『今日の短歌 Vol.5』
風は強いが好天の日曜日
今日は南外村でもかなりの強風が吹いていた。気温もそれほど上がらなく寒い感じのする一日だった。
テレビの天気予報を見ると冬型の感じなので2~3日は寒い日が続きそうである。雪が降るかどうかはわかりませんが・・・
ダンゴムシ
とわちゃんとわかちゃんは子どもだから?ガチャポンが大好きである。時々、百円から三百円くらいをジジバカからせしめてガチャポンをやって、わけのわからない物体をゲットしている。
そのガチャポンの中で五百円もするのでダンゴムシがある。これはボクが欲しいと思っていたダンゴムシである。すると、先日二人がボクが仕事から帰るのを待っていてニコニコと近寄ってきた。
「ジジ、良いモノを買ってきたよ」
「ホーッどれ」
「眼をつむっていて」
眼をつむっていたら手の中に丸い物体が入っている。
「はい、いいよ」
手を開いたら赤い球体がある。ムムッこれはボクが欲しいと言ってたダンゴムシである。早速、開いてみると真っ赤な大型のダンゴムシが出てきた。
ババを説得して五百円でガチャポンをやったきたようだ。写真にするとエビみたいな感じだが大型のダンゴムシ妙に嬉しい。
これでお終い?!
今年度1年間書いて生徒諸君に配布していた教科通信『理科通信3』は66号で終了だと思う。1週間に二コマの授業があるのでほとんど毎時間配布していた勘定になる。下の写真はつい最近配布した66号。
新型コロナウイルスの影響で、仕事がなくなってしまった。上の写真はまさか休校措置になるはずがないと思っていた時の66号である。
ところが67号を作り配布しようと思っていたものを作ることができず終わることになった。残念と言えば残念ですが・・・。
この教科通信にはボクの趣味である短歌を紹介するコーナーを設けていた。題して「今日の短歌」コーナー。いろいろな人の短歌を紹介しながら、その内容をアーでもないコーでもないと人生論のようなことを書いていた。そして、最後にはボクの下手くそ短歌をそえて・・・
今年度分の最終号を作ることができなくなったのでこれまでのコラム欄をまとめて「今日の短歌 Vol.5 楽しければすべてよし」を印刷製本することにした。いつもの年よりも2週間も早くできあがった。今回はいつもより少し多めに150冊作った。
Vol.5なので、これまでの5年間分を並べてみた。
各冊子はそれぞれA5版で60~68ページくらいのボリュームになっている。
イラストはOMG高校にいるときに絵が大好きだったSHIHOさんという子がボクの似顔絵を描いたり卒業の時に
「これっ」
と、言ってボクに置いていったカットなどを3回使った。
最後の「理科通信3」に書こうと思った「今日の短歌」をここにコピーしておきます。
『3月17日発行予定
こんな国こんな政治の中にゐてにつぽんすみれいよいよ小さく 馬場あき子
2月27日(木)午後6時。新型コロナウイルス(COVIDー19)蔓延の恐れがあるとのことで安倍晋三総理が突然「日本の小中高校の一斉休業を要請」した。
秋田県では感染者も出てないので休業にならないと思っていた。ところが全県一斉に3月2日(月)から一斉休業に入ってしまった。
皆が来なくなってしまったので『理科通信3』も66号でストップした。これで授業もないので最終号を発行しなくてもよくなった。と、言いますか尻切れトンボになり少し残念でもある。
仕方がないので最後に生徒諸君に紹介しようと思っていた一首を私への戒めとしてここに書いておきます。私の師匠とも言える馬場あき子さんの一首。
こんな国のこんな政治の中で暮らしている私たち。人間も何となく萎縮しがちだが日本スミレもますます小さくなっていると馬場さんは詠んでいる。日本スミレは何を表現しているのか?花言葉などを調べると「謙虚さ」とか「誠実さ」とかがある。そんな日本の良さが縮んでしまったことを憂えているのかもしれない。
今は高校3年生(18歳)になれば選挙権が与えられる。その選挙権をしっかり行使できるように私たち教員は政治について平和について、世の中の仕組みについて、生き方について皆にちゃんと話してきたんだろうか?ちょっとつらい気持ちがする。
まっすぐに生徒を向いてこの国の体たらくなど話したろうか 伊藤寛雄 』
この絵は生徒の落書きです。
本日のブログはこれにて終了です。
オイ猫よトマトと言う名の茶トラ猫少しは俺に愛想をしろよ
P.S. ブログのカウンターが「444444」になりそうですね。