能面のほほえみ


夢幻の境「能」を観に
 生まれて初めて能と狂言を観ることができた。ある人がせっかく買ったチケットだが急用ができて行くことができない。プレゼントして下さるとのこと。断る理由はない。だって一度も本物を観たことがないのだ。行くぞ能・狂言へ。
 協和の唐松神社にある「まほろば唐松」の定期能公演である。
 午後1時からの開演。能楽殿の会場には早めに出かけた。駐車スペースなど少々心配だったからだ。午前11時半に到着。時折にわか雨が降っている。
 開演までの間、唐松神社も参拝した。安産の御利益があるらしい。本殿では一組の若い夫婦がご祈祷を受けていた。健康な子供を授かってくれ。
 うっそうとした杉林の中からはクロツグミの美しい声が聞こえてくる。シーンとした神社だった。そうそうキツツキおそらくアカゲラもキョッキョッキョッと啼いていた。
 
 能楽殿に入場した。席はほぼ正面である。屋外であるから座席にはビニール雨合羽が置かれている。
 さぁ、能の始まりだ。
 最初は『羽衣』。三保の松原の話で有名である。能が始まる前にプログラムでレクチャーしていたことしか正直言ってよくわからない。その中に次のように書いている。
『舞台に集中することで、より深い幽玄の美を発見することができるでしょう。また、眠ることをすいしょうするわけではないのですが、能の音楽の心地よさにうとうととまどろみ、ふと目を開いた時美しい面装束を着けた役者が優美に待っている姿が印象に残る。そんな鑑賞の仕方さえ許してしまうのが能であり・・・。』
 これだけは頭に入っていた。何と言うことでしょう。『羽衣』が始まって10分もしない内に夢の世界に行ってしまった。つまり居眠りしたんですねぇ。隣の人がチョンとボクを突いてくれたので現世に帰った?。
 役者の能面の表情が微妙に変わる。舞台の場所や微妙に顔を上げ下げすることで変幻自在に迫ってくる。これが能なんだろうか。話の筋も何もわからないのに・・・。
 謡と囃子もいい。ある意味、ジャズだなぁと思った。形式の中で鼓などの音を微妙に変化させて進行する。
 そう言えばジャズピアニストの山下洋輔やタモリは能や狂言をパロディーとしてやっている。「いよっ ポン。イヤーッ ポン」などと赤塚不二夫などとともにCDなどを聴くと楽しんでいる。
 そして、第2幕?は狂言『萩大名』。これは、漫才の原型とでも言うかかなりわかりやすい。
 あらすじは次の通り。
「田舎大名が太郎冠者の案内である庭園に出かける。庭園を見たら必ず和歌を詠まなくてはいけない。そこで太郎冠者は『七重八重九重とこそおもひしに十重咲きいづる萩の花かな』を詠めば良いとアドバイス。しかし、大名は憶えられない。そこで太郎冠者は物にたとえて憶えるように教える。
 例えば七重は扇の骨を7本見せる。八重は八本の骨。十重は扇を全部開くのように。
 そして、萩の花を脛(すね)を(はぎ)と言うことで脛を見せることにした。ところが太郎冠者は大名のあまりのバカさ加減で呆れて脛を見せずに退場。太郎冠者がいないので大名は萩の花をどうしても思い出せない。そして、とうとう大名は太郎冠者の向こう脛(ずね)と言ってしまったとさ」。
 これを見ながらボクだったら、絶対に頭と鼻を見せるのになぁ。と思った。「ハゲの鼻」つまり「萩の花」だからねぇ。
 第3部が半能の『融(とおる)』だった。この舞いが始まる前に雨が降った来た。屋外の客席は一斉に雨合羽を着る。そして、能が始まった。ここでも1回睡眠状態になった。なんてこった。
 そんなわけで能・狂言を初めて見た。夢幻の世界に旅立てた。かな。そう言えば能の宣伝ポスターに「どぅ ゆー 能」と書いていたものがあった。答は「わかりません」かな?

     居眠りも大丈夫だよと能舞台夢幻の世界面ほほえむ


本日の全力野球チーム
 この雨では中止だろうと思って能の観劇に行く前にグラウンドに寄った。ありゃりゃやっているではありませんか。
 五城目高校との対戦だった。それも2試合消化したそうだ。1試合目は0-1で負け2試合目は4-2で勝ちの一勝一敗とのこと。
 さぁ、明日は抽選日だ。全県の高校球児の秋が始まる。ガンバレ球児たちよ。


と、言うわけで本日のブログは終了。能・狂言おそるべしだ。勉強せねば。
カウンター5000回目にあたった人はご一報を。
さぁビールを一杯飲もう!

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