転がる石でも・・・

雑草に化した・・・

今、道端には多くの白い花が風にゆらいでいる。
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ほとんど雑草と化したマーガレット。これはこれで、すごいですねぇ。

今日、図書館に行って読売新聞を見たら一面トップに『G7 五輪開催支持へ』とある。
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エッ?G7ってそんなことまで決めるのか。と、思って中味を見てみると。13日からイギリスで開催されるG7サミットに出席するスガーリンが出席国に「五輪に賛成してくれ」とお願いするということらしい。
さすが、政権の広報誌である。まったく決まっていないことをバーンと、さも決まったことのように発表する。こりゃあ、先日の世論調査でスガーリンの支持率激減のご機嫌取りかと考えてしまった。

さて、今日は党首討論がおこなわれた。リアルタイムでは仕事の都合などで見ることができなかったのでラジオや録画で確認した。
相変わらずスガーリンはダメ。東京五輪を開催することによってリスクをどのように考えているのかについてまったく質問に答えようとはしない。
立憲民主党の質問では延々と自分が高校生時代に見たと言う前回の東京五輪について話し始めた。バッカじゃないの。と、車の中で怒鳴ってしまった。何が東洋の魔女だ、何がアベベだ、何がヘーシンクだ、何が感動だ・・・・。

今朝の朝日新聞の『多事奏論』で編集委員の駒野剛さんが『コロナ禍の五輪 転げ落ちる石 首相は傍観者か』とのコラムを書いている。
昭和天皇が東条英機を任命したことを書いて、戦争が拡大しないことを願っていたようなことを書いている。その東条英機は天皇の思った咆哮には進まなかった。そして東条の語ったという内容も引用して次のように書いている。

東条「戦というものはね。山の上から大石を転がすようなものだ。最初の50センチかせいぜい1メートルぐらい転がった時なら、数人の力でとめることもできるが、2メートル5メートルとなれば、もう何十人か何百人かでなければとめることはできない。それ以上になれば結局谷底まで、行きつくところまで行かねば始末はつかないのだよ」
結局、こんなことを言って自ら始めた戦を傍観する宰相の下、日本は亡国の急坂を転げ落ちていったのだ。
続けて
「今、コロナ禍という国難の中で五輪という大石が転がり続けている」
しかし、日本の宰相は開催前提の姿勢を変えていない。
菅首相は五輪の傍観者なのか。そう印象づけたのが3度目の緊急事態宣言を決めた4月23日の会見
「開催はIOCが権限をもっている。IOCが東京大会を開催することをすでに決めている」と述べた。事実とは言え、まるで人ごとのようだ。
結論として
国民の安心安全を守る最高責任者など日本にいないと思えてならない。ならば命を守るには、政権などに頼らず、谷底におちない知恵と力を各自がこらすしかない。

なんと悲しい日本にボクたちは住んでいることか。と、このコラムを読んで考えた。

このコラムで言うようにスガーリンが当事者能力が欠如していると思ったのが今日の党首討論。維新代表の質問「東京で開催するのだから東京都知事が顔になってやるべきことだ。政府には関係ないともいえるのでは」
などと質問したら。スガーリンは我が意を得たりと思ったのか
「その通りである」
などと答える始末。ここではバカヤローと呟いたのである。

ダメだ。東京五輪は中止しかない。どんなに大石が転がり落ちていようと・・。


本日のアマチュア無線

7メガ。ハワイと交信。こんな近場でも必死に呼んでようやく交信成立。交信して貰っただけでもありがたいですね。


本日はこれにて。

  目の前をカラスアゲハは悠然と飛び去り雲に溶け込んで 夏

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