総天然色『龍三と七人の子分たち』

 先日、仙台に行った際に少し時間が余った。
 仙台駅西口のチネ・ラヴィータをチェックしたら北野武監督の映画『龍三と七人の子分たち』が上映されている。「金無し、先無し、怖いモノなし!!俺たちに明日なんかいらない」のキャッチフレーズのジジイ映画の決定版とのこと。主人公の龍三は70歳の元ヤクザ。その元ヤクザがオレオレ詐欺に引っかかったらしい。こんなところから話が始まるとの情報があった。
 まもなく70歳になるボクとしては必見の映画であると思い込んで時間を確認したら待ち時間無しで入れそうだ。何となく龍三親分の気持ちになりチケット売り場に行く。
「シニア料金でお願いします」
と、言ったら何ということでしょう。
「免許証か何か証明できるモノありますか」
と、来た。
「ウーム、探してみます」
内心で
「オレの顔を見たらジジイだとわかるべ!」
と、毒づきながらリュックの中をごそごそ探したら免許証が出てきた。提示したらシニア料金でOK。
 ボクはあのネーちゃんに若く見られたかもしれないぞ。彼女はボクを見てとても60歳過ぎのシニアには見えない。もしかしたら若いジジイで59歳くらいと見積もったかもしれないなぁ。まるで落語の「子ほめ」のようだが・・・。まぁ、そんなことはなく単なるマニュアル通りだったと言うことなんでしょうけれどね。
 映画のパンフレットとMサイズのコーラを購入し上映5分前にホールに入場。携帯の電源もタブレットの電源も切って映画を観た。
P5110064.jpg

 感想。クスリと笑える(大笑いもあるが)北野武(ビートたけし)流のギャグがたくさん盛り込まれて、これまでのバイオレンス映画とは一線を画す映画との話題どおりだったと思う。
 でも、ボクは何だかスカッとしない内容だったなぁ。それはなぜだろう。
 ジジイたちが70歳くらいで「先がないから何も怖くない」と思うことかもしれない。確かに70歳の先は長くはないが夢はある。
 それほど「先はない」けれども破滅的にはなりたくないなぁと考えている。龍三たちジジイの生き方にも心の隅でほんの少しの共感は持っても・・・・。意気地無しかもしれないけれどね。
 そのためか映画館を出てくる時にボクは龍三のような歩き方になっていなかった。昔、高倉健の映画を観て映画館を出てくるときにはほぼ高倉健になっていたことが懐かしい。

 でも、映画を観ることはいいですね。どんな映画でも作った人には「思い入れ」がある。だから映画っておもしろいなぁと何時も感じるのであります。

   映画館出る時ボクは健さんに憑依されてた時があったぞ


集団的自衛権行使に向けての法案が国会に提出されるようだ。日本の国会にも提案しないうちにアメリカに約束してきた集団的自衛権行使。いよいよ戦争のできる国への道かもしれない。国会の審議をしっかり見ておかなければいけないだろう。「あの時が日本の変わった時」かもしれないからだ。
そうそう、宮崎駿さんが「辺野古基金」共同代表へ就任したとのこと。これは明るいニュースだと思う。
本日はこれにてブログは終了です。

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No title

Hi-Rock様
こんばんは。北野監督の最新作、私も興味があります。
これまでの北野監督作品は、あまりの暴力シーンに拒否反応がありましたが、この新作は笑えるシーンがふんだんに盛り込まれ、面白そうですね。
集団的自衛権行使に係る法案、いよいよ動き始めるようです。
野党の足並みがそろわない気配もします。心配です。

ジジイの心意気

車さん

北野監督の映画はテレビで放映された座頭市を何となく観ただけで
あとは暴力シーンが多いなどで敬遠していました。

この「龍三と・・・」は元ヤクザの老人たちの心意気をユーモアを
まじえて描いたと前宣伝があったので観ました。

そこここにビートたけし一流のユーモアとバイオレンスもあり結構
楽しめる映画だと思います。

いよいよ集団的自衛権行使法案(別名戦争法案だと思います)が出
されます。心配な世の中になってきます。
注目してゆきましょう。
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