画でも「良いとこ取り」だから2~3分の画面だったが予告編だけでもワクワクした。儲かったなぁ。
2学期終業式。明日からは冬休みになる。部活動のシーズンだ。さぁ、明日に備えよう。これにて本日のブログ終了。