無窮花
ムクゲ
小学校が夏休みになり我が家にはとわちゃんとわかちゃんが学童保育園代わりにやってきた。これから、しばらく続くのであるがジジバカはうれしさ8割、面倒さ2割ってところですかね。
それはともかくとして二人が来てすぐに近くのゴミ集積所までゴミ袋を持って出かけた。すると道の両側にはムクゲがいつの間にか咲いている。
考えてみれば今日は7月27日で夏真っ盛りである。梅雨明けしないだけで夏至から1ヶ月以上過ぎてしまった。季節的にはムクゲが咲くのは当たり前とも言える。
ムクゲを見ながら知人の歌人加藤隆枝さんの歌集『ハングルの森 六花書林 2019.7.8発行』を思い出した。加藤さんは現在、月に1回くらい秋田魁新報に短歌のコラムを書いておられる方だ。
この歌集は加藤さんが15年前にハングルとの偶然の出会いから、その魅力に引き込まれて学んだ感想や想いを短歌にしたものをまとめたものだ。一首、引用したい。
ソナギふる韓国の夏 無窮花(ムグンファ)と呼ばるるムクゲ咲き出したるや
(ソナギ=夕立、にわか雨)
にわか雨の降っている韓国の町の風景をテレビなどで見たのでしょうかねぇ。ハングルを習っている加藤さんは夏の雨の中に韓国の花とも言われるムクゲが咲いているんだろうか。と、想いを馳せているのでしょう。そして、無窮花(ムグンファ)に例えられる悲しい歴史も詠み込んでいると思うのです。
ムクゲを撮影しながら日本の嫌韓の人たちのヘイトスピーチは何でだろうなぁと一瞬思ったりした。
それにしてもアベシンゾー政権は何を考えているんだろう。このコロナ禍のときに旅行に行こう。ただし、仕事はできるだけやらないようにしよう。背中を押しながら足を引っ張るという実に矛盾に満ちた感じのことを言っている。
そのことを話したのが我が秋田出身のガースー官房長官。お得意?のカタカナ語を使ってGO TOトラブルを宣伝し始めた。
そのカタカナ語が「ワーケーション」。おそらく本人もこんな言葉の意味もわからずにただ言葉にしているだけだ。
昔、はやった言葉で「訳ワカメ」というのがあった。「ワーケーションって訳ワカメ」まったく何てこった。
秋田弁で言う「カジョワリーガラ ヤメデケレ」だ。
今日も書きます。アベシンゾーはとっとと辞めてくれ、と、
本日はこれにて。
サガシフリコイデ英語で喋るヤヅカジョワリ知ラネ オラホカジョワリ