カダゲワリド、スガーリン
強風で肌寒い1日
今日は風が強かった。洗濯物を外に干したオッカアが
「春ってこんなに風が強かったっけ」
などと言っているが認識不足である。春だから風が強いのであるなんてご託を並べても仕方がないので「ンダよなぁ」と言っておいた。
昔は好きだった泉谷しげるの歌に『春のからっ風』というのがある。
♪春だというのに北風にあおられ
街の声にせきたてられ
こんな歌詞だった。結構、シビアな歌詞の内容で妙に自分にマッチして大好きな歌だ。でも、今の彼の芸能界での生き様を見るとフンと思っている自分がいます。
それはともかくとして今日はとわちゃんとわかちゃんを迎えに彼女たちの小学校に向かった。からっ風の中に八重桜がふるえている。
それにしても空は青い。
夕方、我が家から大向方向を見たらうっすらとしたティッシュのような月が昇り始めた。
十五夜ではあるが満月ではないという不思議な月だ。向こうの薬師堂の山に夕陽があたっている。
そして、30分後に仙北町に着いたら少し暗くなってこんな感じになった。
いわゆる「月は東に日は西に」の状態。
昨日の国政の補欠選挙ややり直し選挙で野党が三連勝したのは良かった。これから、野党はどうするかが問題だが、基本的には近い将来の政権交代だ。
これからもアベシンゾーからスガーリンにつながる誤魔化しバシコギ政治じゃあダメだってことを国民が知ってもらいたいと思うのだが・・・。
ところで、今朝の朝日新聞『天声人語』に広島の選挙結果について方言をキーワードにして書いていた。広島選管も今回のの選挙で
「だまっとれん」
と広島弁の標語を作ったとのこと。まったくその通りだ。結果は自公政権側の三連敗。当たり前のことだ。
そして、スガーリンについて最後に次のように書いている。
『今回の選挙で、大聴衆を前に遊説のマイクを握る菅首相の姿はなかった。地元秋田の言葉を借りるなら、かだぎわり(肩身が狭い)か。苦戦を強いられ、けけし(悔しい)だろうか。いずれにせよ、厳しい局面に突入したのはまちがいない』
かなりスガーリンを正しく?ディスッているなぁ。
まずは「いずれにせよ」はスガーリンの常套句。どうせ何にも考えていませんよ、オレは知りませんよ意思表示するときの言葉だ。彼が「いずれにせよ」と言ったら赤信号だ。それを「わざと」使っているように感じる。
ただ、秋田県人として疑問に思ったのが「かたぎわり」の使用例は問題ない。場所によって(南外村では)「かたげわり」になるがスガーリンはナンボガ、カタゲワリダガと思ってしまう。ンダバ、シグニヤメレ。と、つながるのだが・・・。
しかし「けけし」はないなぁ。先日、平山書店で見つけた『どこか笑える せんはたの方言 じぇん語辞典』
労作であるし同じ仙北郡の言葉を引くのに便利で面白い「じぇん語辞典」だ。
これをみても「けけし」や逆引きの「悔しい」も出てこない。もしかしたらスガーリンの出身地の言葉かもしれない。SHOさんなら知っているのかもしれないなぁ。
そこで「悔しい」を南外弁では何というベナと考えてみたら「ハラワリ」くらいしか思いつかない。「ハラワリ」はいろいろな使われ方をする。その一つに「悔しい」が入るぞと思った次第。
結論、スガーリンではないが、いずれにしても政権交代の時期だってことですね。
本日のアマチュア無線
朝方の7メガ。ハンガリーを呼んでいたがダメ。送信をやめたら逆方向からアルゼンチンが呼んでいる。ロングパスかもしれないが応答したら交信できた。
夕方21メガではどの局も呼べど叫べど交信できなかった。
書くのを忘れたのだが、昨日2時間ほどJARL主催のALL JAコンテストで60局ほど国内とCWで交信。久しぶりにトンツーをやるとHと4がなかなか打てずに5になったり5Tになったり。しばらく「何やってんだぁ」と自分にツッコミをいれながら頭の体操をやっていました。
本日はこれにて
薄ティッシュふわり飛んできたように月は東に日は西にあり