七ケ浜漁港にて

今朝早く、昨日からお世話になっている塩釜のお父さんが七ケ浜の漁師さんの手伝いに出かけた。
七ケ浜と言えば昨日のニュースで津波によって閉鎖されていた菖蒲田海岸で6年ぶりに再開されたと報じられていた。
漁港も新しい防波堤が築かれ復興が着々と進んでいるように見えた。たくさんの自家用車が停まっていて釣り船も盛況のようである。
塩釜のお父さんが手伝っている漁師さんは延長約500メートルの刺し網によってヒラメなどを獲っているという。

「エッ500メートルも引くんですか?」
と、聞いたら
「いや、海の底に500メートル網を張るような感じですね」
「底からはどれくらいの高さになりますか?」
ウーム変なことを質問する男だなぁ。
「波に流されたりすると高さは1メートル位の時もあるんです」
不思議なことは聞くに限る
「底に沈める時には重りをつけるんですか?」
「いや、網の片方の紐に鉛が編み込まれていて重りになってます」
「ホホーっ」
海の底で魚やカニたちがどうやって網にかかるのか想像できたのであります。

その船のマストにはウミネコが1羽獲物を狙っている。

人が近づいても逃げる様子もない。まぁ、我々人間も危害を加えるつもりはないのでお互い様かもしれない。

で、浜から塩釜のお父さんが譲ってもらったカニたちです。

カニの背中にあるHマークを見て我が家では
「ホンダガニ」
と呼んでいる。正式にはヒラツメカニ(平爪蟹)という。ボクの大好きなT社のFK君にこれを見せると
「ライバルだ。敵を食い尽くさなければ」
と、喜んで食べる。今度、何枚かいただいてゆくのでFK君に進呈しよう。
もちろん、カニをすすりながらビールを呑みます。

そして、なんともすごい顔をした魚。

50センチほどのアンコウである。塩釜のお父さんが「肝和え」にするということで一生懸命にさばいている。
そして最後に見せてもらったのが口の周りの骨だけ。
アンコウも夕方からのビールと酒っこで楽しめることになりそう。楽しみ楽しみ。
と、言うわけで宮城県の二日目は過ぎてゆきます。

先ほど大仙市の防災課から緊急メールが届いた。秋田では竜巻警報が発令されたとのこと。それだけ暑く天候が変わりやすい状況になっているようだ。宮城は28℃前後の気温。夏らしく暑いがカラリとしている。

本日のブログはこれにて終了です。

復興をマストの上で見つめてるウミネコ一羽七ケ浜港

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アンコウ鍋

浜での実地の現場の漁獲。大いに興味が有ります。
TV報道で、他の浜の事を見た事が或る。
個人的にはアンコウの肝もだけど、7つ道具の胃とかもグットです。
杯が進みますね。!!
今朝ももうすでに、猛暑日の気配。アッチ--。(朝日の当たる部屋。
映画の題名 ミタグにね。)

捨てるところがないアンコウ

パパさん

浜で実際に漁師さんに魚のお話を聞きながら漁獲などを
聞くと楽しいですね。
そして、上がったばかりの魚(昨日はイシモチ、アンコウ
ヒラツメカニ、ワタリガニ、サバなど)をいただき夜はそ
れを肴に一杯。うめがった・・・。
アンコウは捨てるところがほとんどなくあんなグロテス
クな体型に似合わず美味しい魚です。でも、さばいてい
る人にとっては難儀な作業のようでした。

今朝の宮城は夕立のような強い雨が降り気温もまだ30
℃には達していないようです。
今日の夕方まで炎暑の南外に帰りますので少し覚悟して
帰ろうと思います。

朝日のあたる家(部屋)懐かしい歌です。
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