『一人の声が世界を変えた』

自転車に乗って

 今日も暑かった。真夏日である。夏休み。とわちゃんとわかちゃんがやってくる。
 二人は自転車で南外村にある「不動の滝」までババと一緒に出かけた。汗だくになって現場まで走っていったようだ。
 帰ってきたらババがぼやくことぼやくこと。車で走っているとあまり気にならないが自転車に乗るとゆるやかな登り坂になっているとのこと。
 写真は帰り道のゆるやかな下り坂になっている三人の後ろ姿である。
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さすがにとわちゃんとわかちゃんも登り坂はつらかったようだ。でも、休まずにこぎ続けたという。
 不動の滝は流れ落ちる水量は少なかったが良かったと迎えてくれたらしい。エガッタエガッタ。


今日も一冊の本から

 先日、アベシンゾーたちの政治を変えようという人たちのツイッターを見ていたら『一人の声が世界を変えた』という本のことを書いている人がいた。早速、古本をゲット。
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アメリカのブッシュ政権を倒した声。ラテンアメリカの軍事政権や独裁政権を倒して民主的な政権にした声。ベトナム、韓国などの例。ヨーロッパの例などが元朝日新聞記者の伊藤千尋さんが現地で取材した内容を書いている。

 その中でルーマニアの独裁者のチャウシェスク大統領が忠実な党員を一万人動員して彼らを前に「東欧では革命が起きているがルーマニアは大丈夫」という演説しようとしていた時のことを書いている。
 チェウシェスクが演説を始めたら群衆の中から「人殺し」というヤジが出た。この声をきっかけにチャウシェスクを非難する大合唱が起き、独裁者は演説を中断したまま引っ込んだ。そして、暴動は「人殺し」の一言から始まったのである。
 「人殺し」とヤジを飛ばした男は、もしかしたら自分はもちろん自分の家族も逮捕、拷問、処刑が待っているかもしれない。しかし、誰かがやらなくてはいけないと決心して家を出た。家を出るときに「俺は帰らないかもしれない」と妻に言い置いたという。
 この後、ルーマニアは内戦状態になったがチャウシェスクはすぐに逮捕されて即処刑されてしまい内線は終了。ルーマニアの新しい時代が始まったのである。テレビでも流されていた有名な場面を文章で読んだ。

 ところで先日おこなわれた参院選。アベンシンゾーの演説が始まると「帰れ」コールや「嘘つき」コールが起きたという。結局、アベシンゾーは警察を動員してヤジを飛ばした人を拘束するという暴挙に出た。
 完全に独裁政権そのものである。今、勇気をもって「アベ帰れ」といっている人たちの勇気こそ正しいとボクは思う。

 著者の伊藤さんが後書きで「個人より組織が優先されがちな日本で、読者が社会変革に奮い立つきっかけとして本書を活用していただければ幸いである」と結んでいる。
 同感である。

本日のブログはこれにて終了です。

  風を受け自転車ならばどこへでも行ける気がした十二の頃は

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