『あきた歳時記』
素敵な一冊
先日、大曲の我が大好きな平山書店に行って郷土の本コーナーを見ていたら『あきた歳時記(2014.6.16発行)』という小さな本があった。
山田實さんの本である。即購入。
山田さんは秋田の民俗的なことをいろいろと集めて紹介している人である。地元のラジオでも秋田弁で地域のことを放送していた人だ。秋田魁新報の記者だったともいう。
秋田魁新報新年号の付録で山田實さんが編集した「秋田の行事暦」を我が家のトイレに毎年毎年貼っていたことを思い出す。数年前に付録が亡くなったのが残念である。
黒地に白の文字で新暦・旧暦・秋田の行事・秋田の言葉などを細長い紙に印刷されたものだった。もし、あれが一冊になったら絶対にボクは買いたいと思うのだが・・・。暦は捨てられるのが運命なのだがもったいないと、今更思っている。
で、『あきた歳時記』の中に「なぜか嫌われるタニウツギの花」との一節がある。
山田さんが若いときにタニウツギの見事な桃色の花をみつけて「こりゃあ、きっと喜ぶだろう」と一枝もって家に帰ったら・・・「家にいれないでくれ」と言われて戸惑ったという話である。
「ダミ花」だからと家の人にどやされたという。「ダミ」は秋田弁で葬式。「ガジャ花」「婆泣かせ」「田植え桜」「イワシ花」などと呼ばれるとも書いている。ま、縁起の悪い花といわれるのだろう。
今日、あらためて近くで1枚写してみたがとても良い花だがナァと思う。
山田さんは
「ガジャガジャとうるさく、うっとうしく、ほこりをかぶっていても、花には変わりないのですが・・・」と書いてます。
ボクもとてもいい花だと思う。、山田實さんのこの一冊とてもいいです。忘れていた(忘れちゃいけない)秋田弁を思い出させてくれます。
今朝、裏山でポンポン、ポンポンと鳴く声が聞こえる。ムムッ、ツツドリである。久しぶりに聴いた。携帯電話で録音したつもりがデータが行方不明。全くなんてこった。
東京都知事選。エジプトのカイロ大学首席卒業が学歴詐称といわれる悪い方のコイケが圧勝と言われている。そんな中で宇都宮けんじ氏が出馬表明をしたという。素晴らしい。選挙権はないが心から応援したい。
広島から選出された参議院議員のカワイアンリとかいう人の選挙違反。カワイ陣営に金をもらったということで責任をとって辞めた町長選がすでにおこなわれたという。町長が辞職する原因となった国会議員が辞めずに「被害に遭った(でいいのかな?)」町長が辞職してもう別の町長が決まったなんてバッカじゃないのと思うのだが・・・。
カワイ夫妻もそうだがアベシンゾー一味もとっとと辞めて日本が良くなるようにするしかないとつくづく思う。
本日のブログはこれにて終了です。
農作業たけなわとなり裏山にツツドリは鳴くポポンポンポン