浅舞の酒
先日、知人からいただいたお酒である。ドブロク仕立ての濁り酒は珍しくない。先日、電車の中でカシャンと床に落とした「ぬぐだ丸」は代表的かもしれない。
この写真の酒がおもしろいのは炭酸が詰まっている点である。その顛末を少々・・・。
ビンの上部には赤いシールで『注意 開栓はゆっくり静かに』と断り書きがあった。
ウーム親切じゃのう。ところで、ビンを見ると下の方に濁りが沈んでいる。振って全体を均一の濃さにしてから呑むべきだろうと勝手にボクは思った。
メインのラベルには「Shuwatoro シュワトロ 発砲にごり酒(生)」となっている。少しはシュワッとなってトロッとするくらいだろうなぁと勝手に思い込みカリッと栓を回した。
すると瞬間に泡がビン口からジョワジョワとあふれてきた。ヤバイッ。すぐにビンを斜めにして泡を抑えた。それほどの被害もなくジョワジョワはストップした。
とくとくとカップに注いで一口味わう。ピリッとして美味い。で、落ち着いて裏に貼られているラベルをチラッと読んでみたら・・・。なんと言うことでしょう。
『開栓はゆっくりゆっくりと注意してください。よく冷やしてお飲みください』
精米歩合55%と小さく書いているのを老眼鏡もかけずにボーッと見てアルコール度数が5.5%と早とちり。
なんだぁビールよりもアルコール度数が低いのか。と、思い込みビンの半分近くをグビグビと呑んでしまった。
しかし、妙に酔いが早いなぁと感じてあらためて裏のラベルを老眼鏡をかけて見たらアルコール分15%と書いているではありませんか。
要するに説明書をよく読んでからとりかかりなさい。と、いう教訓でした。
結局、720ミリリットル一人でクイクイ呑んでしまった。浅舞酒造いい仕事をしています。ごちそうさまでした。
濁り酒しかも生酒白い酒シュワリしみこむ二酸化炭素
本日は今年度一緒にタッグを組んで仕事をしてきた仲間たちとの解散会。と、言うわけで早めの生存証明ブログアップです。