ギャンブル五輪はやめろ!
梅雨ですね
朝方はくもり。仕事先から帰ろうと思って外に出たら雨。夕方、外を見たら晴れ。目まぐるしくクルクルと天候が変わるのが梅雨なんでしょう。
そんな中で隣の家に咲いている雨に濡れるアヤメです。
昨日、吾が南外村の短歌会『楢岡』の定期刊が届いた。
383号になる。昭和36年頃~続いている。今は季刊になっているが昔は月刊で発行していたと聞く。
3月末。同人の方の旦那さんが川漁に出て行方不明になる事故があった。そのことを奥さんが詠んでいる。
鴨万羽投網うつごと発つ春の雄物の川に漁り船こぐ
漁に出て帰らぬ夫を川岸に叫べど速き波に消されぬ
川下の瀞に見つかりし夫の船ほつとしたるもなべて悟りぬ
前世は魚でありしや生まれたる川に還るごと夫は逝きぬ
生き甲斐は川漁とつね言ひし夫川に隠るは本望ならん
川ゆ未だ戻らぬ夫を「水葬と思へよ」友のなぐさめくれぬ
3ヶ月経った今も旦那さんは戻ってきていない。
この短歌を読みながら、張り裂けるほどの悲しみがありながらも、自分に納得させることの大切さ。そのことを短歌は表現する。ボクにはできんなぁ。勉強せねば。
東京五輪は中止しかない。
「選手たちがオリンピックのために必死に取り組んできたことに報いるべきだ」論がある。その通りだ。
でも、東京オリンピックによって東京・日本・世界はCOVID-19状況が最悪になる可能性は大きい。
五輪選手たちは五輪出場の栄光で今後は「飯をくってゆけるだろう」。だから外国選手の中には「ワクチンは打ってきていない。ワクチンは大会後に打ちますよ」などと言う選手達がでてくる。
そりゃそうだ。ワクチンを打ったらせっかく継続した練習がパーになる可能性さえある。もっと言えばCOVID-19に感染したら運が悪いくらいにしか思っていない。日本の普通の国民のことなんかまったく考えていないとも言えよう。
マルカワだのハシモトだのスガーリンだのが言う「アンシンアンゼン教」のバブルは壊れているも同然なのだ。
やがて「国難」とよばれる事態に発展することは間違いない。だからこそ、今はCOVID-19渦の日本で国民の命を賭けるギャンブル的な東京五輪はやるべきではない。
本日もアマチュア無線は聞くことも呼ぶこともできなかった。残念。
本日はこれにて。
「川に生き川に還って行ったよね」賢しらに言ったオイラはバカだ