教育研究集会へ

暴風雪雷警報

 神宮寺駅から秋田市に組合の研究集会があり電車で向かった。
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電車はそれほど雪だるまにはなっていない。
 ところが秋田市に着いて会場に向かおうとしたら雷が鳴り猛吹雪である。その吹雪も霰まじりで顔をビシビシと打ちつける。20分ほど歩いて会場である大町ビルに着いた。それにしても天気は大荒れである。秋田市は南外村よりも厳しい環境だなぁとちょっと優越感をもったが・・・。


許育研究集会

 会場に着いて受付を終えてテーブルに座ったら何と言うことでしょう。以前、同僚だった若いMさんがいたのであります。
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久し振りの再会。だから、このような集会に出席する価値があると思う。

 集会は教育を取り巻く現状の話などいろいろ聞くことができた。
 面白かったのは福井県の県議会で自民党も含めて全政党が文科省がおこなっている学力テストの見直しなどを求める意見書『福井県の教育行政の抜本的見直しを求める意見書』を採択したことである。
 福井県は秋田県と並んで学テで日本一をとっている。ところが日本一を維持するために教育現場に無言のプレッシャーを与えているために教員や生徒双方のストレスになっている。つまり学テのためにろくな教育はできない。だからこそ学テなどの見直しが必要である。
 このことが意見書採択のポイントである。

 福井県やるじゃん。秋田県議会議員も本当に教育を良くしたいのなら学力テスト日本一なんかにこだわる必要はない。「教育には何が大切か必要か」をしっかり考えるべきだ。と、書いておこう。

 今回は10年以上前に某F属にいた頃に組合を結成する時にアドバイスをいただいたWさんも参加していた。当時のことや現況をいろいろとお話を聞くことができた。

 その後、定年退職者の送別慰労会があり電車で帰ってきた。秋田駅前ではイルミネーションが輝いている。
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一緒に歩いていたSさんが
「何だか放射線の軌跡を見る霧箱みたいですね」
「ん?」
「黄色のイルミネーションの中に青いラインがスーッと流れるのが・・・」
と、話しながら眺めていたのが印象的である。


本日のブログはこれにて終了です。

   駅前のイルミーション見つめつつ「霧箱だよなぁ」Sさん呟く

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霧箱

 「霧箱」を見て物理部時代の事を懐かしく思い出しました。 同期の部員が先輩と共に実験していて、放射線の軌跡がス~ッと出たのを見て歓声をあげました。 当時私は「ガイガーカウンター」の製造に先輩方と取り組んでいました。 トランジスタどころかゲルマニウムダイオードがやっと出回りだした頃で、(1個\500くらいした)フリップフロップ回路などすべて真空管で作りました。 腕時計の針に塗られていた夜光塗料にガイガー計数管を充てると「ガリガリ、ガッガッガ」と鳴ったのです。 某国の水爆実験のニュースで、「放射能」という単語が紙面を賑わしていたような・・・。

放射能

エフさん

高校時代に真空管でガイガーカウンターを作製された
とのことですごいですね。
その技術が今につながっているんだなぁと納得してお
ります。

霧箱を放射線がピュンピュンと飛跡を残して飛ぶのを
初めて見たときにフームと感動しました。

「放射能」いろいろな意味で考えさせられます。
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