飛行機雲
夕空を切り裂く
またまた空について。
最近、空を見ることができるのは朝と夕方だけである。特に夕方は西に向かって走るので夕焼けを見ながらの走行だ。
夕陽が雲に隠れたので雲の周りが赤くなった。その上をジェット機が飛んでゆく。ジェット機の後方には飛行機雲が出ている。どこまでも空の端から端まで空を切り裂いてゆく。
調べてみると飛行機雲が出るのは高度が一万メートル付近を通過するジェット機の場合だけになるそうだ。一万メートル付近の気温はマイナス50℃付近で、エンジンから出る水蒸気が小さな氷の粒となって雲ができるとのこと。
だから一万メートルよりも低空を飛んでいる飛行機の場合は雲はできない。
最近は飛行機雲を見ることが多い。それはジェット機がたくさん飛んでいるからだとのこと。
大空を上と下とに切り裂いて
飛行機雲に夕陽かがやき
「右」の説明
先日「16歳の教科書」と簡単に書いたが詳しくは『ドラゴン桜公式副読本 16歳の教科書 なぜ学び、なにを学ぶのか 講談社刊』である。
その金田一秀穂さんが国語の項目で「絵筆のように言葉を使おう」として勉強法を話している。
その中に「言葉とは覚えるものではなく、考えるもの」の1章がある。そこで『君が国語辞典をつくることになったとして「右」という言葉をどうやって説明する?』という例題をしめしている。
さすが金田一京助を祖父、金田一春彦を父に持つ辞書一家の生まれだ。
右という言葉を使わずにどうやって「右」を表現するのか。
「東を向いたときの南」「北を向いたときの東」「ピアノの鍵盤で音階が高い方」など答の例を出しているが難しいですねぇ。
右も左も、みんなが知っていることなんだけど、いざそれを説明しようとすると、すっごく難しいことがわかる。と、金田一先生は話している。
頭を回転させて答を導き出す。それが言葉だという。なるほど。
そうです。確かに難しい。
バレーボールでスパイクを打つのをどうするかを言葉で表すのは難しいだろうなぁと、今日の練習を見ながら考えていた。説明はできなかった。フーッ。
クイズ番組に出ているばかりではない。金田一秀穂先生から目が離せない。
本日のブログはこれにて終了。今日は妙に疲れた。ビールをあおって寝ます。