引かないで前向きにこそ勝利への道


裏鳥海?
 上の写真は山形市内から見える月山である。楯を伏せたような形の楯状火山である。まさに白きたおやかな嶺である。
 そして、下の写真は山形に入ってから見えてくる鳥海山。富士山のようなコニーデ型(円錐形)だからどこから見ても同じような形に見える。素敵な姿である。
 と、ここまで書いてみたが山形の人たちにとっては鳥海はこれが普通の姿。どっちが裏か表かになる。ボクが住んでいる所から日常的に見るのが正しい?鳥海山であることにして山形側を勝手に裏鳥海としたい。ウーム。(どちらも車中撮影)

本日のごめんなさい
 三日連続で高校野球で山形に行ってしまってごめんなさい。今朝、エンゼルフィッシュたちの水槽を掃除しながら「12時半から山形では明O高校(以下M)とT北高校(以下T)の試合があるなぁ」と考えた。時計を見ると8時半。間に合うと思った途端、気持ちが山形に飛んで行く。当然、車に飛び乗って身体も飛んで行けだ。
 話、変わって。水槽の片付けも終わり出発しようと準備が整った時間帯の8時43分頃。周囲の音がガガガガガと鳴り始める。アレッ地震だっ!外に飛び出した。周りの人たちも飛び出す。悲鳴も上がっている。そして、横揺れが始まった。大きいっ。揺れは30秒くらいだろうか。そして収まった。すぐにテレビをつけると速報で岩手県南部が震源地らしい。岩手では震度6強。マグニチュード7.0(その後訂正があり7.2に)とのこと。南外では大きな被害もなくホッと一息。宮城に電話をしてもつながらない。天変地異の時にはつながらないから大丈夫だろう。そのうちに連絡をと思い車を走り出させた。なんて人でなしだろう。(これを書いている時間帯にニュースを横目で見ると被害がどんどん広がってゆく。歴史的な大地震である。)
 さて、本題へ。行くつもりのなかった試合を見ることになった。
 結果的にはM6-7TでT高の勝ちだった。特にHi-Rockの法則を適用しなかったので冷静に見ることができた。気になったことを上げておきたい。
1.T高のベンチ内のヤジがひどかった。たまたま地震で応援隊の到着が遅れてドンドコ太鼓がなかったからわかったことだが、M高の高橋投手が投球する前に「オッオッオッオッオッ」などとベンチ一体になって妙な声を出して威嚇する。話にならん。指導をしていないのかとボクはブツブツとつぶやいていた。するとメインスタンドの一角から大声で「その声の出し方は何だ!天下の東北ともあろうチームが何をやっている。部長は何を指導しているんだ!」。それから声は止まった。ひどいねぇ。田舎チームなら秋田でもある。恥ずかしい話だ。宮城県高野連よ。アレッ東北って書いた?。しっかりしてくれ。

2.二回表M高、二死三塁チャンスだ。打者は渡辺。そこで「コンパクトに振れ」と声がかかった。彼にコンパクトにだって。有り得ない。レフトスタンドめざして振れ、ならわかるけど。案の定セカンドゴロでチェンジ。個性をつぶさないでくれ。と、ボクはまたまたブツブツとつぶやいていた。

3.T高の守備は良いと思う。しかし、正面に入って捕球しない。それがMの追い上げを許す三塁エラーにつながった。M高が二死満塁でサードゴロ。打球はサードのちょっと右に飛んだ。打球は速いが処理できないものではない。Tのサードは正面に入らずグラブを出すだけだった、打球はその横を抜けていった。見事な失策だ。

4.はっきり言う。T高は高校野球をなめているぞと思った。それだけを感じたゲーム内容だった。M高に6-2と追い上げられた五回裏からエースの萩野を登板させた。それまでは背番号18と10の右投手に継投させていた。この二人のレベルの投手は秋田県内にもたくさんいる。やはりM高打線に捕まった。しかし、急遽登板のエース萩野も失点4とまったくダメな内容だった。強ければ良い。勝てば良いではない。何か大切なことが抜けている気がしてならなかった。

5.M高の3回から登板の二木は6イニング投げ失点1。高橋が1回失点3、2回失点3の計6点だから大好投である。常時130キロ前後のストレートと緩急が良い。鈴木の打撃も良い。彼の本塁打と二塁打でM高チームが甦った。
 敗れはしたが全体にはM高の良さが目立ったと思う。これから秋田県大会になる。秋田県チームがM高に勝つためには「メンタル面も含めて、すべて守りに入らないこと」と「怖がりすぎないこと」の2点だろう。まだあるが字数も少ないので野球フリークのレポートはこれにてThe End。普通の人間になろう?。今後の各チームの強化が楽しみである。
 

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