立待ちの月


十七夜
 枝豆をプチプチと口にほおばりながらビール。これが一昨日。豆名月であった。しかも全力チーム全県大会出場決定。そして、その前夜はADXAのメンバーたちとの久しぶりの語らいでうれしくて飲んでいた。大曲工業の県南大会優勝など、その他うれしいこともあったが。
 そして今日。久しぶりに全力チームのグラウンドに行ってみた。残念ながら監督は校務で忙しいらしく不在。全部員がグラウンドから一斉にあいさつもしてくれた。マネージャー3人も迎えてくれた。彼女たちが言う。
「伊藤先生。どうして県南にいなかったんですかぁ」
「私たち全県に出られるんですよ」
「平成に勝ったときに泣きましたよ」
「化粧も落ちてしまって・・・」
 などなどうるさいほどに話しかけてくる。
「エーッオメダチ化粧をしてるんだぁ」
 UV100パーセントかも。それにしてもうれしいんだろうなぁ。そりゃあそうだ。たとえ敗者復活であろうとも三連勝したのだ。しかも最終戦は延長12回。涙も流れてくるべな。おそらくボクも見ていたら涙を拭いていただろう。
 グラウンドをあとにして薄暗くなった帰り道で東の山の端を見たら月が出てきた。十七夜の月である。調べてみると「立ち待ち月」とある。なんとなく納得できる。月の出を心待ちにしている気持ちがわかる。
 昨日の朝日新聞の天声人語にデザイナーの石井幹子さんの本『新・陰翳礼賛』から引用した文があった。孫引きなのだがとても良い文章だ。
「陰翳の美しさを際立たせるのは、何と言っても月光であろう」と書いている。まぁ、その中でも特に満月がよいとあるが十七夜の月も捨てたもんじゃないと道々考えてきた。
 と、言うわけで全県出場チームの健闘を月に祈ることにしようかな。

    満月に枝豆で飲んだ中ジョッキ
          すでに今宵は立待ちの月


全県出場チームのおさらい
 県南地区  大曲工業・横手・横手清陵・角館・西仙北・大曲
 中央地区  明桜・秋田中央・由利工業・秋田南・男鹿工業・秋田工業
 県北地区  能代・大館工業・大館鳳鳴・能代商業・鷹巣・合川
 以上の18校である。組合せは明日決定する。
 そして、大会は20日(土)~21日(日)が前期日程。後期日程が26日(金)~28日(日)の予定(この日程はうろ覚え状態・明日にでも訂正します)。なお、全県大会は敗者復活は無し。ただし、準決勝敗退チームによる東北大会出場第3位決定戦は有り。 

審判のジャッジについて再度
 今日、ひさしぶりに本店の社長と話した。彼によると県南地区のジャッジも目にあまるものがあったと言う。
 第三者としての目で見てそうなのなら、おそらくレベルの低いものだったかもしれない。何がどうしたかを詳しく聞かなかったが彼の憤りもなかなかのものだった。
 野球を指導する方向性が間違っているのかなぁとも思った。昨夜の元某大付父母会事務局長さんのコメントに次のように書き込んでくれた。
「審判に関しては甲子園大会は、毎年素晴らしく今夏もそれぞれの妨害を適切に採ってました。しかし盗塁時の判断が一呼吸置くべきところ早すぎる感が素人目に何回かありました。」
 毎年、審判員から代表で甲子園に派遣される。そのことが「はく」になるのではなく甲子園に派遣されたことを真摯に正確に伝えることこそ大切だと思うのだが・・・・。なんとなく違っているような気がしてならない。甲子園の審判のレベルになるべく研鑽してくれないかなぁと思うのはボクだけだろうか。

 オーッと電話だ。古巣の男からだ。誘いを断るボクではない。これからちょっと出かけてこよう。本音はただ飲みたいだけですが・・・・。フフフフフ。本日のブログはこれにてジ・エンド。

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