金子兜太さんの言葉
またまた大雨
今日も雨。雷を伴って結構強い雨が降っている。明後日は大曲の花火であるが桟敷のある河川敷は大丈夫だろうか。天気予報では明後日は晴れのようだが河川敷がグジャグジャするのはお客さんも大変だろうなぁと少し心配している。まぁ、今年もボクは河川敷に行けませんけれど・・。
などとくだらないことを書いているうちに続々と大雨の警報がメールで届く。大仙市長による対策本部が設置され避難勧告の出された地域もある。幸い南外は大丈夫だが・・・。
今日はとわちゃんとわかちゃんを協和町にジジバカ引率。その時にも大雨が降った。雨でつぶされた葛の花である。
この状態になれば花火大会もかなり心配になってくる。
「物欲」が戦争を引き起こす
先日、ボクの短歌の師匠から『角川 短歌8月号』をいただいた。8月号だからだと思うが付録として緊急寄稿『歌人・著名人に問うなぜ戦争はなくらないのか』の小冊子がついている。
この付録に寄稿している歌人・著名人は49名である。原稿用紙800字以内でそれぞれの人たちが「なぜ戦争はなくらないか」を論じている。
その中で俳人の金子兜太さんが次のように書いている。とても印象深く短い文章なので全文引用したい。
『一言で答えさせて下さい。「物欲」の逞しさです。あらゆる欲のうちで最低最強の「欲」ですが、それだけにもっとも制御不可能、且つ付和雷同を産みやすい良くと見ています。そこに人間の暮らしが、武力依存を募らせる因もある』
「物欲」ですね。ボクも物欲が強い。欲しいものがたくさんある。しかし、他人の物を獲ってまでとは思わない。自分でできる範囲のものが欲しいのである。これくらいならいいんでないの?
それが「国」となればとんでもない「物欲」が働く。それが中国侵略であり太平洋戦争だったのだろう。その反省もなくアベシンゾーたちが蠢いているとボクには見える。
金子兜太さんの言葉は重い。そして憲法9条はもちろんだが日本国憲法は守らなくてはいけないとボクは考える。
続『「代謝」がわかれば身体がわかる』
昨日のブログで紹介した『「代謝」がわかれば身体がわかる』の著者大平万里さんの略歴に次のような文がある。
『飼育十三年目に突入したドジョウと、蝉をバリバリ補食する野良猫を脇に見ながら、魚類の天寿の不思議と昆虫食の未来を思う日々を送っている』
そうかぁ。初めてボクが大平さんに会ったよりも前からドジョウは生きていたんだなぁ。と、気づいた。ある日ボクは大平さんと話している時のこと。大平さんは話す。
「秋田の市場でゴリを買ったんです」
「そうですかぁ」
「水に入れたら何匹かは生きていたので水槽に飼ってみたんです」
「へーッ!?」
「ゴリは丈夫ですねぇ。その中から何匹かおわけします」
「もらっていいすか」
と、言うわけで秋田の市場で売られていたゴリをいただいて飼育したのである。結構、丈夫で1年ほど水槽で生きてくれたと思う。
ところが・・・飼い主のボクは管理下手なので結局死んでしまった。
もう一度飼いたいと思い秋田の市場に行くのも大変なので本荘でゴリが獲れるという集落に行ってゴリを分けてもらえるように探してみたが見つからなかった。
そんなことを思い出しながら、この一冊を読んだのであります。
そうそう、エビを飼ったときにすぐに死んでしまうのでどうしたもんだべなぁと考えていたら大平さんから「水槽のpHの問題かもしれませんね」とアドバイスをもらったことも思い出した。
著者紹介の「13年ドジョウの話」を読んで魚類の天寿に思いを馳せている大平さんをいいなぁと思っているのであります。
ワインセラーとビールセイバー
昨夜の朝日放送系のニュースステーションで加計学園の設計図を取り上げていた。そこには設計図から起こしたCGで実験棟のことなどを報じている。
で、呆れたのはワインセラーやビールディスペンサーが設計図に書かれていることだった。それもCGで実態図が出ていた。
狂牛病や鳥インフルエンザなどのビールス実験室のそばで呑むワインやビールも悪くはないだろう。でも学生は入室禁止らしいのでアベシンゾーとかアッキードなどVIPを呼んで楽しむんだろう。
こんな酷い設計の大学ならば認可すべきではないとボクは考える。それでも強引に突破するならばアベシンゾーの息がかかっていることは間違いないってことになる。加計学園獣医学部の今後の行方は目が離せない。
と、言うわけで本日のブログはこれにて終了です。
つまずいた平らな床でたたら踏む歳は認める悔しいですね
