『私にも絵が描けた!』
残雪
今日は暖かかった。気温は20℃近くまで上昇。それでも吾が家の残雪はしぶとく消えずに残っている。
何だか消えてしまうのがもったいないと思うような自分がいる。
南外村揚土付近を車で通ったときに遠くに駒ヶ岳が見えていた。
山腹の残雪が馬の形(駒形)になるので駒ヶ岳と呼ばれるという。しかし、どれが「駒」なのかよくわからない。
こんなのは自分で「これだっ」と思ったのが「それ」なんでしょう。
木内みどりさん
2年前に心臓病で急逝した女優の木内みどりさん。フクシマの原発事故から反原発の運動にも携わっていた。
彼女が8才の頃、リンゴの絵を描いたときにお父さんから
「なんだそれリンゴのつもりか」
と、言われてから絵はまったく描かなかったという。何だかボクによく似ている。「似てないよ、何を描いたの?」厳しい言葉だよなぁ。
木内さんが60才を過ぎた頃。たまたま何げなく描いた鳥の絵を見た娘さんに
「お母さん、鳥の足は4本だよ」
「アチャー」
「毎日、描いてよ毎日笑いたいからアハハハハ」
木内みどりさんはお父さんから「リンゴのつもりか」と言われたときの嫌悪感よりも娘さんから言われた「4本足の鳥?」は全くイヤじゃなかったと言う。
そこで、その挑発にのってみよじゃないかと思い毎日絵を描き始めた。それを1年365日継続を目標にしてツイッターに発表した。
絵を描くことは「見つめること」「発見の連続」だったという。
そして、その365日を超える絵を一冊の本にした。それが『私にも絵が描けた!』である。
木内さんが亡くなってからこの本のことを知ってネットを探した。オークションではシコタマ高い値段で出ていた。こりゃあ買えんなぁと思って1年ほど経過。先日、メルカリに1500円で出ていたのですぐにポチる。
毎日毎日ハガキ大の紙に木内さんが描く絵が続く。いいなぁ。その中の2枚の絵を見てその通り!とボクも納得。
コメントが
『「バ」「ツ」と、はっきり大きな声で言って、×をつける。このヒトは×でできている』
誰かわかりますよね。
そして、もう1枚
『バツをつける楽しみをもう一度!思いっきり力をこめて、バーツ』
こりゃあいいなぁ。
それじゃあ、子どもの頃から「オメの描いた絵は絵ジャネー」と言われたボクもやってみよう。
『ヨッタラネバシコギヤロー!でバーツ』
お粗末・・・
本日のアマチュア無線
朝方7メガ。フォークランド島、イスラエル、ヨーロッパロシア。この3局とも「73」が還ってこないのだが交信成立らしい・・・
これにて本日のブログは終了です。
注射する場面を映さぬテレビだがワクチン接種平気で映す