我が家語

十三夜

 昨日も月。それでは今日も・・・
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月が上がってきたら群雲に隠れる。ちょっと出た一瞬の姿。


テレ電

 先日の魁新報に作家重松清氏が彼の家だけで使っていた言葉のことについて書いていた。
ファイル 2017-09-03 22 11 18

 重松家で使っていた言葉をいわゆる標準語だと思って使ったら周囲の人たちが「????」となったとのことだった。
 その一つはレモンを重松家では「ランペ」と言うことだったらしい。それは、重松さんの子どもさんがレモン入りの飲料を間違ってランペと言ったことを「おもしろいねぇ」と言うことでレモンをランペと言うようになったとのこと。ところが一歩外に出ると通じない。こんな話である。
 ムムッそれは我が家にもあるぞ。
 まずは「テレ電」ですね。
「ちょっとテレ電とってくれない」
「ハイ」
こんな会話が我が家では普通である。ところが誰かが我が家に来た時にこのような会話をすると「???」となる。
 で、テレビのリモコンを渡すと「なんでテレ電と言うの?」と質問される。
 テレビをコントロールするリモコンはテンキーも付いているので電卓のようである。そこで「テレビ電卓」から「テレ電」となったわけです。
 そして「ゴーシュ」ですねぇ。
 うちの親父は酒乱気味の酒飲み。酔っ払って別の酔っ払いを連れて帰ってくる。その時に子どもたちは嫌だなぁと思っているのである。その時に兄弟の一人が酔っぱらいたちが来た時に「またゴーシュが来た」と言ったのを母親が「エヘヘヘへ」と笑って喜んでいる。「それは酒豪のことだべ。エヘヘヘへ」と言うのである。
 それから我が家では良っパイが来ると「ゴーシュが来た」になったのであります。別に宮澤賢治の『セロ弾きのゴーシュ』ではないのです。
 こんなことを思い出していたら、どこかの新聞に宮城県だけの言葉について書いていた。
 それは「ジャス」という言葉である。この「ジャス」は普通「ジャージ」とか「トレパン・トレシャツ」言うのだが宮城県だけは「ジャス」と呼んでいるのだ。いや、今は過去形になっている。
 新聞記事によると宮城県内の大学が入学試験の実技で「ジャス」持参と入学案内に書いたとのこと。大学だから全国から集まる。「ジャス」がわからない受験生は持ってこなかった例があったらしく受験失敗。そこで宮城県では「ジャス」と言う言葉をを学校では使わないようにしようとしたらしいのである。

 こんな我が家語。おもしろいもんですね。

   我が家だけ通じる言葉「テレ電」はリモコンのこと我が家の秘密


北朝鮮が核実験をしたとのこと。まったくなぁ。

以上、本日のブログはこれにて終了です。

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