絵手紙です
夕焼け
午後7時。吾が家は裏山が近いので夕暮れが早い。その分の夕焼けを東の空に見ることができる。つまり、夕日の照り返しと言いますか東の空に浮かんでいる雲に赤い色が映るからなんです。
そんなわけで、この写真は東空の夕焼けです。
文化祭にて
今、我が社では文化祭。残念ながらコロナ禍のために一般公開はない。すべて校舎内と言いますか在校生諸君だけで文化祭を楽しんでいる。気の毒なことだ。
今日は第一日目。新しい職場ですからボクの出番はなし。ま、仕方がありません、校舎内をウロウロしながら生徒諸君がワイワイと楽しんでいる場面を見ていた。
そんな中に一年生諸君全員による『絵手紙コンテスト』があった。自分の好きな「誰か」に宛てて絵手紙を書くと言う趣向らしい。
ウーム・・・と見ていたら。なんと言うことでしょう。こんな絵手紙がありました。
「送る相手」がボクではあ~りませんか。
その文面には少し前に教科通信で配布した短歌を引用している。
「ハゲてますシワもあります目ショボですそれでも理想を捨てなきゃ 若い」
そして、一言。
「この俳句、好きです」
と、ある。短歌だけどなぁ。でも、ま、いいか。
そして、なぜボク宛だったかの理由をハガキの下に書いていた。
『化学は嫌いですが、先生の授業は楽しく、おじいちゃんのようです。似顔絵を描くのを、きわめました』
このボクの短歌っぽいのを紹介したのは授業の時に次のような内容を伝えたのです。
『青春はみづきの下をかよふ風あるいは遠い線路のかがやき 高野公彦『水木』
高野公彦さんは朝日新聞の歌壇の選者で多くのファンを持つ歌人です。
青春はみづき(ハナミズキ)の花の下を吹く風のようなもの。
そして遠くまで光輝いている線路のようなもの。と、詠んでいます。
今、みなは青春ど真ん中です。悩みもあろだろう。そして夢もあるはず。青春とはなんとうらやましい時間であることだろう。と、私も皆の年代の頃を思い出します。
でも、けっして年老いたとは思わないことにしています。ハゲたりしわが増えて身体的には老化しました。でも理想を失わないようにしています。情熱がなくなった時に青春は消えるのでしょう。今、皆が15~16歳だったとしても・・・・です。
だから高野さんはどんなに年老いても青春なんだと言うことを「遠い線路のかがやき」と詠んだのでしょう。
ハゲてますシワもあります目ショボですそれでも理想を捨てなきゃ若い』
考えてみると4月から一度もマスクを外したことがないのでボクの顔を見たことがないのです。だから常にマスクの似顔絵になってしまうのですね。もっと落書き道を極めてくれ。
この1枚の絵手紙だけで今年の文化祭はサイコーだゼ。
今日は午前中の仕事場で文化祭の見学。午後は秋田市の文学資料館に出かけた。母さんも元気そうで何よりだった。母さんの笑顔を見るとホッとする。
午後7時からスガーリンの記者会見があった。緊急事態宣言解除についてだ。
結局は東京五輪を開催するために何が何でも緊急事態宣言を解除する必要があることなんだってことが記者会見の端々に出ていた。
スガーリンには「政治的な信条も何もないなぁ」とあらためて感じた次第。
今、最もCOVID-19の感染や蔓延を防ぐのは東京五輪開催中止しかない。「今さら」なんて考える必要はない。「今すぐ」中止すべきだ。
本日のアマチュア無線
14メガ スペイン領のセウタ&メリリャ
7メガ USA(WVとGA)
それ以外は飛びませんし拾ってくれませんでした。
本日のブログはこれにて。
絵手紙の相手にボクを選ぶとは人を見る目があると思うゼ