苦みをかじる


ヒメリンゴ?
 小さなリンゴが職場にあった。
「これ食べても良いの ?」と聞いたら
「ハイ」
 それでは食べる前に机の上で先日、設置したコンピュータのキーボードとマウスと一緒に写真を一枚。何だかマウスの色がおいしそうだ。
 そして、ゴシゴシとズボンで皮をこすってカリッとかじった。かなりすっぱい。そしてかじっていると微妙な苦みがある。野性味あふれる味かも知れない。
 数がある程度あったら四等分してジャムにしたらどうかなぁと思った。

    かぶりつく苦みの混じる小さな実
     野生の気持ちほとばしり出る


「はげてとべ」再び
 何っ!!?ハゲが飛ぶ。そんな意味じゃありません。この言葉は忘れ物の天才ボクのためにひねりだした忘れ物防止のおまじない。
「は」ハンカチ
「げ」携帯電話
「て」手帳や財布や書類の類
「と」時計
「べ」弁当
 この5種類を忘れなければ、まぁたいていの場所に行っても大丈夫である。この6ヶ月間は忘れ物などは気にせず過ごしていた。しかし再就職。一つでも忘れたら大変なことになる。大曲市内だったら
「ゴメン財布を忘れたので少し時間を下さい」と帰ることもできる。しかし、職場から30勸幣紊世箸修Υ蔽韻砲呂いない。それで子どもの頃から健忘症のボクは忘れ物をしない工夫をしなければいけないのです。
 それで大曲工の時代から「はげてとべ」を唱えてから出発することにした。
 「は」ハンカチは持ったかなぁとポケットを探る。「げ」携帯電話をもったべかと胸ポケットなどをポンポンとたたいて確認。「て」手帳・財布・書類をもったかなぁとイメージ。「と」腕時計をする左手首を触ってみる。「べ」弁当を包む。
 すると劇的に忘れ物が無くなった。わけではない。それでも時々何かを忘れる。しかし、「はげてとべ」を言わずに出発すると必ず何かを忘れるのだ。間違いなく効果はある。
 中でもハンカチを忘れると嫌ですねぇ。トイレから出てくるとき手を洗ってハンカチを出そうとするとポケットに入っていない。ありゃりゃ。
 で、ズボンにゴシゴシと拭く。あるいはポケットに手を突っ込んで知らんふりをするかだ。ポケットの裏地にしみこんだ水滴が太股に冷たい。なんてこった。
 そうそう保健室前に「いつも制服のポケットに」という張り紙があった。読んでみると「手を洗うことは身の回りを清潔にし、感染症などの病気を防ぐためにとても大切な習慣です。せっかく手を洗っても制服や髪がハンカチがわりでは、だいなしです」だと。ボクの姿を見ているようだ。ハンカチをもたねば・・・。
 ウーム。トイレで髪の毛をなでているのはハンカチがわりだったんだ。知らなかったなぁ。「はげてとべ」のボクには髪の毛でハンカチ代用は絶対にできない。もし、そんなことをしたら頭のてっぺんから水滴がポトポト滑り落ちてきちゃうゼ。

 このおまじないの後に「火の用心」を入れたこともあるが止めた。「はげてとべ火の用心」では長すぎるからだ。「はげてとべ」だけでも真剣に実行しないんだから無理だった。
 そんなわけで「はげてとべ」再びである。


本日のブログはこれにて終了。良い日だった。さぁ、ビールでも飲もう。

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