大空襲から70年

大嵐の予報

 昨夜から雨が降り続き今日になったら風も強くなった。本日は週休日として終日我が家でウロウロゴロゴロしていた。夕方、とわちゃんを保育園に迎えに行くと言うことで出かけた。
 途中、雄物川にかかる嶽見橋を渡るときに川面を見たらほとんど洪水状態である。降水と雪解け水が混じって増水しているのだろう。
 嶽見橋を渡ると神岡町。そこには酒蔵「福乃友」がある。家人が「甘酒」を買いたいと言うことでちょっと寄ってみる。
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酒蔵のシンボルとでも言える杉玉は緑色が少し茶色っぽくなってきていた。

 購入した甘酒を一杯いただいた。とても甘い。わかちゃんととわちゃんが「アメーっ!」と大声を出してなめていたのであります。
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口直しに日本酒を一杯・・・・。



日本の今

 3月10日。70年前の東京大空襲の日である。敗色濃厚な日本の一般人に対する無差別爆撃。この無差別爆撃という蛮行がアメリカ、日本、ドイツ、イギリスなどが第2次世界大戦で大手をふるって実行したと朝日新聞の天声人語で書いている。
 この無差別大空襲で世界中で何十万人もの人が亡くなってしまった。そして、その非人道の行き着いた先が広島・長崎の原爆だったと言う。
 二度とこのようなことが起きてはならないし、起こしてはならない。

 そんなことを思いながら日曜日に放映されたNHKの短歌番組を見ていた。齊藤斉藤さんという歌人が短歌の選者である。彼が出した題詠は「日本」で一席と二席に日本の今を思わせることが詠われていた。
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 二席の桐生市の北城さんの「こんにちはわたしは日本です長所は戦争しないこと、それくらい」の歌は平和を求めるはずの日本が危うい状況になっていることを憂えているように感じる。

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 そして一席の福島県いわき市の鈴木さんの歌「日本人ならではの除染 丹念に一枚いちまいの瓦拭ぐへり」

 日本の今。何とまぁ反省のないと言いますか。謙虚ではない政治状況なのかと言うことが日本を覆っているのが伝わってくる。

 そう言えば、ボクはまったく見たこともないNHKの連続テレビドラマ「まっさん」。家人は毎日欠かさずに観ている。今朝、テレビを観ていた家人が「オッ!?」と声を発した。何だよお。と、思ってみたらテレビを観ながら涙を流しているのである。話を聞いたら、戦地に赴いている若い人の戦死通知が届いたとのことだった。
 ボクの父の弟・つまりボクの叔父さんも戦死している。大学を出てすぐに南の地へ応召されすぐに戦死。遺骨も戻らなかったと父に聞いていた。父の兄姉は4人。戦死した叔父さんは末弟であった。なんぼかメンコイ弟だったことか・・・。
 「まっさん」の話や、叔父さんのことを思うと、戦争とは愛する人との無理矢理の別れだなぁとつくづく思った。

 何だか例によって話があっちに飛んでこっちに飛んでハチャメチャになってしまった。でも、言いたいことは1945年から70年目。東京大空襲のあった日から70年目の3月10日。「積極的平和主義」なんて言葉に騙されてはいけないと思うのであります。


本日のブログはこれにて終了です。

   軒先に風切り音が流れます大空襲の三月十日

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