あらためて高校野球は良いねぇ


DVD「ひゃくはち」
 ずーっと待っていた。映画館で「ひゃくはち」が上映されることを。しかし、結局秋田に映画は来なかった。

 「ひゃくはち」とは早見和真著で集英社から昨年6月に発行された小説である。小説の帯には「それはボールの縫い目、そして煩悩の数。ボツだからこそゆずれない夢がある」と書いている。
 以前、ブログにチラッとこの小説について書いた気がする。ところが何時書いたか思い出せない。感想としては「こんな高校野球もあるんだなぁ。でもおもしろい小説だ」だった記憶がある。小説とほぼ同時に映画化され昨夏には公開されていた。秋田での公開を待ったのだが公開されなかった。残念。

 2週間程前にamazonからメールが届いた。
『あの「ひゃくはち」がDVD化に。プレミアムエディション付きで予約注文で30%オフ』早速、予約注文。
 昨日DVDが届いた。今日の午前中から本編とプレミアムエディションを見た。簡単に言えば途中で高校野球って良いなぁと涙を3回ぬぐった。小説を超える映画はあるかどうかをいつも思うのだが、これはこれで良かった。

映画の中で語られた主人公たちの印象的な台詞を少々。
除夜の鐘を聞きながら
「108とは人間の煩悩を示す数だ。そして野球のボールの縫い目も108。煩悩まみれの俺らが煩悩ボールを打って捕って投げて。甲子園はその頂点を決める大会か?」
取材にきた記者に対して
「3年間死にものぐるいになって練習してもグラウンドに立てない人間もいる」
これも記者に聞かれたときの言葉
「野球をやっていて楽しいことなんて無い。苦しいことばかりだ。だが、高校野球はやめないし続ける」

 まぁ、映画や小説だから現実とは違う。高校野球の現場を経験した人間としては不適切な表現部分は山ほどある。しかし、高校野球って良いなぁと思う映画だ。そして、あまりにもくさい表現で嫌だけれど「青春とは友情とは良いものだ」とつくづく感じた。

 映画館のスクリーンで観ることができたらもっと感動しただろうな。そして、暗闇の中で涙をポロポロ流していたんだろうなぁと思う。

 と、言うわけで至福の2時間半をDVDを観ながら過ごす土曜日だった。

      青春はなんてはかなく美しく
         迷い彷徨いひゃくはち煩悩


東洋大学現代学生百人一首から
 箱根駅伝で優勝した東洋大学では、毎年高校生や中学生から短歌を募集して百首選んで発表している。ホームページを拝見すると10年間ほどの入選作が掲載されている。
 昨年第21回応募に発表された中に次の一首がある。秋田県から入選がこの一首だ。

   大空を切り裂いて
     飛ぶ白球に
       私はこの夏恋をしていた
          秋田県立秋田高等学校 3年 野村万里奈

 若い人の感覚は良い。野村さんの白球にこめた思いがいろいろな想いに重なる気がする。

今日のブログは早めにアップします。これから秋田市に出発。フフフフ。

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