本好きの悲哀


快晴

 今朝の気温は7℃前後。そして、日中は雲一つない(子どもの頃に見た漫画で小学校の校長先生が「今日は雲一つない天気で」と言ったら次のコマで生徒が「むこうに一つあります」とツッコミを入れる4コマ漫画を忘れることができません)天気であった。
 我が家の裏では紅葉が真っ赤になっている。ヘリコプターのような種子をつけて青空に飛び出しそうだった。

 今日は代休である。
 車庫に積まれている本の片付けをおこなった。
 あまり好きな言葉ではないが「断捨離」を実行しようと一念発起。とは言うものの、どうしても未練と愛着が残る。特に思い入れを持って集めた雑誌や本は捨てるにしのびない。それでも手の付けようのない状態の本たちが山ほどある。「断捨離、断捨離」つぶやきながら・・・。

 軽トラを借りて捨てる本をダンボールに詰め込んで「大仙美郷エコクリーン」に運び込むことにした。

 最初、受付で軽トラックごと計量したら積んでいる内容は何かを聞かれた。
「汚れた本と段ポールです」
「それならば資源ゴミになります」
「焼却ですか?」
「いえ、資源ゴミです」
「・・・」
「無料です」
「ハァ・・・!???」
そんなやりとりをして案内に従って処理センターに運び込んだ。

 すると、別の係の方が
「こちらに置いてください」
と、置く場所を指定してくれた。ドンドンと積みおろして、空になった軽トラでもう一度計量した受付へ向かう。
 そこで荷物をおろして空になった軽トラの重量を計測してどれだけの量が運び込まれたかをチェックしてOK。ちなみにどれくらいの重さでしたか?と訊ねたら
「290圓任靴拭
とのこと。これで午前中の作業終了。

 午後も同じ作業の繰り返し。二度目の搬入の時は少し慣れたので余裕をもって計量などしてもらう。

 指定の置き場所に荷物を降ろしていたら、若い方が軽乗用車に本を山ほど積んで来られた。彼が話しかけてきたので作業しながらの会話。
「本が多くて大変ですねぇ」
「んだなぁ。お互い様ですね。私は今日これで2回目だ」
「以前、本を車にぎっちり積んで秋田市の古本屋に持って行ったんす」
「ホーッ」
「すると古本屋では漫画しか買いませんでした」
「エーッ」
「全部で300円」
「たったそれだけ?」
「ンだす。ガソリン代にもなりませんでした」
「漫画以外はどうしたの?」
「無料で引き取ってくれると言うので置いてきました」
「・・・」
「それなら捨てた方が良いと思って今日は試しに来てみました」
「んだなぁ」
「二階に本を置いていたら重くて地震が来れば大変で・・・」
「結局捨てるしかネーベなぁ」

こんな話になってお互い本好きの気持ちが通じた短い時間であった。

 で、帰りに2回目の計量をしてもらったら370圓箸里海箸世辰拭


いずれ何年後かにはボクの家にある本類は全部この運命だ。
 本を捨てる時には、生きていれば今年100歳になるボクのオヤジが話した言葉を思い出す。中国の戦争に行った時の話だ。

「日本の兵隊はバカだった。中国の家で出てくる紙の類を大事にしないもの。紙を大事にしない民族はダメだ」
我が半アル中気味の父は広告の紙はもちろん包み紙、本などをとても大切に扱っていた。

と、言うわけで本日は親不孝のボクの反省記であります。


  断捨離は嫌いな言葉だったけど捨ててしまえば妙にスッキリ



これにて本日のブログは終了です。

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