隠蔽体質は「桜」と同じ

朝方、雨が降っていたが午後から何となく晴れた。今日で2022年度は終わりである。湯ノ又台林地区を歩いていたら雪の消えた斜面にバッケが顔を出している。
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しかし、台林から金屋方面を見ると田んぼの雪はまだまだ消えない状況。
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田んぼが顔を出すまではもう、2~3日ほどかかるだろう。



野田知佑さんが亡くなった。今朝の新聞に逝去の報が掲載されている。
40年以上前から野田さんや仲間の椎名誠さん、秋田の昭和町出身写真家の中村征夫さん、イラストライターの沢野ひとしさんたちのファンだった。
この人たちが執筆していた雑誌『本の雑誌』も何十年も愛読していた。今は残念ながらやめましたが・・・。
野田さんはカヌーで世界中を旅している人だった。その生き方に何となく憧れていいなぁと思っていたのである。合掌


ウイル・スミスという役者がアカデミー賞受賞式で司会のコメディアンにビンタをしたということでてんやわんやである。
ビンタをしたウイル・スミスはもちろんダメだ。
だが、そのビンタという行為ばかりが取り上げられている。司会をしていたコメディアンがウイル・スミスの奥さんが病気で丸刈りにしている頭をからかったということがことの発端だったという。
そのコメディアンの話したことは完全に言葉の暴力そのもの。その言葉の暴力に対してどのように対応するのか?このことが全くと言っていいほど取りあげられていない。

とても難しい問題である。表彰式に参加していた会場の人たちの反応はどうだったんだろうか。単なるジョークとしてとらえてエヘラエヘラと笑っていたんだろうか。いろいろな問題がありそうだ。
ボクが「あんたのつるっばげ頭はねぇ」などと言われたらボクならどうしたんだろうなぁ。少なくてもこの「頭がはげている」とか「頭を丸めている」などは日本人好みの、ボクにとってはとても嫌~~な話題ではある。慌てて書くのだがボク自身はハゲているとかツルッパゲとか言われても相手が誰かがわかればそんなに気にはしない。それは身体の特徴や病気になったことなどを笑いやからかいのネタにされても、それらのことは自分ではどうしようもないことだから、そんなふうに言うバカがいるんだろうナァ日本人ってバカだよなぁと思うことにしている。
しかし、後の方で発言者が誰かわからないようにコソコソとあるいは「これみよがし」に言う人間がいたらそりゃあ怒るだろうなぁ。

何だか話がずれてしまったが暴力とは何か?を考えるいい機会だと思うのだが・・・・。


共産党の穀田さんが防衛省が反戦デモを取り締まろうとしる意思があったことについて追求したとネットに出ていた。
簡単に経緯をまとめておきたい。
2020年2月 防衛省は記者を対象に勉強会を開催。その時に防衛省は資料を配付。その資料には安保法制(当時反対していた戦争法案かな?)を発動する事態の場合にグレーゾーンの事例をあげた。その資料の中に市民による「反戦デモ」をあげていたとのこと。
ところが参加の記者から「『反戦デモ』の用語は不適切ではないか」と指摘を受けた。
そこで防衛省は次の日に資料を回収して『反戦デモ』を『暴徒化したデモ』と書き換えて再提示したとのこと。
そのことについて穀田さんは「例え、書き換えても『反戦デモ』がいつ暴徒化するか分からないと(反戦デモを)敵視する姿勢には変わりがない」と指摘したとのこと。
ところが防衛省はこのような資料は1年間は保存する必要があるが、すぐに廃棄したと説明したという。
アレッ?これって「桜を見る会」と同じ構造なのだ。都合の悪い資料は「間違って廃棄」するというのが常套手段。つまり、隠蔽体質そのものと言える。

この前、北海道の裁判書でアベシンゾーの演説にヤジを飛ばした人を排除したことを違憲・法律違反と断じた判決ともつながる。つまり、反戦デモやヤジを飛ばしたりするのは国民が憲法に保障された表現の自由なのだ。
こんな防衛省のような対応がなされたらウクライナにロシアが侵略していることに反対するデモも取り締まられることになってしまう。

自眠党やイシン、コクミンなどは憲法改悪だと言ってはばからない。つまり、戦争を簡単に遂行できる国にしようとしているのだ。
絶対にダメだ。
日本のマスコミよ、こんな防衛省の姿を「桜」と同じように大きく報じてくれよ。
と、強く思う。
結局、ネット空間でしかこんな情報がないのは残念としか言いようがない。


今日のアマチュア無線

今朝は雨模樣だったので空は見えなかった。昨朝は午前4時過ぎになると南の空にはサソリ座の赤星が見えて東の空には金星がギラリと輝いていた。天体は確実に春へと移行しているのだろう。
やはり160mはダメだ。ほとんど見えてこない。夜もマーカーとなるアメリカの西海岸の局やニューカレドニアなどがまったく見えない。
そんなわけで今朝は14、21MHzに移動してバンドニューのセイシェル諸島やアゾレス島などを呼んでみると交信できるのでありがたい。そして、交信できたのが妙に嬉しいのである。


セロリー日記

一暴れすると床に寝そべってのびのびとしている。
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この姿を見ると毎日同じようなことを書いているのだがデカくなったなぁと思う。

本日はこれにて。

  アッいかん!ロシア侵略戦争に一喜一憂する自分がいます

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白紙も危ない

 今日、TVを見ていたら、ロシアで、何も書いていない白い紙を持っていただけで拘束される人、拘束する人の様子が放映されていました。自分の意に添わない人を排除する、権力の暴発の典型のように見えました。
 そういう国にならないように気を付けて行かなければならないなと改めて思いました。
 雪だるま 作ると危ない あの国は

なんでもかんでも・・・

町や空にさん

そうですか。
体制に反対していると「思えば」白紙だろうがなんだろうが
拘束の対象にしてしまう。
昔の諺で「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」という言葉を思い出
します。とにかくなんでもかんでも取締の対象にする。
そんなロシアのような国があるのでしょう。もしかしたら日
本も黙っているとやがてそうなる可能性もあると思います。
気をつけなければいけませんね。

「雪だるま」の川柳は怖いですね。
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