仙臺郷土句帖

困ったときのアカヤマボウシ

 ブログに掲載しようとする写真がないときについついアカヤマボウシを撮ってしまう。本日もピンクの十字手裏剣アカヤマボウシであります。
P6120284.jpg
密集した花が咲いている。


はるかなる戦地への便り

『づんだ餅ほんだらひとづと大けな手  阿部鍼(詠み人)』
 この宮城弁の一句が2017.5.31付の朝日新聞『折々のことば』に掲載された。ファイル 2017-06-13 20 30 04
「折々のことば」の筆者の鷲田清一さんは次のように書いている。
『(づんだ餅)味はもちろんだが、人を囃し立てるかのようなこの俳句のリズムと大らかな声調が好きで、私は仙台からの帰りに必ずこれを買う』
 枝豆をすりつぶし甘くしたものが、づんだ。これは宮城独特(だと思う)の風味だと思う。その枝豆をすりつぶした緑の甘い衣をつけた餅が「づんだ餅」。

 宮城の人にとっては郷愁を誘う味であり甘みだと思う。それを取り上げた俳句などがまとめられたのが『仙臺郷土句帖 翻刻版』
である。
 鷲田さんのことばを読んでぜひ一冊欲しいと思って捜したがみつからない。仙台のブックカフェで取り扱っていることを知り、先日入手できた。それがこれ。
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 オリジナルの『仙臺郷土句帖』は昭和16年から天江富彌という方が仙台弁による句を創作し、戦地で軍務に服している郷土出身将兵の慰問にと、始めたものとのこと。1集がだいたい8ページ前後の内容。それが昭和21年に14集が発行されまで続いた。
 将兵の慰問はもちろんだが、単なる郷愁を乗り越えて失われつつある郷土の風物と生活を守り方言と共に後世に記録するという、大きな役割を持たそうとの考え方もあったと解説されている。
 この翻刻版には戦地に送られた14集がまとめられている。

 読んでみると、秋田弁にも通じる言葉があるので結構理解できる。しかし、ほとんどナゾナゾかなぁと思うような地元の言葉が詠まれているので興味深いのであります。

「つんぬぎの背(せな)の丸さや吊るし柿」  「つんぬぎ」って何だ?
「たれかこがす者一人なし銃後の秋」  「たれかこがす者」は知っているが宮城独特の言い方

 このような句集が戦地に送られたことは素晴らしいと思う。しかし、ズーッと読んでゆくと俳句の中には「戦争の悲惨さ」そして「物言えぬ息苦しさ」も何となく感じとれる。
 失われつつある郷土の生活を記録した文集として貴重だと思う。
 けっしてこんな戦争の時代になってはいけないということもつくづく感じている。

共謀罪なんか絶対にダメなのだが自民党・公明党・維新はどうしても通したいらしい。まともな人たちではない。と、思う。まぁ、こんなことを書く私が共謀罪でつかまるんでしょう。いやだなぁ。


と、いうわけで本日のブログは終了です。

     あぺとぺのわげのわがらね話(はなす)ばりだめだカネダはやめれ共謀罪!

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