矜恃をもつ政治家を選ぶ
変な段々の雲が
職場の帰り道。ちらっと空を見たら段々の雲が上空にある。

寒冷前線がやってきているのかもしれない。それでも今日は一日天気がもった。
ある振興企業の合流話(天声人語から)
ボクの考えたタイトルがどうにもイモであるが、下にコピーした2017.10.1付朝日新聞の天声人語は名文である。そのたとえ話がとてもわかりやすい。そのまま勉強のために引用しました。
『心ある経営者ならば、倒産のふちで真っ先に思い浮かぶのは従業員の今後だろう。それぞれに家族があり、暮らしがある。失業の憂き目にはあわせたくない。民進党代表の前原誠司氏の心象風景も、そんな感じだったか▼残念だが、この会社に未来はない。おれが話をするから、上り調子の新興企業のあの社長に、みんな拾ってもらえ。いいか、我が社の理念はいったん忘れて、あの方の言うことをよく聞くんだぞ。いい話である。これが政党でなければ▼忘却を強いられるのはまず、安保法が憲法違反であり廃止すべきだという主張であろう。法の成立を阻止すべく「強行採決反対」のプラカードを掲げた議員の一人ひとりに聞いてみたい。あれは別人だったのですか▼消費税率を引き上げて社会保障を充実させる政策も、引っ込めざるをえない。改憲への批判をにわかに控えるようになった立候補予定者すらいるそうだ。転職先の社長の考え方を早くも忖度(そんたく)し始めたか▼「政治家に期待できる最高の美徳はおそらく『偽善』だろう」と書いたのは、評論家の故・加藤周一氏だった。偽善は、少なくとも「善」または「大義名分」に表向きの敬意を示しているのだと。政治に完全な善を望むのは難しいと分かったうえで、ぎりぎりの矜持(きょうじ)を求めたのだろう▼大義も名分もない解散が投げつけられた。それに引きずられるかのように、理屈をすっ飛ばした再編劇が続いている。せめて偽善がほしい。そう願うのは、ぜいたくなのだろうか』
アンダーラインを引いた部分は民進党ばかりではないが政治家の矜恃のなさを見事に言い当てている。そんな中で、民進党の枝野という男が「これじゃあだめだ」と新党を作ることを宣言した。その意気や良しと言いたい。
アベシンゾーにせよ小池東京都知事にせよ裏ではつながっているとしか思えない。考えていることがお互いに右翼そのものである。戦争一直線をやろうとしてる人間たちだ。この連中が議員のほとんどを占めたら憲法を改悪して大政翼賛会になるのは間違いない。
今、テレビで自民だ希望だと騒いでいるのはいずれ戦争へと導くためにやっているとしか思えない。アベシンゾーと小池という女のやっていることは「同じ穴のムジナ」が茶番劇をやっているだけだ。どっちも「自分ファースト」の人たちなのだ。絶対に国民なんか見ていない。そこを見抜きたい。
でも、やはりテレビだが世論調査を見るとアベシンゾーも小池という女も国民に見透かしてきたような感じもする。
われわれの民度が試される時になりましたね。
あきらめずにしっかり見ていきたい。
コスモスもかなりへたってきました。それでも群れで咲いているのはなかなかのものです。

本日のブログはこれにて終了です。
職場の帰り道。ちらっと空を見たら段々の雲が上空にある。

寒冷前線がやってきているのかもしれない。それでも今日は一日天気がもった。
ある振興企業の合流話(天声人語から)
ボクの考えたタイトルがどうにもイモであるが、下にコピーした2017.10.1付朝日新聞の天声人語は名文である。そのたとえ話がとてもわかりやすい。そのまま勉強のために引用しました。
『心ある経営者ならば、倒産のふちで真っ先に思い浮かぶのは従業員の今後だろう。それぞれに家族があり、暮らしがある。失業の憂き目にはあわせたくない。民進党代表の前原誠司氏の心象風景も、そんな感じだったか▼残念だが、この会社に未来はない。おれが話をするから、上り調子の新興企業のあの社長に、みんな拾ってもらえ。いいか、我が社の理念はいったん忘れて、あの方の言うことをよく聞くんだぞ。いい話である。これが政党でなければ▼忘却を強いられるのはまず、安保法が憲法違反であり廃止すべきだという主張であろう。法の成立を阻止すべく「強行採決反対」のプラカードを掲げた議員の一人ひとりに聞いてみたい。あれは別人だったのですか▼消費税率を引き上げて社会保障を充実させる政策も、引っ込めざるをえない。改憲への批判をにわかに控えるようになった立候補予定者すらいるそうだ。転職先の社長の考え方を早くも忖度(そんたく)し始めたか▼「政治家に期待できる最高の美徳はおそらく『偽善』だろう」と書いたのは、評論家の故・加藤周一氏だった。偽善は、少なくとも「善」または「大義名分」に表向きの敬意を示しているのだと。政治に完全な善を望むのは難しいと分かったうえで、ぎりぎりの矜持(きょうじ)を求めたのだろう▼大義も名分もない解散が投げつけられた。それに引きずられるかのように、理屈をすっ飛ばした再編劇が続いている。せめて偽善がほしい。そう願うのは、ぜいたくなのだろうか』
アンダーラインを引いた部分は民進党ばかりではないが政治家の矜恃のなさを見事に言い当てている。そんな中で、民進党の枝野という男が「これじゃあだめだ」と新党を作ることを宣言した。その意気や良しと言いたい。
アベシンゾーにせよ小池東京都知事にせよ裏ではつながっているとしか思えない。考えていることがお互いに右翼そのものである。戦争一直線をやろうとしてる人間たちだ。この連中が議員のほとんどを占めたら憲法を改悪して大政翼賛会になるのは間違いない。
今、テレビで自民だ希望だと騒いでいるのはいずれ戦争へと導くためにやっているとしか思えない。アベシンゾーと小池という女のやっていることは「同じ穴のムジナ」が茶番劇をやっているだけだ。どっちも「自分ファースト」の人たちなのだ。絶対に国民なんか見ていない。そこを見抜きたい。
でも、やはりテレビだが世論調査を見るとアベシンゾーも小池という女も国民に見透かしてきたような感じもする。
われわれの民度が試される時になりましたね。
あきらめずにしっかり見ていきたい。
コスモスもかなりへたってきました。それでも群れで咲いているのはなかなかのものです。

本日のブログはこれにて終了です。