一円玉天気
濃霧から・・・
朝、我が湯ノ又地区は濃霧。
この写真は我が家(台林)から大向の山を見たのだが霧に隠れて向こうがよく見えない。こんな日は超秋晴れになる。
勤務先に向かう時のカーラジオでは天気予報士の伊藤みゆきさんがおもしろいことを話していた。
「今日のお天気ワンポイントは、一円玉天気で夜空も見ておこう、一円玉天気で夜空も見ておこうです。今日はふっくら楕円形の高気圧に覆われて広く晴れ。九州から北海道の降水確率は0%の所も多いです。天気を崩す要素もない、もう崩しようがない晴天ということで一円玉天気と呼んでいます」
そうかぁ。こんなにデンと高気圧が居座った良い天気の日は「もう崩れない」ということで一円玉天気と呼ぶのか。と、少し賢くなった。業界用語らしいですけれどね。こんな日は夜空もきれいに見えるので夕方以降に空を見上げたらイイネと言ってました。
確かに夕方は東に火星が真っ赤に見えていて南西には木星が見えている。
ところで、仕事先で知ったかぶりをして
「今日のような高気圧の日を一円玉と言うんだと」
と言ったら、隣近所の人たちはキョトンとしていた。
「なんで一円なの、百円じゃだめ。五百円だったらもっといいのに」
ウーム・・・・。意味が違うようだなぁ。
ま、いいでしょう。その一円玉天気の高気圧が夕方のニュースで出いた。
日本は一個の太陽で覆われている。
そんな良い天気でした。ただ、秋の夕日は釣瓶落としと言われるくらいだから自宅に帰ってノブ君ちのススキを見たら、裏山に沈む夕日の影と太陽の光と半々になっていた。
この写真を撮ってから30分後には暗くなってしまった。
こんな天気の良い日にはカメムシ(アネッコムシ)が大挙して家の中に潜り込んでくる。アネッコムシも必死のシーズンである。
それにしてもスガーリンってポリシーも何もない男だなぁ。今朝、見た朝日デジタルに『菅首相の著書、改訂版が発売 公文書管理の記述消える』だ。
その著書というのが『政治家の覚悟』。
この著書に関してはスガーリンが官房長官の時に朝日新聞の記者が
「歴代のとくに保守の政治家は、歴史的検証に耐えられるようにということで、公文書管理の管理ということはかなり力を入れてこられたと思うんですけども。その中でですね、ある政治家の本では「政府があるゆる記録を克明に残すのは当然で、議事録は最も基本的な資料です。その作成を怠ったことは国民への背信行為」と、そういうことをおっしゃっている政治家もいるのですが、これを本に記されているのはどなたか、官房長官はご存知ですか」
これに対して官房長官は
『知りません』と一蹴。すると朝日の記者は
『これは官房長官の著作に書かれているのですが』
この著作が『政治家の覚悟』である。
ま、ゴーストライターが書いた著作かもしれない。だから「知らない」だった可能性もある。しかし、自分の著作だったら一応は読んで頭に入っているはずだろう。
今回、この改訂版からこの「政府があらゆる・・・・」を削除したとのこと。公文書なんか残す必要がないと言うことを公言しているに等しい。
もちろん、ボクはこの本を買いはしない。読みもしない。内容はどこが違うかもわからない。しかし、スガーリンのポリシーのなさ。情けなさにはがっくりする。
せめて、戦争中の失敗をくり返さないように教科書をクロヌリしたときのように、あるいは公文書を「海苔弁」のように真っ黒にして出すときのように該当部分をクロヌリすればよかったのに・・・。
少なくても、ボクは削除前の文章には同調する。しかし、こうやって削除するような、こんな人は信じることができない。彼には政治家の覚悟もなにもないのだ。こういう人を秋田弁では「カンジョワリ人」という。
支持率が秋の日の釣瓶落としのように落ちるのが腑に落ちるのである。
本日のアマチュア無線
7メガでコソボがカスカスで聞こえている。これじゃあできないなぁ。サラッと更新する人もいるがボクには無理だ。
ADXAの掲示板でQSLカードをゲットする為にOQRSのアドバイスをもらった。早速、試してみたが今のところチンプンカンプン。もう少し(秋田弁で言うナジンデ)挑戦してみよう。
本日のブログはこれにて終了です。
予報では崩れることのない好天を一円玉の天気と言うと