今日も雨。雷を伴って結構強い雨が降っている。明後日は大曲の花火であるが桟敷のある河川敷は大丈夫だろうか。天気予報では明後日は晴れのようだが河川敷がグジャグジャするのはお客さんも大変だろうなぁと少し心配している。まぁ、今年もボクは河川敷に行けませんけれど・・。
などとくだらないことを書いているうちに続々と大雨の警報がメールで届く。大仙市長による対策本部が設置され避難勧告の出された地域もある。幸い南外は大丈夫だが・・・。
今日はとわちゃんとわかちゃんを協和町にジジバカ引率。その時にも大雨が降った。雨でつぶされた葛の花である。
この状態になれば花火大会もかなり心配になってくる。
「物欲」が戦争を引き起こす
先日、ボクの短歌の師匠から『角川 短歌8月号』をいただいた。8月号だからだと思うが付録として緊急寄稿『歌人・著名人に問うなぜ戦争はなくらないのか』の小冊子がついている。
この付録に寄稿している歌人・著名人は49名である。原稿用紙800字以内でそれぞれの人たちが「なぜ戦争はなくらないか」を論じている。
その中で俳人の金子兜太さんが次のように書いている。とても印象深く短い文章なので全文引用したい。
『一言で答えさせて下さい。「物欲」の逞しさです。あらゆる欲のうちで最低最強の「欲」ですが、それだけにもっとも制御不可能、且つ付和雷同を産みやすい良くと見ています。そこに人間の暮らしが、武力依存を募らせる因もある』
「物欲」ですね。ボクも物欲が強い。欲しいものがたくさんある。しかし、他人の物を獲ってまでとは思わない。自分でできる範囲のものが欲しいのである。これくらいならいいんでないの?
それが「国」となればとんでもない「物欲」が働く。それが中国侵略であり太平洋戦争だったのだろう。その反省もなくアベシンゾーたちが蠢いているとボクには見える。
金子兜太さんの言葉は重い。そして憲法9条はもちろんだが日本国憲法は守らなくてはいけないとボクは考える。
続『「代謝」がわかれば身体がわかる』
昨日のブログで紹介した『「代謝」がわかれば身体がわかる』の著者大平万里さんの略歴に次のような文がある。
『飼育十三年目に突入したドジョウと、蝉をバリバリ補食する野良猫を脇に見ながら、魚類の天寿の不思議と昆虫食の未来を思う日々を送っている』
そうかぁ。初めてボクが大平さんに会ったよりも前からドジョウは生きていたんだなぁ。と、気づいた。ある日ボクは大平さんと話している時のこと。大平さんは話す。
「秋田の市場でゴリを買ったんです」
「そうですかぁ」
「水に入れたら何匹かは生きていたので水槽に飼ってみたんです」
「へーッ!?」
「ゴリは丈夫ですねぇ。その中から何匹かおわけします」
「もらっていいすか」
と、言うわけで秋田の市場で売られていたゴリをいただいて飼育したのである。結構、丈夫で1年ほど水槽で生きてくれたと思う。
ところが・・・飼い主のボクは管理下手なので結局死んでしまった。
もう一度飼いたいと思い秋田の市場に行くのも大変なので本荘でゴリが獲れるという集落に行ってゴリを分けてもらえるように探してみたが見つからなかった。
そんなことを思い出しながら、この一冊を読んだのであります。
そうそう、エビを飼ったときにすぐに死んでしまうのでどうしたもんだべなぁと考えていたら大平さんから「水槽のpHの問題かもしれませんね」とアドバイスをもらったことも思い出した。
著者紹介の「13年ドジョウの話」を読んで魚類の天寿に思いを馳せている大平さんをいいなぁと思っているのであります。
ワインセラーとビールセイバー
昨夜の朝日放送系のニュースステーションで加計学園の設計図を取り上げていた。そこには設計図から起こしたCGで実験棟のことなどを報じている。
で、呆れたのはワインセラーやビールディスペンサーが設計図に書かれていることだった。それもCGで実態図が出ていた。
狂牛病や鳥インフルエンザなどのビールス実験室のそばで呑むワインやビールも悪くはないだろう。でも学生は入室禁止らしいのでアベシンゾーとかアッキードなどVIPを呼んで楽しむんだろう。
こんな酷い設計の大学ならば認可すべきではないとボクは考える。それでも強引に突破するならばアベシンゾーの息がかかっていることは間違いないってことになる。加計学園獣医学部の今後の行方は目が離せない。
と、言うわけで本日のブログはこれにて終了です。
つまずいた平らな床でたたら踏む歳は認める悔しいですね