死ぬのはいつも・・・・

ハナショウブ

 紫の花が鮮やかになった。
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今日から、また気温が上昇して何だか過ごしにくくなった。


自衛隊の自殺率

 国会では新安保法案・戦争法案の審議がおこなわれている。友人からのメールに「紛争地に派遣される自衛隊員を思うと情けない暴走首相、防衛大臣答弁だと感じます」と書かれている。本当に情けなくなる。
 昨日の特別委員会で共産党の志位委員長がイラクやインド洋に派遣された自衛隊員で自殺した人数をたずねた。それに対してイラクに派遣されて在職中に自殺で死亡したと認定された隊員が29人、インド洋での給油活動に従事した隊員のうち、在職中に自殺で死亡した隊員は25人だったことが報告された。
 答弁した防衛相のお偉いさんは「自殺の原因は定かではない」と言い訳をしていたのだが・・・・。
 一般的に日本人の自殺率は世界でも高いそうだ。10万人あたりの自殺者が20人ほどとのこと。世界的な統計では10万人あたり12人前後らしい。
 ところが自衛隊の場合を計算してみるとイラクに派遣された自衛隊員が9310人という。その中の29人が自殺。インド洋に派遣された自衛隊員は延べ13800人で25人の自殺者が出ている。
 これを日本の自殺率10万人あたりに換算するとイラク派遣の場合311人、インド洋派遣の場合は181人になる。日本の一般的な自殺率と比較して、例え非戦闘地域だとしても戦場に赴いた場合9倍から15倍の自殺率の上昇になっている。
 これを「自殺の原因は定かでない」なんてのうのうと言えるのだろうか。心的ストレス・PTSDなどが原因のほとんどを占めていると思うが普通だ。責任回避もはなはだしいと言わざるを得ない。

 そんなことを考えながら今朝の魁新報を見たら『死ぬのはいつも・・・・』というコラムが掲載された。
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このコラムにはベトナム戦争当時の米軍を慰問したマリコさんのことを取り上げている。彼女が米兵の慰問に行ったときのこと。
『(踊りや歌を見ていたときには)口笛や手拍子で陽気に騒いでいた若い米兵が夜になると寝袋の中で「ママ、ママ」と涙ぐみ、「なぜこんなところまで連れてこられて、殺し合いをしなきゃならないんだ」と嘆いていた姿が忘れられない』と語ったという。
 マリコさんの波瀾万丈の人生を題材にしたミュージカル「ソング・オブ・サイゴン」が上演されたとのこと。そのマリコさんも今は82歳。バンコクで元気に飲食店を経営している。そして次のように語っている。
『戦争を始めたアメリカのエライ人たちはベトナムなんて来なかったんでしょ?死ぬのは訳もわからないうちに連れてこられちゃった若い人たちだったよね』
 コラムは次のように結んでいる。
『75年4月30日のベトナム戦争終結から40年に当たる今年。日本では集団的自衛権行使を可能とする安全保障関連法案の成立が現実味を帯びている』

 おそらくたまたまだろうが、今日の特別委員会では共産党の志位委員長がベトナム戦争を取り上げて安倍首相や外務大臣に「アメリカが先制攻撃を仕掛けたら、真っ先にかけつけるのか?」と糾していた。
 その理由はアメリカが正義としておこなった侵略戦争だったベトナム戦争。大量破壊兵器があると言って仕掛けて泥沼化しているガセネタのイラク戦争。などを志位さんは取り上げて、それらの戦争の批判も反省もなく闇雲に後方支援(戦闘)にかけつけるのかと言うことだった。
 ところが安倍首相ははっきりと言葉を発しない。訳のわからない三要件なの原則だのとノラリクラリと誤魔化している。つまり、アメリカの戦争にまっしぐらに協力するという意思表示だろうなぁとボクには感じられた。

 何だか例によってゴタゴタとわけのわからない内容になってしまった。でも、本当に危険な法案が国会で審議されていることは明らかである。結局、新聞のコラムにあるように「死ぬのはいつも・・・・」なのである。こんな日本になってはダメだ。


本日のブログはこれにて終了です。

    シャーペンを止めてT君宙を見る憶えた知識降臨せよと

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