黑澤明の映画
森友問題がヤバイ
今日は勤労感謝の日。朝から雨が降り続いている。我が家の台所は雨水がポタポタ漏れていて本当の陋屋である。オッカアが気の毒だが春まで仕方がないなぁ。
それはともかくとして終日一歩も家から出ずに勤労感謝(自分に対して)の一日を送った。テレビをつけるとモンゴルの相撲暴力事件ばかり。見る気も起きない。森友問題について会計検査院が8億円者値引きの「根拠が揺らいでる」ということについて取り上げるテレビ局はまったくない。
さすがに新聞は秋田魁新報も朝日新聞も一面トップで扱っている。まずは秋田魁新報の一面。
『森友国有地売却ずさん』である。
そして朝日新聞。
一面と社会面のトップになっている。
【背任】全面的に信用されている人が、それを裏切ることとある。まぁ、サガワもアベシンゾーも信じてはいないが一応国の重要ポストにある。その連中が国民を裏切っておこなった行為。背任ってことだ。
モンゴル相撲の暴力事件よりもこっちの方を大々的に取り扱うのが報道の大切な役目だろう。
黑澤明の映画
中仙町は黑澤明監督との縁があるとのことで中仙ドンパル内にある図書館に黑澤明コーナーがある。そこに黑澤監督の映画がほとんど揃っているのだ。それをチョコチョコと借りてきて見続けたのである。
黑澤明は生涯30本の映画を撮ったと言われる。そのタイトルが
1.姿三四郎
2.一番美しく
3.虎の尾を踏む男達
4.わが青春に悔なし
5.素晴らしき日曜日6.醉いどれ天使
7.静かなる決闘
8.野良犬
9.醜聞
10.羅生門
11.白痴
12.生きる
13.七人の侍
14.生きものの記録
15.蜘蛛巣城
16.どん底
17.隠し砦の三悪人
18.悪い奴ほどよく眠る
19.用心棒
20.椿三十郎
21.天国と地獄
22.赤ひげ
23.どですかでん
24.デルス・ウザーラ
25.影武者
26.乱
27.夢
28.八月の狂詩曲
29.まあだだよ
30.續姿三四郎
となっている。
30番目の「續姿三四郎」は残念ながら中仙図書館にもなくて今回観ることはできなかった。
「乱」のDVDケースの写真があるのだが実はこれも中仙図書館に備わっていない。おそらくこの映画は黒澤プロダクションでレンタルを規制しているためだと思う。そのためにこの1枚はアマゾンで購入した。
都合、29本の黒澤明映画を観ての感想。一言で言うと「おもしろかった」。そして、70年前からアベシンゾーのような悪いヤツらがのさばっている世界が続いているなぁと思ったことだ。たとえば「悪い奴ほどよく眠る」などを観るとつくづく何も変わっていないと慄然とする。もちろん戦中の映画もそうだがエンタテインメントの中にズバリと風刺をこめているとボクには感じるのだ。アベシンゾーたちにこれらの映画を見せたら、自らの行為のひどさに呆れて四六の蝦蟇のようにタラーリタラーリと油を流すかもしれない。でも、その油はまったく傷には効きませんけれどね。いや、それよりも悪事を悪事と考えていないかもしれない。何しろウソつきだからナァ。こうなれば出番はわかちゃんが一番怖れている閻魔様だろうな。舌を抜いて血の池地獄だ。ムムッこれじゃあLOOK AT ZAMAだ。
いずれにしても、どの映画も黒澤明の世界が楽しめた2ヶ月間だった。
これらの映画を観るのと同時に,黒沢明監督の映画に出ていた俳優で今は亡き土屋嘉男の本も読んだ。これについては明日書きます。
本日のブログはこれにて終了です。
台所三カ所ボトボト雨漏りに為す術もなくバケツを置きぬ