「普通」の大切さ
暑かったですねぇ
朝の天気予報で30℃超えの予想を出していた。
ヤバイッ。そんなに気温は高くなるのかと思ったら本当に暑くなりました。30℃を超えていました。
朝方、眺めた夏至の青空です。
今朝、通勤途中のラジオでチラッと聞いた養老孟司さんの内容が面白かった。途中から聴いたのでタイトルはよくわからないが内容は「普通のことはとても大切」ということだった。
で、興味深かったのは次のような話。
『僕(養老孟司さん)は昆虫が大好きでよく採集しています。ただ、珍しい昆虫ではなくその辺に普通にいる昆虫です。昆虫好きの人にはバカにされますが普通の昆虫が普通に生存していることはとても大切なことなんです』
この話を聴きながら先日Gypさんがブログのコメントに書いてくれたことを思い出した。
『Hi-Rockさん、DXのモチベーションは釣りに似ていて、大物がダメの時は沢山の雑魚を漁すればスッキリかもHi。きっと、雑魚に大物が混じる時がきます・・・これがDXing太公望の楽しみです』
アマチュア無線局が出ていると言うこと、もっと言えばアマチュア無線が運用できることは「普通」ということ。その普通があるからこそ時々出遭える珍しい局が光ってくるのでしょう。
いろいろな意味で普通の日常がどれだけ大切なことかを認識した次第。
普通の日常でもう一つ。
昨日(2022.6.20付)の秋田魁新報に男鹿の五里合地区で計画されている風力発電に反対する声明を発表したことが掲載されていた。
実はこの風力発電については短歌の仲間のESさんから
「風力発電のことが地元で起きていて反対したいんです。どうしたらいいんでしょうか」
と、話を聴いていた。
ボクは30年ちよっと前に南外村に勃発したゴルフ場計画に反対した経緯を少し話した。あの頃、ボクは反対運動の事務局長だった。ゴルフ場計画によって南外の自然が破壊されることが一つのポイントだった。集会を開いたり署名運動をしたことなどなどをポツポツと・・・。
多くの人たちが貴重な野草、野鳥などなど南外に住むデータを寄せてくれ、公民館で反対の集会なども開いた。
もちろん署名も結構集まり最終的に南外村議会では誘致を否決した。この運動は小さな村では画期的なことで新聞でも大きく取りあげられた。
こんな話をしながら、ダメだと思うことをダメだと意思表示しなければ将来、その事業が実施されても自分に納得ゆかないはずだとも話した。
昨日の記事を読むと五里合地区の貴重な自然が大規模な風車によって破壊される可能性を示している。
地元に金が落ちるとか、全く放置されている山が利用されると儲かるなどという人たちとの対立はあるだろう。しかし、金でねじ伏せられる事業を色々と見てきた。新屋のイージスアショアもその類いだったのかも・・・。
普通の生活が壊れてしまうのだ。普通の生活がどれだけ大切なことなのか。その普通がとても難しいと思う。だからこそ男鹿の五里合地区の風力発電反対運動を支持したい。
今朝の養老孟司さんの話を聞きながら車を走らせた。
セロリー日記
セロリーは窓に映る自分の姿に驚いて走り回ったりする。
この写真を撮った後で自分を見つけて驚いて走り回っている。的だと思っているのだろうなぁ。
本日のアマチュア無線
中国とインドネシアと21MHzで交信。少しずつ少しずつ普通の交信をしようと考えている。
本日はこれにて
ツツドリもホトトギスも聴く我が家にはカッコウだけが聞こえてこない