日本語も溶けている
雨の1日
まぁ、雨と言ってもザーザー降りではなくシトシトと降ってはやみの一日だった。
山の木々は萌えはじめて緑色になる前の、いわゆる萌黄色になっている。
もう、一週間もすれば周囲の山々は緑色になろんだろうなぁ。
我が家の野良スモモの真っ白な花をつけた。
それにしても・・・
テレビをつけると朝から元号が変わるからナンタラカンタラで大騒ぎ。こんなテレビを見ている必要もないのでDVDを見たり録画していた古い番組を見たりする。
それにしてもこんなテレビ番組の状況を見ていると思い出すことがある。
それは昭和が終わったときのことだ。ボクの記憶が間違っていなければ前の天皇が死んだ日の夜には秋田市に行っていた。アマチュア無線の先輩のお宅を訪問しての帰り道で天皇の逝去が報じられた夜だった(と、思う)。
町は一斉に暗くなり秋田から帰りの電車も止まるのではないかというような勢いに気持ちが悪くなったのである。
その後はあらゆる場面でいわゆる自粛ムード。テレビも真っ暗。話にならないと内心憤っていた。ま、憤りの行動は表現しませんでしたが・・・・。
ところが今は目出度いだの平成最後だのとバカ騒ぎという逆の現象が起きている。
さも、元号が変わることで素晴らしいことが起きるという幻想を持っているとしか思えない。そんな幻想をアベシンゾーがまき散らしていることは間違いない。
つまり、空虚さの構造は今から三十年前とまったく変わりがないとボクには見える。
改元や天皇退位・即位はアベシンゾーたちの政治利用そのものに思えてしかたがない。と、書いておこう。
そうそう、ついでに書いておくが昨夜のニュース番組の天気予報でのこと。元号が変わる日の日の出を「初日の出は見られるでしょうか」などと話している。
違うだろう!日本で「初日の出」ってのは正月つまり一月一日に出てくる太陽のことだとボクは考えていた。アベシンゾーのために、こんなふうに日本はどんどん溶けてゆくんだなぁ思った次第。
さぁ、明日はメーデーに行こう。本日のブログはこれにて終了です。
そうかなぁ「みんなちがってみんないい?」みんな違うだけそこからだよネ