やはり忖度だよなぁ
久しぶりに湯ノ又の川にかかる橋の上から楢岡川を見た。
流れる水量が減ってきた感じがする。いよいよ水は田んぼに張られてゆくのだろう。帰り道、隣の家に桃色の花が咲いている。何の花だろう?
今日は新たにCOVID-19対策の緊急事態宣言を北海道、岡山、広島などに発令するとのことでスガーリンが午後8時から記者会見をやっていた。
結局、緊急事態宣言も蔓延防止対策も似たようなもの。何をやろうとしているのかがよくわからない。そんなことを思いながらネットを見ていたら時事通信のページでは内閣支持率の発表をしていた。
なんと言うことでしょう内閣支持率がスガーリン過去最低の32%に下落したとのこと。エッ?まだそんなに支持している人がいるの?と思ったのだが・・・。支持率の最低の下落は国民の怒りの表れと言えるだろう。
COVID-19対策に納得がゆかない人が64%だから約2/3の人たちが「何やってんだ?」と感じていることを示している。
ところで記者会見の模様を見ていたが相変わらずダメ。国会で答弁したようなボッカレ蓄音機ではなかったが、さすがに片鱗は見せていた。
質問の内容にまともに応えられない。論点がわかっていない。説明ができない。ないないづくしの1時間ほどの記者会見。お話になりません。
司会者がフリーランス記者の江川紹子さんにあてた。江川さんはオリンピックについて質問。
「選手の管理は徹底するというのだが、同行する何万人ものマスコミ、周辺の人たちについての対策はどうするのか?」を質した。
この質問を聴いた時にボクは「こりゃあ、まともに応えられないんだろうなぁ。NHKも中継を切るぞ」と考えた。
案の定。
スガーリンは立ち往生気味に。そして、すぐにNHKは中継を切った。必ずそうなると考えていたのでネットの同時中継も同時に流していた。
最後まで記者会見をみたのだが、結論から言えば「まったく収穫なし」ってこと。やはりダメだなぁとつくづくガックリした次第。
五輪は中止しかないのだ。
話変わって。昨日の秋田魁新報朝刊に『(ワクチン高齢者接種)市区町村、7月完了86%』と一面に掲載された。
ここに全国の都道府県のワクチン接種完了時期の見込み一覧が掲載されている。
なんと言うことでしょう。吾が秋田県は56%と全国最低の完了見込みだ。これを見た時にボクはこれがまともな数値だろうなぁと感じていた。86%の実現なんか有り得ない。
今、秋田ではワクチン接種がおこなわれている。吾が家のオッカアも先日接種を終えたという。ただ、申し込みの電話は1時間以上かかって必死にリダイアルしたとのことだ。
こんな状態では、自衛隊を連れてきて順調に進んでも7月末には半数程度の実施率なのは想像できる。
ところが、この数値を見て秋田出身とかいうスガーリン。
「ショックだ」
などと発言したらしい。その発言を受けかどうかはわかりませんが秋田県知事のサタケ氏が「アタマに来たらしく(7月末まで接種が)終われるわけがない」と反論。たまには良いことを言う。
国の対応を疑問視した発言をしたという。そのことが今朝の秋田魁新報一面に『(ワクチン接種)11府県、前倒し回答 市町村と時期を調整』が掲載された。
つまり、「国に、なんとかならないか」とせっつかれて自治体が忖度したってことか明らかになった。
サタケ知事は
「総理の顔をたてろってこと」との談話も発表している。
結局、五輪ファーストのためのCOVID-19対策でドタバタドタバタしているスガーリン政権の「尻拭い」を自治体でやらされているってことだ。
しかも「やれます」と回答した自治体の言い訳がすごい。
「医療従事者がきちんと配備されたら・・・」
だったようだ。それにしても忖度忖度政治は変わらない。こんな政治じゃダメだなぁ。
本日の結論。
先日の国会テレビ中継で立憲民主党の議員に
「あなたは五輪ファーストです」
と、指摘されて
「失礼ではないか」
などとスガーリンは気色ばんだが、その後のボッカレ蓄音機ぶりでは五輪ファーストを白状していたも同然だった。
もう一度書く。東京五輪はやめてCOVID-19対策に全力を集中すべきなのだ。
本日のアマチュア無線
14メガ。夕べ日付が変わる頃FT4でエチオピア。
21メガ。オーストラリア(タスマニア)、インドネシアのQRP局。
1局でも2局でも交信できると「電波が飛んでくれた」とホッとします。
本日はこれにて。
テデッポッポー裏山で鳴くキジバトの声ゆったりと里に広がる