雪深い秋田の地から・・・・
好天の一日に
少し寒いが朝からいい天気。柿の実の朱色がなかなか素敵である。
先日、ボクの短歌の師匠だと思っているSさんの旦那さんが亡くなった。
すぐに行かずに落ち着いてからと思い、やっと弔問に行った。そのときに仏壇の横を見たら師匠の歌を漆の小さな板に書いてひっそりと飾っていた。
そこには「火色の柿」の歌があった。
歌の内容は秋の日の中で旦那さんが一つの柿をもいでくれた。その柿の実の色が「火色」だった。このようなロマンチックな歌になっている。恋の歌だったのかぁ。
その歌を見てあの歌集のタイトルは必然だったのだと納得したのである。
柿の実は秋の太陽をたっぷりとあびて最後の「火・日・陽」の色を輝かせているなぁと感じた次第。
今日(2020.11.27付)の朝日新聞の天声人語は矢口高雄さんの評伝とも言える内容だった。
矢口さんもスガーリンも秋田県南の奥羽山脈の懐から生まれた人たちである。その山懐に至る未知が湯沢からと横手からの違いは少しあるのだが似たような山奥ではある。
しかし、独裁者(だとボクは思っている)スガーリンと幅広く物事を見た矢口高雄さんとは天と地の違いがある。天声人語の最後の章にある内容をコピーしておきたい。
『「雪深い秋田の農家に生まれ」。永田町あたりでそんな名乗りを聞いたばかりだが、矢口さんも正真正銘のその一人。ボツや挫折、不安をすべて肥やしにして、50年に及ぶ画業を結実させた』
今のスガーリンだったら、やがて彼が亡くなったときにこんな素敵な言葉で評されることはないだろう。歯の浮くような美辞麗句はあるんだろうけれど。
と、思った次第。
じゃあ、どう書かれる?そりゃあアンタわかるでしょう。
ま、農家じゃないけどボクも雪深い秋田の山奥深い所に生まれて紆余曲折はないけど(少しはあったが)今でもそんな場所に住んでいます。
スガーリン政権。なんとしてもマイナンバーカードで国民の首根っこを押さえたいらしい。何億円もかけて、まだカードを申請していない人たちにダイレクトメールを送るらしい。バッカジャネーの。アベノマスクと同様の無駄金だ。
そんな金をかけるのならCOVID-19のためにもっと広くPCR検査をすべきだ。自民党や公明党という政権は本当にダメだなぁと思う。何が「命と暮らしを守る」だバシコギダヂめ。
もっとも彼らに投票した人たちは
「オッ政府からお手紙がきた。これは何としてもやらねば」
と、思うかどうかだが・・・。
ボクは予想している。「カネにならなければ」ほとんどの人たちは申請なんかしないと予想している。
「(COVID-19で)会見をしませんか?」とか
「GO TOの見直しは?」
など記者に叫ばれてもとっとと逃げてゆくような人を「のさばらせている」とやがてトンデモないことになる。と、ボクは怖い。
夕方、東の空に十三夜の月が上がった。
明日からの天気は下り坂だからこんな月を見ることは無理かもしれない。
本日のブログはこれにて終了です。
なぜ来ない?内閣支持の問い合わせ楽しみにしているんだけどね