ほうじ茶の効果
夕雲
夕焼け雲。今日は快晴だった。からりと晴れ上がり湿気がまったくない一日。
バレーボール部員諸君が努力している体育館の上に赤色に染まった西空を職場の駐車場から見上げて一枚。夕焼けの西空に青空と朱が混じり合う雲が微妙な雰囲気を醸している。何だか前にも同じような風景をプログアップした気がするけれど。空は同じ形を二度と現さないから。と、言い訳をしておいて。
避難訓練
我が職場で避難訓練があった。ちょうどその時間帯には教室にいた。机の下に一時身をかくす緊急避難の練習で少女たちは全員窮屈な机の下に入り込んだ。えらいえらい。そして、その後に出火したとの想定で建物からの退避になる。
災害を予想しての避難訓練はなかなかに難しいかもしれない。それでもひしひしと伝わる緊張感を感じるものらしい。
災害や緊急避難について、まったく知らないよりは知っている方が間違いは少ない。そんな感想をもった。
宇治のほうじ茶
お茶が好きかと聞かれたら。好きです。と答えたい。でも、煎茶はイマイチ弱い。何となく煎茶のカフェインに弱いのである。
煎茶を飲むと心臓がドキドキしてくる。好きな女の人に会った時のような感じである。ふわふわどきどきした感じになる。だから、いつもそんな感覚になりたい時は煎茶を飲む。っていうのはウソ。正直、あのドキドキ感が辛いのである。いつも、ふられていたからかなぁ。
しかし、番茶はそんなにカフェインも強くなく温かな気持ちになれる。角館のある店で売っている「雁が音」というほうじ茶はとても良い。
実はこのお茶は本店の社長に勧められた。その後は番茶はこのほうじ茶を飲むことにして楽しんでいる。
最近、「雁が音」の茶っ葉が少なくなった。痛めたアキレス腱もだいぶ回復したのでリハビリがてら徒歩で角館の町中にお茶買いにトコトコと。
小さな店に入ると誰もいない。この店は小さなお土産店にもなっている。
「誰もいない時はこの鐘を鳴らして下さい」と書いてる紙があり小さな鐘も置いている。そこで少し大きな声で「こんにちは、こんにちは」と言いながらチリンチリンと鐘を鳴らした。
しばらくするとおばあちゃんが出てきた。お茶を購入して店の中を見回すと数冊の本が置いている。この本の背中を見ると『本屋さんにない本 こころのこやし この先はみなさんによく考えてもらいたい その9』著者は「ひまこうざん」と書いている。オーッと心の肥やし、つまり肥料かぁ。最近ボクの心も肥料不足だと思い、おばあちゃんに聞いた。
「この本はどんな本ですか」
「あー、これですか。どうぞ持っていってください」
「エーッ良いんですか」
「はい。誰かが日記みたいに書いたのを10巻作ると言って置いてゆきました。これが9号です。どうぞどうぞ」
と、言うわけでありがたく1冊いただいた。お茶の付録をもらった気持ちだ。付録と言っても280ページ近くある結構分厚い冊子だ。存在感はある。誰が置いていったかわからないのも不思議な話だ。
内容を確認していないが暇な時にパラパラと読んでみよう。はたして心の肥やしになるのかどうか。
リハビリがてら歩いていると楽しい出会いがあるもんだなぁ。少しホッとした楽しい気分で帰ってきた。
ほうじ茶を買いに出てゆき安らいで
ほっとするのも「雁が音」の味
さぁ、お茶でも一杯。それよりもビールだビール。
本日のブログはこれにて終了。